【老舗が参戦】Fidelityによるビットコイン現物ETF、FBTCとは?

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FBTCについて知りたい人「大手証券会社Fidelityから現物ビットコインに投資できるETFが出たらしい。でも、どんなETFでどんな運用がされているんだろう?どこの証券会社で買えるのかも知りたいな。」

こんにちは、旅リーマンのZuminです。

そんな疑問に答えます。

2024年1月10日、ついに現物のビットコインを対象としたETFがアメリカのSECによって承認され、世界中で話題になっていますね。

米大手の証券会社であるFidelity(フィデリティ)もビットコインETFに名乗りを上げたということで、大きな注目を集めています。

ということで、今回はそんな注目のFBTCについて解説していきます。

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もくじ

  • FBTCってどんなETF?
  • FBTCの運用方法とは?
  • FBTCの買い方とは?

FBTCってどんなETF?

FBTCってどんなETF?

FBTCはビットコイン現物ETFで、正式名称は Fidelity Wise Origin Bitcoin Trust となります。

ティッカーFBTC
純資産総額$20 Million(約29.2億円)
取引所Cboe BZX Exchange
設定日2024年1月10日
運用方法インデックス
経費率0.25%
平均取引ボリューム(月間)14,082,250
出典:digital.fidelity.com 2024/1/13 時点

経費率は0.25%でiSharesと同等で、2024年7月31日までは0%で提供するとのことです。

取引ボリュームは、iSharesのIBITに次いで第3位

やはり大手の安心感というところから、GBTCなど経費率の高いETFからの資金が流入しているようです。

Fidelityってどんな運用会社?

FBTCを運用するFidelity(フィデリティ)ですが、世界最大の投資運用会社で、証券口座・投資信託・保険などあらゆる金融商品を提供する会社として有名です。

本社アメリカ・マサチューセッツ州・ボストン
創業1946年
CEOアビー・ジョンソン
従業員数70,000名
拠点数12
総運用資産$4.5 Trillion(約657兆円)

FidelityのETFといえば、NASDAQ総合指数に投資できる「ONEQ」でもおなじみ。

>> 【NASDAQ総合指数に投資】ONEQってどんなETFなの?

Fidelityはアメリカの大手証券会社の中でも、暗号資産について早くから柔軟な姿勢を見せていた会社として有名で、2019年から機関投資家向けに暗号資産サービスを開始。

さらに、2022年4月には初めて401K(確定拠出年金:アメリカ版iDeCo)にビットコインを追加するなど、常識をぶち破ってきました。

ビットコインETFに関しては、2021年3月から申請をしており、ようやく承認まで漕ぎ着けました。

ちなみにビットコインと同時にイーサリアムの現物ETFも申請しているため、今後SECがどう判断するか注目です。

FBTCの運用方法とは?

FBTCの運用方法とは?

FBTCの運用方法ですが、Fidelity社の公式サイトによると、以下のように記載されています。

Seeks to track the performance of bitcoin as measured by the performance of the Fidelity Bitcoin Reference Rate, adjusted for the Trust’s expenses and other liabilities. In seeking to achieve its investment objective, the Trust holds bitcoin and values its shares daily based on the same methodology used to calculate the benchmark index.

当信託は、フィデリティ・ビットコイン基準レートのパフォーマンスを基準として、信託の費用およびその他の負債を調整したビットコインのパフォーマンスを追跡することを目指しています。この投資目的を達成するために、信託はビットコインを保有し、ベンチマーク指数を計算するために使用されるのと同じ方法で、これらの株式を毎日評価します。

つまり、Fidelityが直接ビットコインを保有し、USドルベースのビットコイン価格インデックス「Fidelity Bitcoin Reference Rate」との連動を目指し運用するとのことです。

実際にFBTCの保有銘柄を見てみると、100%ビットコインに投資がされており、キャッシュ比率ゼロの純ビットコイン現物ETFとなっています。

FBTC構成銘柄
出典:digital.fidelity.com 2024/1/12 時点

ちなみに、FidelityがSECに提出した資料によると、ビットコインの大部分はコールドウォレット(オフライン)で保管

一部は出金など迅速な処理が必要なため、ホットウォレット(オンライン)で保管されるとのことです。

コールドストレージは米国内の複数箇所に分散され、24時間365日体制で警備されているとのことで、リスク管理は徹底されているようです。

FBTCの買い方とは?

FBTCの買い方とは?

そんなFBTCですが、日本から購入できる証券会社はあるのでしょうか?

日本でビットコイン現物ETFの取り扱いを予定している取引所を検索してみましたが、結論、現状の日本の法整備では難しいとのことです。

>> ビットコインETF、日本での可能性は?

ビットコイン現物ETFにアクセスできる唯一の方法

とはいえ、アメリカの銀行口座を持っているという条件付きにはなりますが、日本在住者でもビットコインETFに投資できる唯一の方法があります。

アメリカのFirstrade証券であれば、米国に上場するすべての個別株・ETFは上場から即日トレードができます。

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  • アメリカ上場の株・ETFに制限なく投資可能
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もちろん、FBTCをはじめとするビットコイン現物ETFの11銘柄にも例外なくアクセスが可能で僕も5年以上愛用しています。

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このブログでは、Firstradeの口座開設方法から使い方まで、画像付きで分かりやすく解説しているので、口座開設を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

さいごに

ということで、今回は承認ホヤホヤのFidelity社によるビットコイン現物ETF「FBTC」について解説してきました。

Fidelityは、2014年からデジタル資産やブロックチェーン技術に関してリサーチを進め、大手証券会社の中でパイオニアとして暗号資産を取り扱ってきた信頼と実績があります。

特にFidelityでは、4,500万人の年金アカウントが運用されているため、今後より多くの人がFBTCのようなビットコインETFに資金を投入することも考えられます。

果たして、Fidelityがビットコイン現物ETFの競争を制すのか?

引き続き、FBTCの動向に注目していきましょう!

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