バイトダンスのLARKがすごすぎる件【機能と使い方を紹介】
こんにちは、旅リーマンのZuminです。
ベトナム、フィリピン、インドネシアでサラリーマンとして働いています。
先日、こんな発表がありました。
ラークテクノロジーズ、統合型コラボレーションツール「Lark」を日本市場に導入
発表日:2020年3月5日 Lark Technologies 統合型コラボレーションツール”Lark”の日本市場での無料提供開始 ※ロゴ・参考画像(1)は添付の関連資料を参照 シンガポールに本社を置く
提供にあたりLarkの無料提供を開始いたします。ビデオ会議が50名まで1ミーティングあたり24時間、クラウドストレージが1企業あたり200GBまで、グループチャット5,000名まで、スタッフサポートが営業日(10:00-19:00)の利用が可能となっています。
マニラのロックダウンにより、在宅勤務にシフトした僕の会社でも早速導入した結果、超便利で仕事の効率がめちゃくちゃアップしたので、その使い心地を紹介していきたいと思います。
もくじ
- LARKとは?
- LARKの機能
- LARKの使い方
それでは、早速見ていきましょう!
LARKとは?
LARKとは、TikTokで有名なByteDance(バイトダンス社)が提供する、ビジネスオペレーション向けのオールインワンプラットフォームです。
究極にわかりやすく言ってしまえば、
※YouTube日本語字幕あり(字幕ON、設定で日本語に変更)
チャットをベースにしており、社内外でのオペレーションの効率的にしてくれる超優秀なツールです。
「そもそもこのサービス大丈夫なの?」「バイトダンスってどんな会社なの?」と思った方、別記事にてどんなサービスか詳しく紹介しているので、そちらをご覧ください。
リモートワークで最強のツールはLARKに決まり?【ステマなし】
コロナウィルスの影響でリモートワークが定着しそうですね。ただ、普段と違う環境で、なんだか生産性が上がらない。在宅でももっと効率よく作業できるツールはないだろうか?そんな疑問を持っている方は多いのではないでしょうか?今回は僕が、LARKという1つの答えにたどり着いたので、おすすめの理由を解説していきます。
LARKの機能
- チャット
- ビデオ通話
- カレンダー
- ドキュメント
- ストレージ
- 精算処理
- 他社アプリとの連携
ビジネスのオペレーションに必要な機能はほぼ無料で使えるイメージです。
その中でも特にすごいのは、勤怠管理や経理業務の一部まで利用できちゃうこと。
僕は実際に、フィリピンで在宅勤務になってからこの機能を活用しています。
あらかじめ登録した各従業員の住所の半径1〜5kmから(管理者が登録・設定)スマホを使って打刻をさせることができるのです。
まだ位置情報の精度は100%ではないものの、在宅でも出欠状況がいつでもレポートで出せるため、リモートワークに最適です。
他社ツールとの無料範囲の比較
LARK | Chatwork | Slack | ||
メール | × | ○ | × | × |
チャット | 5,000名まで | 150名まで | 14グループまで | 10,000 件まで |
ビデオ通話 | 50名まで24時間 | 10名まで | 1対1のみ | 1対1のみ |
カレンダー | ○ | ○ | 別アプリ連携 | 別アプリ連携 |
ストレージ | 200GB | 15GB | 5GB | 5GB |
まだまだクライアントとのメインコミュニケーションであるメールが使えない、という課題はありますが、他社に比べても圧倒的なメリットが無料で受けられることがわかるかと思います。
LARKの使い方
基本的にシンプルなインターフェイスなので、誰でもすぐに使いこなせると思います。
ダウンロード
ダウンロードページから、無料でダウンロード→インストールをします。
作業効率を上げるためにも、デスクトップとスマホ両方でダウンロードすることをオススメします。
アプリを開くと、左側のメニューから全てのツールへアクセスできるようになります。
上から以下の順に並んでいます。
- チャット
- カレンダー
- ストレージ
- コンタクト
- ワークプレイス
- お気に入り
このツールの魅力は何と言っても、別タブやブラウザに飛ばずにアプリ内でほぼ全ての作業ができること。
これだけでも、かなり作業効率がアップします。
チャット
ChatworkやSlackと同じように感覚的に使えますが、違いとして以下の3点がかなり魅力的です。
- 絵文字の種類が豊富
- スクリーンショット機能
- メッセージの自動翻訳(日本語、英語、中国語のみ)
カレンダー
Googleカレンダーと全く同じ要領で使えますが、オールインワンプラットフォームならではの超便利機能があります。
- ミーティング専用のチャットルーム自動作成
- 議事録の作成できる
- ボットがダブルブッキングを通知
ストレージ
こちらもGoogle Driveとほぼ同じですが、200GBの大容量が無料で利用できます。
Excelに変更可能なシート、Wordと同じように使えるドキュメントも作成でき、将来的にマインドマッピングツールまで入るそうです。
ワークプレイス
ここで、ほとんどの申請・承認作業ができてしまいます。
- 経費の申請
- 休暇申請
- 出張申請
- 物品購入申請
他にも、別途でアプリを追加するとGPSでの勤怠管理や、今の時期には最適な健康レポートなる機能をつけると、
・14日以内に密集空間に行っていないか?
など従業員にドロップダウン式で質問し、レポートさせることもできるのです。
サポート
もし使い方に困ったら、日本語でのサポートページをチェックするか、チャットにて日本語対応のスタッフサポートもあるので、問い合わせしてみましょう。
問い合わせ先:contact@larksuite.com スタッフサポート:平日 10:00-19:00
最後に:テレワークに革命を
これだけ充実した機能が無料で使えるって、控えめに言ってすごすぎじゃないですか?
ビジネスコミュニケーションツール界にとんでもない革命が起きそうです。
ただ、冷静に問題点を挙げるとすれば、
- まだ日本向けになっていない部分がある(英語、中国語のみの機能がある)
- ビジネスツール戦国時代の中で別のツールが広まっていること
G Suite、Chatwork、Slack、ビデオ会議であればZoom、Skypeだったり企業によって使っているものが違うので、社外でのコミュニケーションにも導入していくのは、まだまだハードルが高いように思います。
結局、多くの人に定着しないと、ただツールが増えるだけで、作業効率は上がらないですからね…
まあ、それを差し引いても無料なので、試さない理由はないかなと思います。
個人的には、この期間でグッとユーザー数を伸ばすことができれば、一気に広まること間違いなしと思ってます。
在宅勤務の体制にお困りの方はぜひ、本記事を参考にしていただけると幸いです。