自己変革の準備【コンビニで買うものを変えられなければ、自分なんて変わらない】
「毎日、満員電車に乗って通勤、家と会社の往復でしんどいなぁ。このままじゃいけないのはわかってるけど、休みの日もついついダラダラしちゃう。そんな自分を変えたいけど、何から手をつけていいか分からない。」
そんな悩みを持つ方向けの記事です。
何を隠そう、社会人2、3年目当時の僕の姿でもあります。
この記事を書いている僕は、海外在住6年目。
現在、個人でも稼げるビジネススキルをつけるべく、オンラインスクールなどで学びを継続しています。
今回はそこで学んだ内容のアウトプットを兼ね、「自己変革」をテーマに自身の経験も交えてまとめていきます。
もくじ
- アイスを買わない冒険ができなきゃ、人生の冒険はできない
- 視野を広げることと多様性の大切さ
- 海外で生きる決断をした僕の自己改革体験
アイスを買う冒険ができなきゃ、人生の冒険はできない
ここでの本質は、人は気づかぬうちにルーティーンを作ってしまっている。
そして、この無意識で日々行っているクセが、結果的に成長の邪魔をしているということ。
大きなことをいきなり変えるのではなく、身近ですぐにできることから実践していくことが自己変革の第一歩です。
ノートとペンがあれば、普段の行動を書き出してみましょう。
大カテゴリー
- 起床
- 通勤
- ランチ
- 帰宅
- 夕食
- ネットサーフィン
- 風呂
- 就寝
次に、大カテゴリーの間にやっている行動を中カテゴリーとして、書き出してみましょう。
中カテゴリー
- 起きてから歯を磨く
- スーツのネクタイとワイシャツを選ぶ
- 徒歩で駅まで向かう
- 8時の電車の3列目の車両に乗る
- オフィス近くのコンビニでおにぎりを買う
- デスクでメールチェックしながら、朝食
- 同僚といつもの500円の唐揚げ定食でランチ
- 自動販売機のコーヒーでちょっとブレイク
- 終業後、徒歩で駅に向かい
- スーパーで割引の惣菜を買う
- ビールを飲みながらYoutubeを見る
- 風呂に入って、頭から洗う
- 歯磨きして、左側から磨く
- ベッドに入りながらSNSチェック
例えば、通勤には8時の電車に乗って、オフィス近くのコンビニに寄っておにぎりを買う。
それを次の日から、
小さなことではありますが、人生を変えるには、まず生活の中で無意識にルーティーン化している、中カテゴリーの行動を1日1個ずつ変える意識から始めようということです。
視野を広げることと多様性の大切さ
小さな変化を意識することができたら、自分の得意な領域以外の人と会えるコミュニティに参加していくということも重要です。
僕たちは義務教育で、同じ服装をし、同じ年代、同じ興味を持つ人たちとずっと居続けてきているので、潜在的に話す内容はだいたい同じになってしまっているのです。
つまり、視野が非常に狭くなりがち。
例えば、自分が田舎の学校の生徒だとして、東京から転校生が来ることをイメージをするとわかりやすいです。
東京がどんな場所なのか、どんなものが流行っているのか、仲良くなれば自然と知識が増え、こういった世界もあるのかと視野を広げることができますよね。
実際に僕は、積極的に海外に出て、視野を意識的に広げたことで、今では働く国や会社もある程度自由に決めることができるようになりました。
その中でも、インドネシアで営業として様々な業種の人たちと交流できたのが、大きな経験となったと思っています。
日本を代表するメーカーから飲食、商社など多岐にわたる業種の駐在員や現地採用など色々な人と出会ったことで、様々な業界の知識やそこで働く人の人生観など、新たな刺激を得ることができました。
東大とハーバード大の違い
東大=頭がいい人の集まり
これは、誰もが知っていることですが、では海の向こうのハーバード大はどうでしょう?
実は、めちゃめちゃ頭がいい人だけではなく、ただただお金持ちという両方がいることで、多様性に富んでいます。
なので、頭がいい人のアイデアにお金持ちが投資することで、学内でビジネスが生まれていくのです。
まさに、Facebookが代表的な例ですね。
さらにGoogleも、めちゃめちゃ頭のよかったプログラマーのラリー・ペイジと、経営スキルを持つエリック・シュミットが出会ったことで、世界を制する巨大ビジネスに成長したことは有名ですよね。
このように、世の中は多様な人と人がつながることによって、新しい価値が生まれているのです。
海外で生きる決断をした僕の自己変革体験
サラリーマンをしながら色々な国に転々とする僕ですが、常に環境を変えることで自分を変えてきました。
いつメンを捨てる
僕は、東京で生まれ育ち、20年以上を過ごしましたが、人生のほとんどの時間を似たような考えを持つ人とばかりいた故に視野が狭くなっていたと感じています。
そんな僕が、海外に出るきっかけとなったのは、実は就活でした。
周りがどんどん内定が決まっていく中、とにかく数をこなしていた当時、某IT企業の会社説明会の会場で、隣に座ったある見知らぬ学生に話しかけました。
徐々に打ち解けて、プライベートな話をしていた際に、その彼が当時500ドルのグレイハウンドというバスだけでアメリカ横断をしたという話を始めました。
それまで、アメリカ横断というスケールのデカイ話は、僕には無縁だと思っていました。
ただ、この話を聞いた瞬間に衝撃を受け、自分にもできるかもと感じ居ても立っても居られなくなったことを思い出します。
その後もなかなか就職先が決まらず、視野が狭くなり手当たり次第説明会に出ていた僕は一大決心。
その夏に就活を一時中断し、グレイハウンドバスでのアメリカ一周バックパッカー旅行を決断したのです。
この原体験が、結果的に今こうして海外を転々としながら働く自信となり、外に出て違う考えを持つ人と会うことの大切を学んだ瞬間でもありました。
視野=知ってること+できること
あの時、500ドルのバスだけでアメリカ横断ができるということを伝えてくれる友人がいなければ、就活を止めてまで無謀なチャレンジは考えもしなかったでしょう。
「あなたの夢はなんですか?」
ほとんどの人が、この問いに答えられないのは、視野が狭くなっているから。
自分の領域外の人と会い、新しい情報や価値観を学び、視野を広げれば自ずと選択肢は増え、やりたいことは見つかってきます。
日常で無意識のうちに行っている小さな行動を変えつつ、自分のコンフォートゾーンを抜け出し、ネットワークを広げることで、見えなかったものが見えてくるようになります。
僕自身もまだまだ、成長段階ではありますが、海外に出たことで、圧倒的に視野が広がり、これまでの自分の中にあった価値観をぶっ壊すことができました。
激動の時代、自分の身を自分で守るためにも、まずは朝一のコンビニでアイスを買う冒険から始めてみるのはいかがでしょうか?