【ついに承認】ビットコイン現物ETF11銘柄を比較!どの証券会社で買える?
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ビットコインETFについて知りたい人「ついに現物ビットコインに投資できるETFが承認されたらしい。でも、各ETFはどんな違いがあるの?どこの証券会社で買えるの?」
こんにちは、旅リーマンのZuminです。
そんな疑問に答えます。
2024年1月10日、ついに現物のビットコインを対象としたETFがアメリカのSECによって承認され、世界中で話題になっていますね。
今回は、11銘柄が一気に承認され、早ければ1月11日から取引が開始できるわけですが、どこにどんな違いがあるのか1つずつ調べるは面倒ですよね。
ということで、この記事では、それぞれのETFにどんな特徴があるのか一気見できるように比較表を作成しました。
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もくじ
- ビットコイン現物ETF11銘柄の比較表
- ビットコイン現物ETFで投資すべき理由
- ビットコイン現物ETFが買える証券会社とは?
ビットコイン現物ETF11銘柄の比較表
以下、横並びで承認となったビットコイン現物ETF11銘柄の比較表です。
銘柄名 | ティッカー | 発行体 | 経費率 | 経費免除の条件 | 取引所 |
ARK 21Shares Bitcoin ETF | ARKB | ARK Invest & 21Shares | 0.21% | 6ヶ月 or 運用額$1 billion到達まで0% | CBOE |
Bitwise Bitcoin ETF | BITB | Bitwise | 0.20% | 6ヶ月 or 運用額$1 billion到達まで0% | NYSE |
Fidelity Wise Origin Bitcoin Trust | FBTC | Fidelity | 0.25% | 2024年7月まで0% | CBOE |
Franklin Bitcoin ETF | EZBC | Franklin | 0.29% | なし | CBOE |
Grayscale Bitcoin Trust (投資信託からの転換) | GBTC | Grayscale | 1.50% | なし | NYSE |
Hashdex Bitcoin ETF | DEFI | Hashdex | 0.90% | なし | NYSE |
Invesco Galaxy Bitcoin ETF | BTCO | Invesco & Galaxy | 0.39% | 6ヶ月 or 運用額$5 billion到達まで0% | CBOE |
iShares Bitcoin Trust | IBIT | BlackRock | 0.25% | 12ヶ月 or 運用額$5 billion到達まで0.12% | Nasdaq |
Valkyrie Bitcoin Fund | BRRR | Valkyrie | 0.49% | 3ヶ月 | Nasdaq |
VanEck Bitcoin Trust | HODL | VanEck | 0.25% | なし | CBOE |
WisdomTree Bitcoin Trust | BTCW | WisdomTree | 0.3% | 6ヶ月 or 運用額$1 billion到達まで0% | CBOE |
ARK、Bitwise、Fidelity、Invesco、Valkyrie、WisdomTreeの6社は、期間限定で経費率を0%で設定。
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一方で、Franklin、ビットコイン投資信託から転換のGrayscale、Hashdex、BlackRockのiShares、VanEckの5社は0.12〜1.50%の経費率で真っ向勝負。
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個人投資家の観点からすれば「運用額 x 運用会社 x 経費率 x 初期の資金流入」
この辺りをポイントに投資銘柄を決めていくのが良さそうですね。
個人的には安定のiShares、Fidelity、Invescoが覇権を握るのか、それともARKやBitwise、Valkyrieなどの新興勢力が勝つのか注目しています。
ビットコイン現物ETFで投資すべき理由
ビットコインを現物ETFですべき理由として、以下の3点が挙げられます。
- ① 保管リスクが低い
- ② 保管コストが下げられる
- ③ 好きな時に売買しやすい
① 保管リスクが低い
まず1つ目の理由として、現物ビットコインを保有するリスクとコストが圧倒的に下がることです。
僕自身も、ビットコインをはじめ複数の暗号資産を保有し続けていますが、とにかく管理が大変です。
僕自身も取引所からウォレットに送金する際に、アドレスやネットワークが間違っていないか毎回着金するまでヒヤヒヤしながら画面を見ています。
ETFならセルフゴックスやハッキングでの紛失などを心配する必要がないので、かなり投資へのハードルが下がるはずです。
② 保管コストが下げられる
また、ビットコインの送金や出金にかかるコストも下げることができるでしょう。
現物ビットコインでの資金移動は、心臓に悪いだけでなく、コストを考えても頻繁にできるものではありません。
実際に2023年の12月16日のピーク時の送金手数料は$40(約5,800円)にまで上がり、議論を巻き起こしました。
投資資金が少額であればあるほど、ほとんどが手数料で消えてしまうので、ETFでの投資というのは賢い選択になるでしょう。
③ 好きな時に売買しやすい
また、ビットコインの価格が上がっている時に、売り時を逃してしまうなんてことも減らせるでしょう。
安全性を考慮して、ビットコインなどの暗号資産をLedgerなどのハードウェアウォレットで管理している人も多いはず。
ただ、この場合は時にマーケットのスピードに乗り遅れるというリスクをはらんでいます。
利確したい時にすぐに取り出せず、ようやく取引所に送金したけど、ネットワークの混雑で着金が遅れ、時すでに遅し。結局売りたい価格で売れなかった。
ETFなら取引所に置きっぱなしで、マーケットが空いている時間であればいつでも売買できるので、暗号資産初心者でも気軽に投資できるはずです。
このような暗号資産をやっている方なら、あるあるな悩みを解決してくれるのが、ビットコイン現物ETFに投資すべき理由といえるでしょう。
ビットコイン現物ETFが買える証券会社とは?
「欲しい銘柄は決まった、なぜビットコインにETFで投資した方がいいかも理解できた。」
ここまでくれば、あとはどの証券会社で買えるのかということになります。
日本でビットコイン現物ETFの取り扱いを予定している取引所を検索してみましたが、結論、現状の日本の法整備では難しいとのことです。
ビットコイン現物ETFにアクセスできる唯一の方法
とはいえ、アメリカの銀行口座を持っているという条件付きにはなりますが、日本在住者でもビットコインETFに投資できる唯一の方法があります。
アメリカのFirstrade証券であれば、米国に上場するすべての個別株・ETFは上場から即日トレードができます。
もちろん、今回承認のビットコイン現物ETFの11銘柄にも例外なくアクセスが可能。
Firstradeのおすすめポイント
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さいごに
ということで、今回は承認ホヤホヤのビットコイン現物ETFについて解説してきました。
2004年に金のETF「GLD」が上場した際には、3日間で10億ドル(約1,000億円)が流入し、運用会社のステート・ストリートは金ETFにおいて独占的な立ち位置を獲得しました。
デジタルゴールドと呼ばれるビットコインは、不公平感が出ないように、11社が横並びでスタートすることになりました。
果たして、どのETFがこの競争に勝って市場を支配することになるのか?
ぜひ資金の流れにも注目して、ビットコインETFの投資を検討していきましょう!
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