英語が話せると年収が上がる説はホント?【世界で戦う僕が解説】
英語を勉強しようか迷っている人「英語が話せると年収が上がるっていうけど、本当なのかな?どうせ英語学習を普及させたい会社や学校のポジショントークなんじゃないの?」
今回は、そんな疑問を持つ方に向けた記事です。
この記事を書いている僕は、海外で働き始めて6年目。
英語を学んでいたことで、20代前半から海外駐在員として働き、順調に年収を上げることができました。
そんな僕が、英語と年収の相関性や英語を学んでいく上でのモチベーションなどを実体験をもとに解説します。
英語ができると年収は上がるのか?
結論から言うと、やはり英語ができる人は年収が高いです。
理由としては、以下が考えられます。
- 人材価値が高まる
- 社内での昇進につながる
- 転職の選択肢が増える
実際に、データとしても顕著に表れていて、世界で有名な語学学校EFによると、英語レベルが低い人と高い人で比較した場合、7倍以上の収入の差があると出ています。
さらにわかりやすいデータとして、転職サイトを運営するキャリアインデックスの調査によると、年収700万円以上の人は約半数(48.7%)の人が英語の日常会話や読み書きができると回答しました。
年収500万円未満の22.4%と比較すると、英語力と年収の明らかな相関関係が見えますよね。
ちなみに今、僕がいるフィリピンで現地採用で働く場合、母国語である日本語にプラスして英語が話せると、多くの会社ではランゲージプレミアムと言って、基本給与に加え、数万円ほどの手当てが毎月支給されるケースがあります。
職場における英語力
さらに興味深いデータがEFより出ており、以下のトップ3の業種で働く人の英語力は平均的に非常に高いという結果が出ました。
- 製薬
- 金融
- IT
「年収が高いから英語ができるのか」
いずれにせよ、一般的に高年収と言われるような業界では、英語のレベルが高いということが見えるデータですね。
もちろん皆さんが希望する業種や職種にもよるので、一概には言えませんが、英語ができると選択肢は広がり、転職にもいい影響を及ぼすことは間違いないので、ひとつのスキルとして身につけておくことは必須ですね。
英語を学ぶことで年収以外にも得るものが多い
英語ができるようになると、ネットワークが広がり、取れる情報の数が増えることで、結果的に視野が広がります。
- 取れる情報量の多さ
- 世界中に友達ができる
取れる情報量の多さ
情報がありふれる世の中ではありますが、まだまだ海外にしかない情報というのは多いです。
特にプログラミングなどIT技術系の最新情報は、英語で発信されることが多いですし、それ以外にも日本にいるだけだと入ってこない情報などはたくさん眠っています。
英語が少しわかるだけでも、取れる情報に差が出て、スキル的にも差がついていきます。
世界中に友達ができる
個人的には世界中に友達ができることで、海外旅行のハードルが断然低くなったことはめちゃめちゃでかいです。
スイスに行った時はタダで部屋に泊めてもらい、観光案内してもらったり、普通の観光客では体験できない経験ができ、持つべきものは友だなというのを実感した瞬間でもありました。
それ以外にも、東南アジアに出て色々な人たちと巡り合ったことで、日本が恵まれているということを実感しました。
ただ、その状況にあぐらをかきすぎて、他国にじわじわと差をつけられ、もはや日本は先進国ではなくなるのではないか、という危機感も同時に痛感しました。
その経験から、自分の身は自分で守るというマインドセットに変わり、投資をはじめ、政治ニュースなど、今まで目をそらしていた情報も積極的に取りに行くようになりました。
英語を学ぶ上でのマインドセット
日本人の多くの人が、英語を話すのは恥ずかしいという気持ちを持っているのではないかと思います。
これは僕の中学・高校時代の実際の話です。
皆さんは学生時代、こんな経験したことないでしょうか?
その後、英語を学ぶために専門学校に通いましたが、英語を学びに来ているにもかかわらず、英語で発言するのが恥ずかしいと言う理由で、話さないという友達がたくさんいました。
残念ですが、数百万払って何しに来ているの?って感じですよね。
この環境や考えが日本にある限り、やる気があっても尻込みしてしまいますし、成長が難しいと思います。
「英語を話せない方が恥ずかしい」くらいの強い気持ちを持って、学びましょう。
2年でTOEIC800点を達成した僕がどう英語を学んだか?
何事も、スキルをつけるためにはインプットだけではなく、アウトプットするまでが重要です。
僕も学生の頃は、とにかく単語帳を覚えまくる、文法を覚えるという完全なるインプット型の受験英語を学んでいたので、言ってることは多少理解できても、自分で意見を発するということは全くできませんでした。
高校卒業後、勉強の方法を変え、自分を追い込むために学生ながら、かなりの自己投資をしました。
- TOEIC単語を1日を覚えまくる → インプット
- 留学やオンライン英会話を活用して会話 → アウトプット
・目に入って来るものすべてを頭の中で英語に訳して、ボソボソ言いながら歩く
など、今考えたら結構怪しいことをしていました(笑)
結果的に、学生時代の2年間で300点台だったTOEICは810点まで上げることができ、卒業時には学校から20万円を賞金としてもらうことができました。
日本にいたら普段使わない英語でも、アウトプットの工夫次第でどうにでもなるのです。
海外で働く僕がおすすめする英語学習法
東南アジアで働くための英語勉強法【海外転職者が語るおすすめの方法】
東南アジアで働きたい、でもどうやって英語を勉強したらいいのだろう。本記事ではそんな疑問を持つ方向けに、実際に海外で働く僕が、ニーズ別で語学学校とオンライン英会話を3社ずつ比較しました。これから英語学習を考えている方はぜひご覧ください。
特に、人前で英語を話すのが恥ずかしいという方は、マンツーマンのオンライン英会話などからスタートしてみるのがいいと思います。
オンラインであれば、誰にも邪魔されることはないですし、完全に母国語ではないフィリピン人の講師が多めだったりするので、優しく教えてくれるのでハードルが低く続きやすいと思います。
最後に:英語の重要性はさらに増していく
日本の市場規模は縮小していき、ますます日本人が海外へ出稼ぎに行く時代は近づいています。
どれだけ、テクノロジーが発達しても、ヒト対ヒトのコミュニケーションというのは、なくならないので、英語スキルはさらに重要視されるでしょう。
こういった時代だからこそ、自己投資をし、英語を学び、スキル年収で他の人と差をつけませんか?
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