希少価値を上げるスキルの取得方法とは?【石の上に三年もいるな】
「こんな時代だからこそ、転職や独立を考えている。でも、どうしたら自分の価値を上げることができるのかな?自分の市場価値を上げるスキルの効率的な学習方法も知りたいな。」
今回は、そんな意識の高いあなたに向けた記事です。
この記事では、人材としての希少価値を上げるためのスキルの取得方法について解説していきます。
もくじ
- 希少価値はスキルの掛け算で数百倍に
- 現代的スキルの取得方法とは?
- 99%が勘違いしているインプット方法
希少価値はスキルの掛け算で数百倍に
転職するにも、独立するにも、まずは自分自身の価値を上げるスキルをつけなければいけないですよね。
そこで、意識すべきは
今、自分と同じスキルを持つ人が100人に1人いたとします。
そこに例えば英語、プログラミング、ウェブマーケティングなど、別のスキルを組み合わせるだけで100×100、つまり1万人に1人の人材になれるということ。
スキルを上げようとすると、どうしても得意分野を強化することに焦点を当ててしまいがちですよね。
例えば、料理人ならもっと美味い料理を作れるようになるとか、美容師なら髪の切り方やスタイリングを上手くなるなどなど。
ただ、そこで勝負をするとその他大勢と同じフィールドで戦うことになるので、価値はそこまで上がらないのはイメージできるかと思います。
保育士の例
保育士の職業は、120万人が保育士免許を持っており、実際に保育士として働いているのは43万人ほどと言われています。
なぜ、保育士は人材不足と言われ続けているのに、給与が少ないのでしょうか?
それは、100人に1人が持つ資格1本だけで勝負をしているから。
ところがどうでしょう、インターナショナルスクールで働く保育士さんは月収50万円ももらっていたりします。
それは、英語、中国語が話せるというアドオンのスキルがあるから。
実際に僕も、英語が話せると言うだけで特別な手当が出る会社で働いたこともあったりします。
100人に1人の保育士 × 100人に1人話せる英語、中国語というスキルが合わせ技によって、まさに1万人に1人の人材になっているわけです。
自分の可能性を縛らず、視野を広げる
ぶっちゃけ、今必要なスキルは、昔のお寿司屋さんのように10年修行するまで寿司は握らせん!というようなものは少なく、3ヶ月ほど集中すればつくものが多かったりします。
その業界のことしか知らないから、価値が上がっていかないのであって、視野を広げ専門外の領域を学ぶことで、超レアな人材になることができるのです。
大事なのは、自分は〇〇だと決めつけるのではなく、自分は〇〇かもしれないという思考を持つこと。
だからこそ、美容師 ×ウェブマーケター、料理人 × プログラマーのような一見ありえないようなスキルに組み合わせで、100倍以上の希少人材を目指すのもアリかと。
現代的スキルの取得方法とは?
これだけテクノロジーが発展している中で、生産時間を使って本を読むのは100%非効率だったりします。
じゃあ、どうスキルを学んでいくべきか?
非生産時間にできるインプット方法
以下、僕も実践している方法を3つ紹介します。
- Amazon Audibleを1.5〜1.75倍速で聞く
- ビジネス系YouTube動画を1.5〜1.75倍速で聞く
- NewsPicksのニュースとProコメントを読む
AmazonのAudibleを1.5〜1.75倍速で聞く
本を読むには、それなりの時間をかける必要がありますが、Amazon Audibleならナレーションとして聞き流すことができるので、移動などの隙間時間でもインプットすることが可能。
これなら、手が空くので作業もできますし、時間も大幅に短縮できるので圧倒的に効率を上げることができちゃいます。
ビジネス系のYouTube動画を1.5〜1.75倍速で聞く
最近ではビジネス系のYouTubeコンテンツが充実してきており、色々なジャンルの情報を動画で手に入れることができるようになりました。
YouTubeもAudible同様に、1.5倍速など再生スピードを調整することができるので、ながら作業をしながら情報を取りまくってます。
NewsPicksのニュースとProコメントを読む
NewsPicksなどの文字情報を取り入れることも大事です。
たくさんのニュース記事の内容をただ読み続けるのは、時間のムダ。
気になるニュースタイトルをクリックし、コメント主にProと書かれた、プロピッカーのコメントを見るようにすると、ニュースの内容だけでなく、その道のプロ視点での意見が見られるので、貴重な情報を爆速ショートカットして得ることができます。
99%が勘違いしているインプット方法
多くの人は、本を読んだり、情報を聞いた時点で学んだと思い込み、満足してしまいがち。
実際に僕もそうでした。
ただ、インプットというのはアウトプットをしてこそ、本当の意味でインプットになるのです。
つまり、本などで学んだことを自分なりに解釈して、その内容を発信したり、人に話すということで自分の頭の中に定着するのです。
実際に、人間の脳は情報を得た1日後には、74%以上の内容を忘れてしまうと言われています。
人は1日のうちに半数以上の記憶がなくなる!?「忘却曲線」を理解して営業に活かそう
記憶力は人それぞれですが、「忘却曲線」によれば人が忘れるタイミングには一定の法則があるようです。今回は、「検討します」と言われた後、どのタイミングでアプローチをしていけば良いかを「忘却曲線」を使ってご説明します。
だからこそ、ブログに書いたり、SNSで発信してみたりして記憶として、人に教えられるまでに定着しないとそのインプットは意味がないのです。
僕自身もこうして情報が新鮮なうちに、学んだ内容を自分の体験を交えつつ、ブログで発信したり、学んだ内容を英語にしてフィリピン人の友人に話すように徹底していたりします。
みなさんも正しいインプット方法を使い、効率よく情報を集めつつ、自分の価値を上げるスキルを身につけ、100×100=1万人のどんな環境でも生き残れる人材を目指しましょう!