【継続は力なり】モチベーションは成長の継続に邪魔
「モチベーションが上がらなくて物事が続かない。いつもなにかを始めたての頃は作業が捗るんけど、途中でやめてしまう。そんなクセを治したい。どうすれば継続スキルをつけられるのか知りたいな。」
そんな悩みを持つ方向けの記事です。
何度かブログを立ち上げては、やめることを繰り返していた自分ですが、今回は明確な目的を持ってやっているので、続けることができています。
そんな記事を書いている僕は、海外在住6年目。
現在、個人でも稼げるビジネススキルをつけるべく多面的に学んでいます。
今回は、その中で学んだ内容のアウトプットを兼ね「ビジネスにおけるモチベーション」について自身の経験を交え解説していきます。
もくじ
- モチベーションは捨てるべし
- スケジュールのマニュアル化
- 生産可能時間と非生産時間
モチベーションは捨てるべし
結論、ビジネスにおいて成長を続けたいのであれば、モチベーションは捨てるべきです。
モチベーションは株価と同じで変動するものであり、自分の感情や置かれている状況に左右されます。
例えば、皆さんも以下のようなことが起こり、仕事に影響が出たなんて経験はあるはずです。
- 上司に怒られた
- 彼女/彼氏とケンカした
- 家族が病気になった
人は感情の生き物なので、一時的な要因によってモチベーションというものは上がったり、下がったりしてしまうものなのです。
なので、モチベーション論というものはビジネスで成功したいという人にとっては、実は一番邪魔な存在なのです。
千里の道も一歩から
継続力も立派なスキルの一つで、成功者は否応無しに小さな継続を続けています。
元メジャーリーガーのイチロー選手が、メジャーでのシーズン最多安打を放った際のインタビューで語ったこの言葉が響きます。
小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。 | 株式会社コンパス・ポイント(広告・フーガブックス・Chinoma)
イチローこと鈴木一朗。 馬鹿親の見栄と自己満足でママゴトのような名前をつけられた不幸な子どもが続出する現代において、イチローの活躍が示唆するものは大きい。 平凡な姓名でありながら、いや平…
では、僕たちのようなビジネスマンの場合、どうすれば小さな継続を続けることができるのか?
スケジュールのマニュアル化
結論、継続をできるマニュアルを作り仕組み化してしまうことです。
例えば、コンビニやファストフードのレジ打ちを思い浮かべてみてください。
そこで働いている学生のアルバイトも、おばちゃんもモチベーションがあろうがなかろうが、マニュアルに沿って仕事をするだけなので、仕事はこなしますよね。
僕自身も新卒2年目の当時、母親を亡くし1週間休みをもらったのですが、仕事はある程度マニュアル化された営業だったので、すぐに契約を取ることができ、復帰後もすぐに仕事に戻れた記憶があります。
このように、多少ドライに感じるかもですが、仕組みによって自分の行動をマネジメントしてしまうということは、継続的に成長を続けるには大きな要素になり得ることがわかるかと思います。
1日は誰にでも平等である
ビル・ゲイツもマーク・ザッカーバーグも僕たちと同じ1日24時間しかありません。
それなのに、生み出しているお金にこれだけの差があるのは何故なのでしょうか?
それには、タイムマネジメントの違いがあるのです。
だから、スケジュールはいつどこで、誰に会うなどを入れる予定表ではなく、自分の行動を管理する制限時間付きの行動表&目標管理シートにするのです。
サラリーマンの生活だとなかなか、難しい部分はあるかもしれませんが、大枠で固定してしまい、そこで何をするかはそれまでに考えて、とにかく行動表に沿った行動を続ける。
そして、できなかったところを空欄にする、少しでも空欄を減らしつつ、制限時間内で終わらなければ次の作業に移行するといった感じに。
夢手帳☆熊谷式
実は、僕が新卒で入社したGMOインターネットという会社では、代表の熊谷社長がまさにこれに近い考えを実践する人でした。
GMOインターネットグループ代表・熊谷正寿さんの手帳|@DIME アットダイム
●千里の道も“1冊”の相棒から 自他ともに手帳マニアを認める熊谷正寿さん。21歳の時に使い始めた手帳があったから、今の63社・スタッフ約2500名のGMOインターネットグループがあると語る。その究極の手帳術とは…
夢手帳と言われる行動管理の手帳が毎年全社員に配られ、目標管理からスケジュール、自分の夢などの未来年表まで手帳で細かく管理していました。
8時間で木を切る時間があれば、5時間は斧を研ぐことに使う
まず、行動表を作るには優先順位のレベル分けが必要です。
ペンと紙を用意して、業務を含めた自分の行動を書き出し、以下の図に当てはめてみましょう。
ポイントは、重要性と緊急性でしっかり分けること。
行動の把握ができたら、緊急ではないが、重要なことをやる時間を増やすことに目を向けましょう。
当てはまった結果を中心に、日々のスケジュールを組み、行動をマニュアル化する作業をスタートしてみましょう。
生産可能時間と非生産時間
時間は平等ですが、有限です。
以下、2種類の考えを意識しましょう。
- 生産時間 → 業務中、スキルアップ
- 非生産時間 → 通勤中、休憩中
隙間時間の有効活用で、例えば通勤時間にYouTubeを活用して、音声で情報をインプットしたり、Audibleで読書をするなど、ちょっとした工夫で生産時間に変えることができます。
また、時間を有効に使うためには、積み上げたものを無駄にしない工夫も必要です。
例えば、
- 営業で人に会ったら、SNSで繋がっておく
- 学んだことをブログに書いたり、友達に電話で話す
これは、僕が実践していることですが、インドネシアで仕事をしていた時には、必ずLinkedinやFacebookなどで繋がって、継続的にコミュニケーションをできるようにしていました。
また、現在は学んだことをブログで情報をアウトプットしたり、フィリピン人の友人に日本語→英語に訳して伝えたりと小さな工夫を取り入れています。
結果が出ないと、自分に甘くなり、小さなことはついつい見過ごしてしまいがちですが、どんな成功者も小さな継続を続けて、大きな成果を出しています。
皆さんもぜひ、モチベーションに左右されることなく、継続するスキルを身につけるために、行動の仕組み化から始めてみるのはいかがでしょうか。
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