MUPとLimグループの闇を分析【僕がMUPを退会した理由】

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こんにちは、旅リーマンのZuminです。

僕は先日まで、ネット上で炎上している竹花氏が運営するオンラインスクールのMUPカレッジに通っていましたが、これを機に退会することにしました。

※炎上に内容に関して知らない方は、ここでは詳しく説明しないので、ネット上でググってみてください。

理由としては、運営会社であるLimグループや竹花氏について、どうしても看過できない事柄がいくつかあり、それがビジネスパーソンとして信用を失うものであったからです。

そんな記事を書いている僕は、実際に6ヶ月間ウサギクラスという有料会員として勉強しており、口は悪いけど有益な情報が多く、周りの経営者の知り合いも何人か入学していたので思考停止で全てを信用していました。

この炎上に乗るつもりはなかったのですが、MUP退会となった決め手について元会員として事実を分析し、記事にすることに決めたので、興味のある方はご覧ください。

もくじ

  • Limグループのフィリピンにおける実態
  • バイアウトというミスリード
  • ハーバードビジネススクールではない?
  • さいごに

Limグループのフィリピンにおける実態

Limグループのフィリピンにおける実態

まず、僕がMUPに入会した最大の理由は、竹花氏のYouTube動画、そしてフィリピンでの事業という共通点に興味を持ったことがきっかけです。

僕自身が拠点にしているフィリピンでの寄付活動や、飲食事業をYouTubeやLim社のWebサイトで調べ、「自分より若く、こんなすごい人がいるんだ!」と感動したのです。

寄付活動は3名に奨学金を支払い、滑り台や科学室の改修として実際に行っていたようですが、学校の運営には一切関わっていなかったことが明るみに。

これは、MUP生向けの動画でも、誇大表記があったと謝罪しています。

カフェの運営

ただ、僕が納得がいっていない点はまだあります。

その1つが、Toby’s Estateというマニラに複数店舗を展開するカフェの運営です。

あたかも、フィリピンでLim社が運営しているかの様に飲食事業として公式サイトに記載しておりました。(現在は削除済み)

気になって、ネットでオーナーの名前を検索すると全く違う人の記事が出てきて、実際にどなたかが問い合わせで事実確認をしたところ、全く関わりがないことが証明されました。

Toby's Coffeeオーナー名
出典:Google Search

オーナー紹介記事:Toby’s Estate Owner Chut Cuerva Talks About the New Toby’s Estate in Ortigas

そして、さらなる問題はオーナー制度として過去にMUP生に共同出資を募っていた形跡があるのです。

MUPオーナーフォーム
出典:https://lim-administration.herokuapp.com/mup_owners/new

オーナーが違うとはっきり証明された今、ここに出資してしまった人がいなかったか心配です。

もしいたら明らかに出資詐欺行為なので、会社としてきっちり事実関係を説明をする必要があると思っています。

フィリピンオフィスの実態

さらに、フィリピンにあるとされている法人の実態も怪しいなと感じています。

先日、動画で各国にレンタルオフィスは借りていると釈明していたなのですが、実際にフィリピン法人「Lim Asia, Inc.」としてマニラにあるオフィスの住所を見てみるとNicanor Garcia, Makati, Metro Manila, Tower C F20-14と記載されています。

ただ、この住所はSM Jazz Residenceという普通の住居用コンドミニアムで、オフィス用ビルではありません。

僕も昔この近くに住んでいましたし、少し前に突然壁が崩れ落ちたということで、話題にもなり現地在住者の間ではよく知られている建物です。

それはさておき、フィリピンの法人登記でコンドミニアムの一室の住所を登録することは不可ですし、レンタルオフィスを借りているのであれば、その住所を記載すべきですよね。

過去の動画で、GT Towerという一等地にオフィスがあると言っていましたが、これも本当ならGT Towerの住所が記載されるべきですね。

以上のことから、周りには海外のことならバレないだろという魂胆が見えてしまい、幻滅してしまいました。

バイアウトというミスリード

バイアウトというミスリード

次に、香港のネイバー社への3社バイアウトに関してです。

プロフィールには、盛大にバイアウト3社経験と書かれていますね。

この真相は、すでにM&Aバンクさんで解説されていますが、これもかなり怪しいです。

経緯

Lim Groupは、2020年の6月1日に以下のプレスリリースを出しています。

当社は、2020年5月25日開催の取締役会において、以下のとおり、2020 年 6 月 1 日を以って、株式会社Lim、株式会社LimGlobal、香港法人Marketing Data Solution Limited、(以下、「Limグループ」といいます。)の各社全株式および事業を香港法人 Naver Technology Limited (以下、「ネイバー社」と言います)へ譲渡することについて決定いたしましたので、お知らせいたします。
【譲渡対象会社】 香港法人Marketing Data Solution Limited 株式会社LimGlobal 株式会社Lim

