【メタバースに最も近いゲーム】The Sandboxとは?
The Sandboxについて知りたい人「The Sandboxってどんなゲームなの?始めてみたいけど、何か難しそう…」
こんにちは、旅リーマンのZuminです。
そんな疑問を持つ方向けの記事です。
今、話題のブロックチェーンゲームといえば「The Sandbox(ザ・サンドボックス)」
メタバースに最も近いゲームと言われていますが、日本語での情報はあまり出回っていないため、ちょっと手を出しにくいという人も多いはず。
ということで、この記事ではThe Sandboxの全貌について分かりやすく解説していきます。
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もくじ
- The Sandboxとは?
- The Sandboxの楽しみ方
- The Sandboxの将来性
The Sandboxとは?
The Sandboxとは、イーサリアムを基盤としたユーザー主導のブロックチェーンゲーム。
メタバース空間で、NFT化されたLAND(土地)を所有し、その上でアバターが自由に行動を楽しめるという内容です。
リリース予定日 | 2022年後半 |
プラットフォーム | イーサリアム |
トークン | SAND |
時価総額 | $3.8 Billion(約4,300億円) |
元々The Sandboxは、2012年にPCやモバイルで楽しめるマインクラフト的なゲームとしてリリースされました。
その後、2018年に香港のAnimoca Brands(アニモカ・ブランズ)というゲーム会社が買収、ブロックチェーンゲームへの移行を目指し、開発が進められています。
ということで、現在はまだベータ版のみがプレイ可能で、正式リリースは2022年後半まで延期されている状況です。
※アルファ版は、2021年11月29日から12月20日にWindowsのみでリリース予定。
とはいえ、すでに4,000万回以上のダウンロード、月間のアクティブユーザー数は最大100万人超えを記録し、最も期待が高まっているブロックチェーンゲームの1つとなっています。
投資面では、2020年にはスクウェア・エニックスが約2億円、ソフトバンクからは約100億円の資金調達を完了し、ビジネス面でも大きな期待が寄せられていることが分かりますね。
The Sandboxの楽しみ方
The Sandboxのゲーム内でできることは、主に3つ。
- ① LANDの所有
- ② ゲーム内アセットの作成・売買
- ③ 3Dゲームの作成・公開
簡単にいえば、Minecraft(マインクラフト)とRoblox(ロブロックス)を合わせたようなイメージというと分かりやすいかもしれません。
① LANDの所有
The Sandbox内には全部で166,464区画のNFT化されたLAND(土地)があり、その1つのブロック(96m四方)を個人で所有することができます。
ユーザー主導を大切にするThe Sandboxでは、LANDを所有権を持つことで、ゲームの未来を決める重要な投票に参加し、運営として関わることが可能になります。
このLANDは、NFTマーケットのOpenSeaや、仮想通貨取引所のコインチェック(完売済み)でも一部販売されています。
OpenSeaの最も安いLANDでも、最低300万円近くの値がついているため、ゲーム上の土地とはいえ侮れないですね。
LANDの購入には、イーサリアム(ETH)かSANDが必要になるため、投資を検討している方は以下の記事を参考にしてみてください。
【Play to Earn】メタバースで注目の仮想通貨SANDとは?
「SANDっていう仮想通貨が話題だけど、どんな通貨なの?SANDの購入方法も知りたいな。」そんな疑問を持つ方向けの記事です。今一番メタバースに近いと言われるNFTゲームのThe Sandbox内で利用されるSAND。今回はSANDが持つ特徴やゲーム内での具体的な使われ方も含め、購入方法も併せて解説していきます。
② ゲーム内アセットの作成・売買
The Sandboxでは、ゲーム内で使えるアイテムを作成してマーケットプレイスで販売することができます。
VoxEdit(ヴォックス・エディット)という専用のソフトを使って、アイテムやキャラクター、施設を自分で作りNFT化することができます。
世界に1つのアイテムをショップで売ることができるので、クリエイターとしてSANDを稼ぎながら生活するという人も出てくるかもしれませんね。
③ 3Dゲームの作成・公開
さらにThe Sandboxでは、オリジナルの3Dゲームを作成することもできます。
Game Maker(ゲームメーカー)と呼ばれる専用ソフトを利用すれば、コーディングの知識がなくても、3Dゲームを簡単に作成でき、他のユーザーに遊んでもらうことができます。
保有しているLAND内で、自分の作ったゲームを公開し、入場料という形で他のユーザーからSANDを受け取ることも可能になります。
ちなみに、LANDを所有しなくても所有者にレンタル料を支払い、ゲームを公開するという方法もあるので、誰でもゲームクリエイターとしてマネタイズすることもできます。
うまくいけばレンタル料以上の報酬を稼ぐということも夢ではなさそうですね。
The Sandboxの将来性
メタバースに最も近いと言われるだけあって、The Sandboxの将来性は非常に高いゲームです。
なぜ将来性が高いかということを以下3つの視点で解説していきます。
- 多額の資金調達と豪華パートナー
- ゲームソフト自体を開発できるリソース
- プレセールの段階で90億円の売り上げ
多額の資金調達と豪華パートナー
スクウェア・エニックスやソフトバンクが出資をしたということを冒頭で書きましたが、すでに12,000を超える個人や企業とパートナーシップを結んでいます。
代表的なパートナーは以下の通り。
- スヌープ・ドッグ(アメリカのラッパー)
- ウォーキング・デッド(アメリカの大ヒットテレビドラマ)
- アタリ(アメリカのゲーム会社)
- ジェミナイ(アメリカの仮想通貨取引所)
- コインチェック(日本の仮想通貨取引所)
- サウス・モーニング・チャイナポスト(香港の英字新聞)
ブランドの宣伝効果を狙う側面も当然あるかと思いますが、現実の不動産と同じく「資産」の1つとしてもすでに認知をされて始めています。
このことからも、ビジネスとしての伸びしろもまだまだあると感じますね。
ゲームソフト自体を開発できるリソース
技術面では、VoxEditorやGameMakerのように、ゲーム内のゲームを作るソフトウェア自体を作れる人材を抱えていることも強み。
実際に使ってみると分かりますが、プログラミングの知識がなくても簡単に直感で作業できます。
これらのソフトはThe Sandboxのゲーム内で遊ぶことに限定されていますが、この技術力があれば将来的にコーディング不要のソフトとして外部に販売するということもできるのでは?と感じます。(やるかどうかは別として)
プレセールの段階で90億円の売り上げ
まだゲームが正式リリースされていないにも関わらず、2021年にプレセールで販売されたLANDの売り上げは8,000万ドル(約90億円)に到達しています。
さらに、これまでの売り上げを合計すると、20億ドル(約2,300億円)に及ぶ時価総額ということになります。
しかも、その売り上げの95%をクリエイターに還元、50%をSANDトークンに再投資しているということで、およそゲーム空間内で起きていることとは思えない経済圏になり始めています。
現在解放されているLANDは、全体の45%ほどですから、ゲームが正式リリースされた際にどこまでのお金を生み出すのか?想像もつかないレベルになっています。
The Sandboxの正式リリースには、まだまだ時間がありますが、すでに現実の世界でも大きなインパクトを残していることから、今後に目が離せませんね!
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