成功者のマインドセット【人を幸せにしたいは捨てろ、まずはお金を生み出せ】
「事業を立ち上げて社会貢献し、人を幸せにしたい。ビジネスで成功している人ってどんな考えや、マインドセットで行動しているのかな?」
今回はそんな疑問を持つ方向けの記事です。
この記事では、ミリオネアと呼ばれるような成功者たちはどんなマインドセットで生きているのかということについて解説していきます。
もくじ
- 誰かを幸せにしたいはうわべの言葉
- 3種類のお金の稼ぎ方を理解する
- あなたの1秒の価値はいくらですか?
誰かを幸せにしたいはうわべの言葉
結論、キャッシュを生み出してからでないと、社会貢献は考えるべきではないです。
こんなことを言うと、「世の中は金が全てか!」、「社会に貢献しないなんてクズだ!」なんて人がいそうですが、まずは以下の理由を見てください。
なぜ、社会貢献ファーストではダメなのか?
例えば、ロケット産業で国の未来に投資するホリエモンや、シングルマザーにお金を配っている元ZOZOの前澤社長がわかりやすいです。
ホリエモンは小さなホームページ制作会社から、前澤社長はレコードの輸入販売業からスタートしたのは有名な話ですよね。
彼らも、まずキャッシュを生み出したからこそ、世の中にインパクトを与える貢献活動ができているのです。
ビル・ゲイツやマーク・ザッカーバーグのようなお金持ちが財団を立ち上げるのも意味があるのです。
もちろん節税を目的とした寄付のためという側面もありますが、社会に貢献しているのも事実。
ぶっちゃけ、圧倒的な財産や時間的な余裕がなければ、社会に本当にインパクトを与える結果ができないことも事実。
では、本当の意味で社会に貢献できるようには、我々のようなサラリーマンがどう行動していくべきか?
3種類のお金の稼ぎ方を理解する
まずは以下3つのお金の稼ぎ方を理解する必要があります。
- TIM:Time Is Money = 時間をお金に変える(サラリーマン、アルバイトの時給、日給など)
- RIM:Result Is Money = 結果をお金に変える(フリーランス、サラリーマンのインセンティブなど成果報酬、経営者として仕組みを作り得た利益)
- KIM:Knowledge Is Money = 知識をお金に変える(投資など資産運用で得られるインカムゲイン、キャピタルゲインなど)
それぞれの頭文字をとって、TIM、RIM、KIMと表現します。
僕も含めた多くの人は、TIM、RIMの段階にあるにも関わらず、社会貢献をしようと考えてしまっています。
サラリーマン、アルバイトの収入レベルでは、時間を犠牲にしてお金を稼いでいるため、自分のことで精一杯。
人を幸せにするための時間もお金も足りないので、この段階では考えるべきではないということですね。
人を幸せにするタイミング
社会貢献を考えるのは、他人のために使える時間が増えたとき。
- 経営者
- 投資家
- 資産家
つまり、KIMでお金が生み出せるようになったときということ。
余裕のある時間とお金で財団を設立し、寄付や慈善事業をするからこそ、結果的に助けられるマス(数)が広がるので、インパクトある社会貢献ができるということですね。
こういった視点から、経営者や投資家として、まずはお金と自由な時間を生み出した上で、社会貢献を目指すのが合理的ということです。
あなたの1秒の価値はいくらですか?
では、成功者はどのようなマインドセットで行動しているのでしょうか?
ビル・ゲイツは落とした100ドル札を拾わない
自分がお金を落としたとしたら、普通何も考えずに拾ってしまいますよね。
それはなぜなのでしょうか?
では、みなさんが財布から、1円を落としたとして拾うべきか拾わないべきか?
この意味を理解するために、まずは自分の1秒の価値を計算してみましょう。
月収40万円の例
- 勤務:月20日
- 日給:2万円
- 時間:8時間
- 時給:2,500円
- 分給:42円
- 秒給:0.7円
落とした1円を拾うのに3秒かかるとして、自分の秒給は0.7円。
その3秒で2.1円稼げると考えれば、それより価値の低い目先の1円はスルーすべきという考え方なのです。
これは仕事に置き換えても同じで、例えば営業で、自分の秒給を意識せずに小さな案件を受け続けていると、自分の価値は一向に上がらないということ。
常に昨日よりも0.1円多く稼ぐことを目標に、1秒の価値をあげるというマインドセットを持つ。
このマインドが、収入を上げ、それが時間的余裕となり、最終的には人を幸せにするための社会貢献への土台ができるのです。
みなさんも、自分の1秒の価値を計算し、仕事のやり方や普段の行動に取り入れてみるのはいかがでしょうか。