【高配当ETFの新星!】キャピタルも狙える二刀流JEPIとは?

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JEPIについて知りたい人「SNSで話題の高配当ETFのJEPIってどんなETFなの?配当だけじゃなく、値上がりも狙えるらしいけど、どんな運用がされているの?」

こんにちは、旅リーマンのZuminです。

最近、TwitterなどでJPモルガンの高配当ETF、JEPIが話題になっていますね。

なんでも、このJEPIは高配当でありながら、特殊な運用方法によってキャピタルゲインも狙えるという特徴があるそうです。

ということで、この記事ではインカムとキャピタルの二刀流の高配当ETF、JEPIについて解説していきます。

もくじ

  • JEPIとは?
  • JEPIの仕組みとは?
  • JEPIの購入方法とは?

JEPIとは?

JEPIとは?

JEPIは、正式名称 JPMorgan Equity Premium Income ETF で、その名の通りJPモルガンによる高配当ETFとなります。

JEPIのコンセプトとしては、ボラティリティの低い銘柄に投資しつつも、毎月安定的に配当を供給するというテーマで運用されています。

純資産総額$5.88 Billion(約6,800億円)
取引所NYSE Arca
設定日2020年5月20日
運用方法アクティブ
経費率0.35%
分配利回り6.99%
保有銘柄数102
出典:am.jpmorgan.com 2022/1/11 時点

まだ、設定から日が浅いETFですが、すでに日本でも多くの証券会社で取り扱いが始まるほど、注目度の高いETFとなります。

それもそのはず、7%近い分配利回りは非常に魅力的。

ただし、経費率が0.35%と他の高配当ETFと比較してもかなり高いため、それに見合うパフォーマンスが出ているかは、定期的にチェックすべきポイントですね。

JEPIの特徴とは?

  • ファンドマネージャーによるアクティブ運用
  • S&P500組み入れのボラティリティの低い銘柄を選定
  • オプション取引を活用することで、定期的な配当を生み出す

アクティブ運用で、キャピタルゲインとインカムの両方を追求するETFということになります。

ちなみに、JEPIのポートフォリオ・マネージャーは以下の2名。

どちらも金融経験が30年以上のベテランによって、運用されているようです。

JEPIファンドマネージャー
出典:am.jpmorgan.com

運用者の顔が見えるのは、透明性という部分では良いポイントですね。

JEPIの仕組みとは?

JEPIの仕組みとは?

では、具体的にどのような方法で、インカムとキャピタルの両方を狙っているのか見ていきましょう。

JEPIの組入銘柄を見てみると、その謎が解けます。

  • 85%:S&P500採用の現物株
  • 15%:S&P500連動のELN(仕組み債)

ELN(仕組み債)とは?:Equity Link Noteの略で、債券+デリバティブ(オプションなど金融派生商品)を組み合わせた商品で、投資家のニーズに合うキャッシュフローを生み出す設定が柔軟にできる特別な債券

JEPIでは、大部分をS&P500組み入れの低リスク銘柄に投資しつつ、残りの2割の仕組み債で受け取ったプレミアム配当金に回しているということになります。

比率ティッカー銘柄名時価総額
1.99%SPX_15$120,555,096.92
1.82%SPX_16$110,267,895.14
1.82%SPX_18$110,003,053.80
1.67%SPX_9$101,156,321.87
1.66%SPX_14$100,407,486.02
1.60%SPX_17$96,927,533.19
1.56%DTEDTE ENERGY CO$94,435,682.66
1.55%ACNACCENTURE PLC$93,751,617.41
1.52%MSFTMICROSOFT CORP$91,879,666.00
1.50%SPX_13$90,940,617.26
出典:am.jpmorgan.com 2022/1/11 時点

現物株もかなり多く組み入れられており、GoogleやAmazonなどの銘柄も入っています。

一方で、SPXと付くものが、S&P500のインデックスに連動をするELNということになります。

ELNの解説

ELN

ちょっと複雑に感じますが、簡潔にいえばいわゆるカバードコール戦略に近い運用がなされていると考えていいでしょう。

カバードコール戦略:オプション取引を利用した投資のひとつで、株などの原資産を保有しつつ、決められた期日に、決められた価格で買う権利そのものを取引する方法。原資産の一定水準以上の値上がり益を放棄する代わりに、オプションのプレミアムを受け取ることができる。

S&P500指数のコールオプションの取引によるプレミアムを受け取ることで、毎月のキャッシュフローを生み出す設計になっており、この一部を投資家へ分配する形になっています。

