【大手の安心感】iSharesのビットコイン現物ETF、IBITとは?

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IBITについて知りたい人「ついに現物ビットコインに投資できるETFがiSharesから出たらしい。でも、どんなETFでどんな運用がされているんだろう?どこの証券会社で買えるのかも知りたいな。」

こんにちは、旅リーマンのZuminです。

そんな疑問に答えます。

2024年1月10日、ついに現物のビットコインを対象としたETFがアメリカのSECによって承認され、世界中で話題になっていますね。

世界3大ETF運用会社であるBlackRockが運営する安心のiSharesブランドからもついにビットコインETFが発行されたということで、大きな注目を集めています。

ということで、今回はそんな注目のIBITについて解説していきます。

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もくじ

  • IBITってどんなETF?
  • IBITの運用方法とは?
  • IBITの買い方とは?

IBITってどんなETF?

IBITってどんなETF?

IBITはビットコイン現物ETFで、正式名称は iShares Bitcoin Trust となります。

ティッカーIBIT
純資産総額$114 Million(約167.5億円)
取引所NASDAQ
設定日2024年1月5日
運用方法インデックス
経費率0.25%
平均取引ボリューム(月間)30,350,087
出典:etfs.grayscale.com 2024/1/13 時点

気になる経費率は0.25%と最安値ではないものの、12ヶ月間もしくは、運用額$5 billion到達まで0.12%と市場を取りきるための企業努力が伺えます。

同日に取引開始となったビットコイン現物ETF11銘柄の中で、Grayscale社のGBTCに次いで2番目に大きな取引ボリュームを記録。

BlackRock社によると、IBITに投資するメリットについて以下の3点を挙げています。

  • アクセス性: 既存の証券口座でビットコインに投資できる手軽さを提供
  • 利便性: 直接保有に伴う面倒な手続きやコスト、税務負担を軽減
  • 信頼性: 世界的信頼と実績を持つBlackRockが運営する安心感

やはり、現物でビットコインを保有するリスク、コストの軽減に加え、安心のiSharesブランドということで多くの投資が集まったのでしょう。

ちなみに、世界最大の資産運用会社が新たな資産「ビットコイン」をどのように考えているのか、気になりますよね。

  • 価値保存:ビットコインは発行上限が決まっており、物理的制限もないため、希少性が高い。また、国境を越えて取引可能で、中央管理者が存在しないため、分散性も備えています。これらの点から、金が伝統的に果たしてきた「価値保存」の役割を担う可能性がある
  • ヘッジ: 世界情勢の不安定化や金融システムへの不信感の高まりを背景に、地政学的・金融的ヘッジとしての役割を担う可能性がある
  • ブロックチェーン技術の指標: ブロックチェーン技術の代表的な事例であり、そのパフォーマンスは、この技術の全体的な普及状況を示す指標となる可能性がある

ということで、ビットコインを金に変わる新たなコモディティ的な立ち位置として捉えていることがわかりますね。

IBITの運用方法とは?

IBITの運用方法とは?

気になるIBITの運用方法ですが、BlackRock社のファクトシートによると、以下のように記載されています。

Investment objective: The Trust seeks to reflect generally the performance of the price of bitcoin.

投資目的:当信託は、ビットコインの価格のパフォーマンスを一般的に反映することを目指します。

つまり、ビットコインの価格が上がれば、信託の価値も上がり、ビットコインの価格が下がれば、信託の価値も下がります。

現在のIBITのチャートと、ビットコイン保有状況は、以下の通り。

構成銘柄価格比率保有数
ビットコイン(BTC)$497,994,992.4199.99%11,439.21980 BTC
USドル(現金)$49,187.380.01%49,187.38 USD
出典:ishares.com 2024/1/12 時点

ちなみに、Bitcoin custodian: Coinbaseという記載があるので、すべての保有ビットコインはコインベースにて管理されているようです。

BTC価格の基準は同日に承認されたARK社の「ARKB」と同様、CME CF ビットコイン基準レート – ニューヨーク版を採用。

>> 【祝上場承認】ARKのビットコイン現物ETF、ARKBとは?

CME CF ビットコイン基準レート – ニューヨーク版
出典:cfbenchmarks.com 2024/1/13 時点

CF Benchmarksは、アメリカの暗号資産取引所のKraken(クラーケン)傘下のデジタル資産専門のインデックスを提供する会社。

IBITの買い方とは?

IBITの買い方とは?

そんなIBITですが、日本から購入できる証券会社はあるのでしょうか?

日本でビットコイン現物ETFの取り扱いを予定している取引所を検索してみましたが、結論、現状の日本の法整備では難しいとのことです。

>> ビットコインETF、日本での可能性は?

ビットコイン現物ETFにアクセスできる唯一の方法

とはいえ、アメリカの銀行口座を持っているという条件付きにはなりますが、日本在住者でもビットコインETFに投資できる唯一の方法があります。

アメリカのFirstrade証券であれば、米国に上場するすべての個別株・ETFは上場から即日トレードができます。

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  • アメリカ上場の株・ETFに制限なく投資可能
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もちろん、IBITをはじめとするビットコイン現物ETFの11銘柄にも例外なくアクセスが可能で僕も5年以上愛用しています。

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さいごに

ということで、今回は承認ホヤホヤのビットコイン現物ETF「IBIT」について解説してきました。

世界最大のETF運用会社であるBlackRockが「ビットコインは次世代の金(ゴールド)になる可能性がある」と考えているのも非常に大きなメッセージではないでしょうか。

経費率の高いGBTCへの投資家が売った資金で、IBITに乗り換えはじめているという情報も入っています。

このままiSharesがブランド力でビットコイン現物ETFの競争を勝ち抜くのか、要注目です!

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