サラリーマンとして海外で生活してみる【実際の僕の経験をもとにお話します】
海外でサラリーマンとして働きたい人「人生で一度は海外で働いてみたいな。でも英語話せないし、不安だな。みんなどうやって海外に出たんだろう?具体的に知りたいな。」
そう思われてる方の疑問にお答えします。
本記事の内容
- サラリーマンとして海外に出る方法
- アツい国を見つける
- まずやるべきこと
この記事を書いている僕は駐在員としてベトナム、フィリピン、転職で現地採用としてインドネシアで計6年間海外で生活してきたので、ある程度記事の内容は信用はしていただけるかと思います。
というわけで、早速、具体的な方法を解説していきます。
サラリーマンとして海外に出る方法
- ①:海外展開している企業の駐在員として赴任
- ②:日系企業 or 外資/現地企業の現地採用として働く
とは言っても、 英語喋れないしそんなの無理でしょ。
なんて、思ってる人もいるかもしれません。
もちろん、言語が話せた方が、仕事の幅が広がるので、ないに越したことはありません。
ただ、意外と日本語しか使わない日本人相手のビジネスも探してみると結構出てくるので、 意外とハードルは高くないです 。 ※国によりますが。
英語に苦手意識がある方は東南アジア圏を狙ってみてそこで働きながら英語を学ぶのが、オススメです。
ただ、それよりも海外であろうが日本であろうが共通して大切なのは何を軸に転職するかです。
お金が大事→駐在員採用
駐在員の場合ははっきり言って、会社次第でもあり、それまでの実績と運で大きく左右します。入社時にかなり戦略的に会社選びをしないとなかなかチャンスは巡ってこないかもしれません。
メリット
- 日本円と現地通貨での支給で稼げる、もしくは会社が所得税負担
- 家賃、車、メイド+日本基準の賃金など手厚い保証がつく
- 今後のキャリアオプションが増え転職に有利
デメリット
- ライバルが多く、未経験だとよほどスキルがない限り難しい
- 待遇が日本にいる時より上がるので現地での生活スタイルに溶け込みにくい
- 国を選べない、いつ帰任になるか分からない
とにかく経験が大事→日系企業 or 外資/現地企業の現地採用
とにかく一刻も早く海外で働きたいという人には、この方法が確実です。
ただし、この場合、現地の生活にあった給与の支給がほとんどとなります。
メリット
- ワークライフバランスが取りやすい(残業は少なめ)
- 経験値とハングリー精神が高まる
- タフなメンタルとボディを手に入れることができる
デメリット
- 給与はそこそこ暮らしていける程度
- 同じ仕事量でも本社からの駐在員がいる場合、待遇の差が埋まりにくい
- 日本と同じライフスタイル(消費活動)との決別
いずれにせよ、海外で働いた経験というのはまだまだ日本人の中では希少価値が高く、多くの日本企業が海外展開ありきで動いている今、他者との差別化を図り自身をブランディングしていく意味でも間違いなくプラスに働くと思います。
アツい国を見つける
結論、これは人それぞれなので、まずは失敗しないためにも下見をするのが一番いいです。
住んでからじゃないと分からないストレスなどはたくさんありますが、特に初めて海外で生活する人が長く快適に暮らすためには一度行ってみるのがオススメです。
今の時代、ありがたいことにLCC(格安航空券)がたくさんあって、かなり格安で近隣諸国に行くことができますからね。
その中でもASEAN(東南アジア)は基本的に伸びてる国が多いので、おすすめです。
参考までに以下、僕なりの国ごとの生活の一言まとめです。 (偏見ありw)
国名 | ローカル料理 | 交通 | 英語 | コスパ |
ベトナム | 必ずパクチー | × | × | ◎ |
フィリピン | 基本酸っぱい | × | ◎ | △ |
インドネシア | 基本激辛&激甘 | △ | △ | 〇 |
シンガポール | 種類豊富 | ◎ | ◎ | × |
マレーシア | 種類豊富 | 〇 | ◎ | ◎ |
タイ | 基本酸っぱ辛い | 〇 | △ | 〇 |
コストなどは家賃や生活費など暮らし方によっていくらでも下げられるので、一概に安い、高い言えないのですが、あくまで日本人が日本にいるときと近い形で生活した場合を基準にしてます。
なので、また別の記事で国ごとに深掘りできればと思っています。
水が合う、合わないはその人によって違いますし、行ってみないと良いところ、悪いところはわからないと思います。(※ちなみに僕は最初の赴任は国は選べなかったので、飛び込みでしたが。笑)
だからこそ、今から選択するという人には後悔をしないためにも慎重に選んでほしいと思っています。
まずやるべきこと
結論はとにかく、まずは行動です。
行動とは
- 興味のある国を見つけて、好きな国を旅行で下見する
- 海外に強い転職サイトに登録する
- 国を絞って仕事を探して、定期的にサイトでチェック
- 興味のある仕事の面接をガンガン受けてみる
これだけです。
ちなみに海外での転職は、数も限られており、ミスマッチを避けるためにも、かなり時間がかかるのである程度の長期戦を覚悟してください。
ただ、まずは動いてみて、感触をつかむ。 で、もし失敗したら改善していく。
何事もこれが一番の近道ですね。
ちなみに転職エージェントを使うとその国での生活、ビザや税金の問題など親身に相談に乗ってくれるので、何かあっても困ることはほとんどありません。
僕の転職活動もこんな感じでした。
まとめ
記事のポイントをまとめると
- 海外で働くには2種類の方法がある
- 何を軸にして仕事を選ぶか、自分の行きたい方向を決める
- まずは興味ある国を見つけて、下見に行ってみる
- なりたい自分イメージして、モチベーションをあげる
- 転職サイトへ登録、面接を受ける
長い人生、正解はなく、やってみなければわからないので、この記事が現状変えたいという方の背中を少しでも押すキッカケになったら幸いです。