ドメイン取得におすすめのサービスは?【元ドメイン屋の中の人が解説】

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ドメイン取得を考えている人「ドメインを取って、自分のブログを持ちたいけど、検索するといろんなサービスが出てきて迷うなぁ。どのドメイン取得サービスがおすすめなのだろう?」

今回は、そんなドメインに関して疑問を持つ方向けの記事です。

この記事を書いている僕は、実はドメインとレンタルサーバーの大手企業で5年間働いていた経験があり、ドメインに関してもサービスの裏側まで熟知しています。

サーバーに関する記事は以下をどうぞ。

というわけで、元中の人の視点でおすすめのドメイン取得サービスと、基本的な知識をわかりやすく解説していきます。

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もくじ

  • ドメイン取得におすすめのサービスは?
  • ドメイン取得の際の注意点
  • 他社サービスとの比較
  • 海外で使えるドメイン取得サービス

ドメイン取得におすすめのサービスは?

ドメイン取得におすすめのサービスは?

結論から言うと、GMOインターネットが運営するお名前.com一択と言っていいです。

ドメイン取得におすすめのサービスは【お名前.com】な理由

  • 圧倒的No.1のシェア
  • 東証一部上場企業の信頼性
  • 価格が安い

ドメイン取得 = お名前.com というくらい日本では、定着しているサービスです。

運営するのは、東証一部上場のGMOインターネットグループという会社で、20年以上安定してサービスを提供し続けている老舗です。

ドメインに関しては、日本国内でで90%近いシェアを持っており、一見別サービスに見えても、実は裏側の登録システムは同じだったり、お名前.comから他社に卸しているなんて場合も多いのです。

なので、他社サーバーと抱き合わせで契約しない限り、ほぼ自動的にGMOのサービスを使うことになると言っても過言ではありません。

ただ、ドメインはサーバーのように、スペックに違いがないので、ぶっちゃけどこで契約しても同じです。

ただ1つ差別化できる点といえば、価格とそれに付随する付加価値です。

安さの秘密

ドメイン販売はレジストリとレジストラという仕組みがあり、簡単にいうとレジストリは卸業者レジストラは小売店です。

お名前.comはこのレジストラ(小売店)に位置し、例えば、.comというドメインに関していえば、Verisign(ベリサイン)という独占販売権を持つレジストリ(卸業者)からドメインを卸して、販売しています。

なので、如何に安い卸価格にしてもらうかが勝負の決め手。

レジストリ(卸業者)としては、当然、多くの登録が見込めるお名前.comのようなレジストラ(小売店)に優先的に割引価格やキックバックを案内していくわけです。

だからこそ、他社よりも安い価格でドメインを提供できるという強みがあります。

ドメイン取得の際の注意点

ドメイン取得の際の注意点

ドメインの取得には3つの注意点があります。

  • 取得に条件があるドメイン
  • 丸見えなWHOIS情報
  • 更新料の値上がり

取得に条件があるドメイン

以下のドメインは、信頼性を証明するために利用しているケースが多いため、登録者が厳密に管理されており、特定の条件を満たす必要があります。

  • .jp   → 日本国内の住所の証明が必要
  • co.jp  → 日本にある企業限定(法人登記情報を提出する必要あり)
  • or.jp  → 日本にある財団法人、社団法人、医療法人など
  • ac.jp  → 日本にある高等教育機関、学校法人

無難にいくのであれば、.com.netですが、これだけ世界中でネットが広まっているので、良い文字列は取られてしまっているケースが多いです。

なので、特にこだわりがないようであれば、.xyz.site.blogなど比較的新しい、空いているドメインを押さえるのがおすすめです。

丸見えなWHOIS情報

WHOISとはドメインの所有者を記録するデータベースのことです。

多くのブログでは、こういった情報は出ていないのですが、実は超重要ポイントです。

悪用を防ぐために、ドメインの所有者の名前や住所、連絡先が公開される仕組みになっています。

ただ、ルールといえど、全世界から誰でもアクセスできるデータベースに個人情報を垂れ流すのは怖いですよね?

お名前.comであれば、無料でこのWhois情報(赤枠の部分)を、GMOの会社情報に公開代行を行ってくれるのです。

海外や他のサービスだと、有料オプションになることもあるので、大きな付加価値だと思います。

更新料の値上がり

ドメインは価格以外で競合との差別化は図りづらく、薄利多売なビジネスでもあります。

なので、基本的には1年目の価格をできるだけ安くして、2年目以降の更新では通常価格に戻すという戦略を取っています。

ぶっちゃけトークをしてしまうと、一回契約すれば、たいていの人は何もしなくてもそのまま更新していくので、安い価格で新規をじゃんじゃん囲い込んでいくことの方が重要なのです。

また、.xyz.site.tokyoのような比較的新しいドメインは、レジストリの売り込みもあり定期的に1円〜数十円でセールをやっていますが、初年度のみで2年目から通常価格の数千円になるものがほとんどです。

長期的に利用するのであれば、必ず2年目以降の更新価格がいくらなのか、しっかりチェックした上で購入をしましょう。

他社サービスとの比較

他社サービスとの比較

例えば、定番の.comドメインを取る場合の比較をしてみましょう。

※セールで価格は変動するのであくまで、2020/4/11時点での比較となります。

ブランド名料金満足度運営会社特徴
お名前.com760円☆☆☆☆☆GMOインターネット日本で圧倒的No.1シェア
ムームードメイン1,160円☆☆☆GMOペパボ管理画面が使いやすいと評判だけど高い
バリュードメイン760円☆☆☆GMOデジロック検索がサクサク表示され見やすい
エックスドメイン780円☆☆エックスサーバーサーバーが好評で抱き合わせで契約する人が多い
さくらのドメイン1,886円さくらインターネットサーバーとセットでの購入がほとんど

エックスドメインとさくらのドメイン以外は、全てGMOグループです。

バリュードメインも安いですが、.netの価格を比べてみたところ、お名前の599円に対し、720円とやや割高でした。

お名前.comから卸している販売代理店にあたるので、価格ではやはりお名前に軍配が上がりますね。

前述の通り、サービス内容に大きな差はないので、よほどこだわりがない限り、お名前.comでいいのではないかと思います。

>> お名前.comはこちら

海外で使えるドメイン取得サービス

海外で使えるドメイン取得サービス

ドメイン販売業者は世界中に存在しており、その中でも代表的な会社を参考までに紹介していきます。

GoDaddy.com

世界で圧倒的シェアを握るアメリカ発のGoDaddy(ゴーダディ)

日本ではあまり聞き馴染みがないかもしれませんが、あのスーパーボウルでもCMを流すぐらい、アメリカでは超巨大企業なのです。

稀なケースですが、.store.ioなど日本では手に入りづらいドメインが必要になった場合は、GoDaddyを使ってみるのがいいでしょう。

Z.com

実は、GMOインターネットグループは海外進出もしており、海外ではZ.comというブランドで運営をしています。

お名前.comと全く同じシステムを利用しているため、違和感なく使えると思います。

現在、タイ、ベトナム、シンガポール、フィリピン、ミャンマー向けのみですが、現地でも信用できるサービスを利用したい!という方にはオススメです。

さいごに

以上、元ドメイン屋で働いていた僕がおすすめするドメイン取得サービスの情報をまとめました。

ドメインは地味だけど、オンラインでのブランド価値を左右する重要なサービスなので、誰かに取られる前に早めに押さえておきましょう!

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