コールオプション

オプションプレミアムの収益を分配金で出すという点では、Global X社のS&P500に対してカバードコール運用するXYLDに似た仕組みと言えますね。

一方で、JEPIはカバードコールの「値上がりを犠牲にする」という弱点を、現物株式に8割を投資することで補っているというのがポイントになります。

JEPIのパフォーマンス

それでは、この運用が実際に成果につながっているのか、チャートと配当金実績を確認してみましょう。

確かに、ここまで株価はキレイな右肩上がりで成長していますね。

JEPI1ヶ月3ヶ月1年設定来
トータルリターン6.25%8.86%21.61%25.23%
出典:am.jpmorgan.com 2021/12/31 時点

1年で20%超え、設定来でも25%を超えてきており、高配当ETFということを考えれば十分なトータルリターンではないでしょうか?

では、分配利回りを見てみると、過去2年間は6%台で順調に推移していることが分かります。

年間配当金(1株当たり)年末時利回り対前年比
2021$4.16136.59%28.84%
2020$3.22976.21%
出典:seekingalpha.com 2021/12/31 時点

毎月の払い出しも0.26~0.45ドルまでバラツキはあれど、しっかりと実行されていますね。

配当金(1株当たり)権利落ち日割当日支払日
0.4586112/30/202112/31/202101/04/2022
0.3824512/01/202112/02/202112/06/2021
0.3661411/01/202111/02/202111/04/2021
0.3433810/01/202110/04/202110/06/2021
0.3388509/01/202109/02/202109/07/2021
0.2571908/02/202108/03/202108/05/2021
0.395407/01/202107/02/202107/07/2021
0.3134606/01/202106/02/202106/04/2021
0.3737205/03/202105/04/202105/06/2021
0.3482804/01/202104/05/202104/07/2021
0.3211503/01/202103/02/202103/04/2021
0.2626302/01/202102/02/202102/04/2021
出典:am.jpmorgan.com 2021/12/31 時点

まだ設定から日が浅いので、どうなるかわかりませんが、ここまではコンセプト通りに運用がなされているのではないでしょうか?

JEPIの購入方法とは?

JEPIの購入方法とは?

JEPIの購入方法ですが、以下の証券会社で取り扱いがあります。

証券会社Firstrade証券楽天証券SBI証券マネックス証券IG証券
JEPI

まだ証券口座をお持ちでない方は、ぜひ以下のリンクから口座開設をして、JEPIを購入してみてください。

>> 楽天証券はこちら

>> マネックス証券はこちら

>> IG証券はこちら

また、JEPIで得られる配当金を再投資して、複利の力で資産を大きくしたいという方は、日本人でも利用可能なアメリカのネット証券のFirstradeの口座開設もおすすめです。

Firstradeであれば、DRIPという配当金の自動再投資という便利なシステムがあり、税引き後の配当を再投資、1株に満たない端株でも買えるのでムダなく資金活用できます。

DRIP

・配当金:$32.96
・税引後DRIP再投資:$24.72
・VYM株価:$98.4403
・購入株数:0.25112株

このように、ただ同じ銘柄を買い増ししてくれるだけでなく、1株に満たない金額であっても端数株で自動的に購入を進めてくれていることがお分かりいただけるかと思います。

日本だと、サクソバンク証券がDRIPに対応しているようですが、配当金が1株に満たない金額だと現金受け取りになってしまうので、これだけでもFirstradeに軍配がありそうですね。

1銭も残すことなく、淡々と雪だるま式に資産を積み上げていきたい方にはピッタリなシステムで、僕も助かっています。

>> Firstradeで口座を開設する

以下の記事にて、口座開設から入金方法、DRIPの設定方法まで詳しく解説しているので、参考にしてみてくださいね!

さいごに

ということで、今回はインカムとキャピタルの二刀流を目指すJEPIを紹介してきましたが、いかがでしたか?

ファンドマネージャーによるアクティブ運用ということで、経費率も高く、これまでの高配当ETFとは少し毛色が異なります。

キャピタルゲインに関しては、仕組み上S&P500に直接投資するよりは劣ってしまうので、資産形成期の投資家にはあまり向かないかもしれません。

ただ、ある程度資産があり、高い利回りで毎月のおこづかいがほしいという方にとっては、1つで2度おいしいETFになるはずなので、ぜひ投資を検討してみてはいかがでしょうか?

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