【メタバースへの入り口】Metaheroってどんなプロジェクト?
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Metaheroについて知りたい人「Metaheroというメタバースプロジェクトが気になる。どんな仕組みでどんな会社が運営しているの?Metaheroの将来性はどうなの?」
こんにちは、旅リーマンのZuminです。
そんなMetaheroに関する疑問を持つ方向けの記事です。
メタバースがブームになりつつありますが、一口にメタバースプロジェクトと言ってもキャラクター風のアバターから、リアリティを追求した3Dの世界に二極化しています。
今回は、その中で最も現実世界に近いメタバースを追求する「Metahero(メタヒーロー)」という激アツプロジェクトについて解説していきます。
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もくじ
- Metaheroってどんなプロジェクト?
- Metaheroの特徴と仕組み
- Metaheroの将来性とは?
Metaheroってどんなプロジェクト?

Metaheroは16KのウルトラHDのスキャンを活用し、自分の姿や現実世界に存在する物体をメタバース空間に登場させることを可能にする技術を提供するプロジェクトです。
超リアルな3Dスキャンが実現できることから、ゲーム、VR、ソーシャルメディア、オンラインファッションなどのサービスで利用されることが期待されています。
Metaheroはこの技術を活用し、トークンベースの経済圏にアバターを統合することで、現実世界に最も近いメタバース空間を実現できるとしています。
パートナーとして、3D技術の世界的なリーダーのWolf Studioと提携。
さらに、Sonyポーランドが公式パートナーとなり、カメラ機材「Sony α7R IV」を200台提供したことで大きな話題となりました。
Metaheroってどんな会社?

Metaheroは、2021年5月にポーランド人の起業家であるロバート・グリン氏によって設立された3Dテクノロジー企業。
元々は「Metahero Limited」としてイギリスで法人登記しましたが、事業的なメリットを考え、2021年9月にドバイへ移転し「Metahero FCZO」として再稼働を始めました。
CEO・創業者 | ロバート・グリン |
COO | ジェレミー・ロペス |
CMO | バリー・シン |
CBDO | アレックス・グリン |
グリン氏は、Codewiseという広告テクノロジーの会社を設立し、ヨーロッパで2番目に急成長を遂げたとしてForbesに特集、Financial Timesにも3年連続で特集されました。
その後、暗号資産のビジネスに注力するためCodewise社を約40億円で売却し、その資金と仲間を元手にMetaheroを立ち上げました。
その華やかな経歴と実績から、彼ならとんでもないことを実現するのではないかと期待せざるを得ませんね。
Metaheroの特徴と仕組み

Metaheroの特徴と仕組みは、大きく分けて以下の3つとなります。
- 3Dアバター
- 3D NFT
- HEROトークン
3Dアバター

メタスキャナーと呼ばれる巨大な機材で、すべてのユーザーが自分やあらゆる物体を高精度のウルトラHDでスキャンすることができます。
ユーザーはMetaheroのアプリをインストールし、メタスキャナーの中に入るだけで、2分でアバターを作成することができるのが特徴です。

実際にドバイで行われたブロックチェーンサミットでメタスキャナーが公開され、ハイクオリティの3Dアバターが出来上がる様子が見れます。
2022年には、ドバイをはじめとする3拠点にメタスキャナーを設置する予定となっています。
3D NFT
仮想空間でのアセットとなる3D NFTへのスキャンは、メタスキャナーの使用時間に応じてHEROトークンを支払う形になる予定です。
アーティストや美術館と提携して、世界中の様々な場所から3Dスキャンが利用できるようになる予定で、誰でも簡単に3D NFTアセットを作成することができます。
実際にこの技術は、世界中でブームを巻き起こしたオンラインゲームの「Cyberpunk 2077」の一部キャラクター作成にも利用されたそうです。