僕自身もこのリリースを当日に見ており、LINEを傘下に持つ韓国のNaver社の香港法人への売却が決まったんだと思い込み、生徒ながら誇りに思っていました。

しかし、よくよく調べてみるとNaver社は香港に法人を持っておらず、上記M&Aバンクさんの動画内でNaver社に直接問い合わせをしても、「全く関係のない案件」と否定されています。

気になった僕は、香港の登記情報を調べられるサイトで、Naver Technology Limited社について検索してみました。

NAVER香港登記情報
出典:https://www.hkgbusiness.com/en/company/Naver-Technology-Limited

すると、NAVER TECHNOLOGY LIMITEDは別名「椿設計香港有限公司」という情報が出ており、売却の2ヶ月前に「NAVER TECHNOLOGY LIMITED」へ社名変更がされていることがわかりました。

竹花氏はひたすら「もう売っちゃった会社だから関係ない」と動画内でもアピールしていますが、実質的には社内の組織変更で、Lim Groupにあることは確実だと思っています。

その証拠に、会社売却後の2020年6月9日に設立した「Lim Consulting」という会社のサイトにも確認できます。

LIM海外拠点
出典:https://www.lim-fund.com/

売却後にも関わらず、香港のMarketing Data Solution Limited、株式会社Lim Globalそして、株式会社Limの3社すべてがグループ会社として記載されているのが確認できます。

これは、MUP生ならピンときているかも知れませんが、以前ライブ授業で紹介された「節税戦略」のスキームを利用していると思われます。

・香港のシェルフカンパニー(他人名義のペーパーカンパニー)の権利を買う
・ノミニーと契約して株主に入ってもらう
・表面上は他人の会社だが、実質的に自分の利益になっている

このスキーム自体は合法(グレー)とされており、株主も竹花氏のみなので、説明の義務はないのかもしれません。

ただの組織再編という実態を、バイアウト経験とし、あたかもあのNaver社に見せかけたことは批判されても仕方がないなと感じます。

ハーバードビジネススクールではない?

ハーバードビジネススクールではない?

最後に、ハーバードビジネススクールに「700万円を払って勉強している」と常に語っていましたが、これも疑問です。

これに関しては、実際にTwitter上で調べた方がいらっしゃいます。

ハーバードビジネススクールハーバードビジネススクールオンライン
価格$73,440$1,050〜
期間2年3〜17週間/1コース
MBA×
出典:ハーバードビジネススクールハーバードビジネススクールオンライン公式

この2つでは大きな違いがありますね。

確かに前者の大学院を修了している様であれば、700万円近い金額になりますが、オンラインであれば1コースで1600ドルほどで、条件を満たせば誰でも取得できるコースなのです。

修了書証明
出典:MUPうさぎクラス向けYouTube動画

MBAを取ったという公言はしていないものの、700万円のコースという発言は何度も耳にしていますし、証拠の修了書として動画で出されたものは「ONLINE」という記載が明確にあるので意図的にミスリードしていることは明確です。

HBSオンライン
出典:https://online.hbs.edu/courses/finance-accounting/

竹花氏は、常々「権威性」が大切ということは授業を通して言っていましたが、あたかもハーバードのMBAコースに通っているかのように権威性を利用し、授業に説得力を持たせるというやり方は納得がいかないものがありますね。

さいごに

さいごに

ということで、個人を攻撃する意図は全くありませんが、一度信じた人に裏切られてしまうと、どれだけいいことを話していても全てを疑わざるを得ません。

竹花氏は、「ファンを作れば、勝手に自分のことを調べてくる」と言っていたのですが、その割にリスク管理が甘く、ここまで人は騙せてしまうものなんだなとある意味感心しました。

確かにMUPでは、マーケティングや財務に関しては非常にタメになるコンテンツも多かったですし、「何より学びに投資をしなさい」と我々の心を動かしてくれたことは事実です。

しかし、ないものをあると見せブランディングし、夢を見させて人を集めたという事実は信用が第一のビジネスマンとして、疑惑に関して説明責任があるのではと思います。

今のところ、MUP生限定の謝罪動画を見ている限り、核心には触れていませんでしたし、今後も詳しくは説明されないかもしれません。

個人的には今回の騒動で、身をもって何が大切か、そして全てを性善説で鵜呑みにせず自分の目でしっかりと調べ確かめることの重要性を痛感しました。

こうなってしまった以上、MUPに入ってしまったこと自体も人生の学びとして、今後の活動で役立てていきたいなと感じました。

この記事が、MUPで学ぶ人の参考になれば幸いです。

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