HEROトークン
HEROトークンは、Binance Smart Chain上に構成された仮想通貨。
100億枚を上限に発行され、取引のたびに5%に手数料がかかるデフレ型トークンという特徴を持っています。
Metaheroのエコシステム内のみで利用可能で、3Dスキャン、NFTマーケットプレイスでの取引に活用されることを想定しています。
ちなみに、現在のHEROの価格は以下の通りです。
日本からHEROトークンを購入するには、海外取引所で口座開設をする必要があります。
詳しい購入方法は、以下の記事にて解説しているので併せてご覧ください。
【メタバースの注目銘柄】仮想通貨HEROとは?【買い方も解説!】
「HEROっていう仮想通貨が話題らしいけど、どんなトークンなの?HEROの特徴や買い方も知りたいな。」そんな疑問を持つ方向けの記事です。極限までリアリティを重視したメタバースプロジェクトであるMetaheroの経済圏で利用される仮想通貨HERO。この記事では、HEROの基本情報から購入方法まで併せて解説していきます。
Metaheroのビジネスの仕組みとは?
Metaheroはこれらの技術を活用し、2022年に本格的にビジネスとして稼働予定。
初期の目標としては、10万人のスキャンを目指すと明言しています。
元々のビジネスプランでは、スキャンするユーザーから手数料を取るという仕組みでした。
しかし、最近ビジネスモデルを変更し、法人向けのパートナーシップ、メタスキャンの設置、NFTマーケットプレイスから売上手数料で収益化する形に方向転換。

逆にスキャンをした人に最大1,000ドル相当のHEROトークンを支払う形になりました。

一度に700ドル近くかかる制作コストはパートナーが負担することで合意したようです。
おそらく、まずは経済圏確立のためにスキャンデータを増やしていくのが最優先という判断をしたのでしょう。
Metaheroの将来性とは?

Metaheroの将来性に関しては以下3つのポイントから、かなり期待できるプロジェクトだと感じています。
- 特殊な技術と壮大なビジョン
- 強力なパートナー
- 豊富な資金力
特殊な技術と壮大なビジョン
Metaheroは、メタバースを日常にするという壮大なビジョンの実現に向け、莫大な資金を投入して誰にも追いつけない次元へ到達しています。
メタスキャンは、16KのウルトラHDで超リアルな3Dスキャニングを実現するだけでなく、高さ7m、10m四方の巨大なマシーンにも関わらず、折りたたみができる装置に進化。

Sony提供のカメラ「Sony α7R IV」を200台、40本以上のLEDライト、20台以上のコンピューターを搭載し、15〜40分で精巧な3Dモデルを作成する技術を実現しました。
今後は、インフルエンサーやセレブに先駆けて利用してもらうことで、巨大な経済圏の確立を実現していくと予想されています。
強力なパートナー
- Wolf Studio
- Tenset
Wolf Studio
Wolf Studioは、ポーランドでも屈指の3D企業。
これまでディズニー、フェラーリ、トヨタなど名だたる大企業の案件を扱ってきた実績があります。

精巧な3D技術に定評があり、現実世界とメタバースの橋渡し役として、Metaheroの技術チームとして大きな役割を担っています。
Tenset
Tensetは、「ETF2.0」をコンセプトにイーサリアム基盤で、仮想通貨業界と株式市場のメリットを兼ね備えたプロジェクト。
HEROトークンと10setトークンに追加されることで、より価値の高い通貨になることが期待されています。

さらに、Metaheroをパートナーとして、すでに「Everdome(エヴァードーム)」という第1段のメタバースプロジェクトのリリースが発表されています。
どのような内容になるかはまだ定かではないですが、トレイラーを見る限り宇宙を舞台にしており、映像も美しくかなり期待できそうですね。
The journey has begun 🚀 You are the early ones🤫
— Everdome (@Everdome_io) December 10, 2021
The exclusive #Everdome presale whitelist closes later today ⌛️
More info @ https://t.co/BX2RoIV47M pic.twitter.com/42KLNa3chs
豊富な資金力
創業者のロバート・グリンCEOは、自らの資金を約10億円投入。
第2段階として、資金力のある個人投資家向けのみにHEROトークンのプライベートプレセールを実施。
さらに、2021年7月に行われた一般向けのプレセールでは、配布上限20%のHEROが98秒で完売し、10,000BNB(約3億円)の資金調達に成功しました。
ここで集まった豊富な資金と、グリン氏のコネクションを活用し、公開されているロードマップはここまで順調に達成されてきています。

また、ドバイという税制メリットの大きい環境で事業が行えていることも、今後の成長にブーストをかける要因になるかもしれませんね。
さいごに
ということで、今回はメタバースへの入り口となるプロジェクト「Metahero」について解説してきました。
日本でも徐々に話題になっている激アツのスタートアップ企業です。
数々のメタバースプロジェクトが勃興してきていますが、これほどリアルでしっかりとロードマップに沿っている企業はそこまで多くないのが現状です。
創業者のロバート・グリン氏も非常に魅力的な人物で、YouTubeでも積極的に状況をアップデートしており、透明性という部分でも信頼ができる案件だと思います。
Metaheroに興味を持った方は、まずはHEROトークンに投資しつつ、今後の動向を見守っていくのはいかがでしょうか?
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