【超便利!】Wiseの多通貨デビットカードの申込方法を解説
Wiseのデビットカードについて知りたい人「送金サービスで有名なWiseがデビットカードを出したらしい。でも、どんな仕組みで、どんな使い方ができるの?申し込み方法も知りたいな。」
こんにちは、旅リーマンのZuminです。
先日、Wise(旧TrasnsferWise)からこんなメールが届きました。
Wiseのマルチカレンシー口座と連携したデビットカードが日本向けにリリースされたとのこと!
僕は去年からウェイティングリストに登録し、首を長くして待っていたのですが、満を辞して日本人向けにもサービスが始まりました。
ということで、早速Wiseのデビットカードサービスを申し込んで使ってみたので、詳しく解説していきます。
安くて手軽な海外送金サービス
もくじ
- Wiseの多通貨デビットカードとは?
- Wiseの多通貨デビットカードはどんな人におすすめ?
- Wiseの多通貨デビットカードの申込方法
Wiseの多通貨デビットカードとは?
イギリスやヨーロッパ諸国などでは、先駆けて発行されており、日本でも認可待ちだったWise(旧TrasnsferWise)のデビットカードが待望のリリースとなりました。
まずは、簡単にどんなサービスなのか見ていきましょう。
Wiseデビットカードの基本情報
- 個人アカウントの場合、1,200 円の注文手数料(1回限り)、年会費なし
- 法人アカウントの場合、マルチカレンシー口座に3,000円を追加することで、カードを発行可能
- 海外のATMで毎月2回、 30,000円までの出金が無料
- 30,000円以上の出金には1.75%の手数料が発生
- 最初の2回の出金後、1取引につき70円の手数料が発生
- 日本からのATM出金は今のところ不可
Wiseデビットカードの仕組みとは?
Wiseのデビットカードの仕組みはとてもシンプルで、マルチカレンシー口座と連携。
そのため、海外旅行や海外のサイトでショッピングする際にアプリ内の現地通貨を使って支払いができたり、ATMから引き出しをすることができます。
つまり、その土地の現地通貨で決済することができるので、為替手数料を気にすることなく利用できるということです。
対応通貨は50以上あり、自分の口座内で別の通貨に両替、デビットカードで決済することも可能となります。
もし、口座内に該当の通貨がなかったととしても、Wiseが自動で両替手数料が一番お得な通貨を優先して引き落としてくれます。
こんなことが、わざわざ両替所に行かずともスマホ内で一瞬にしてできてしまうのです!
これを聞いただけでも、かなり便利なサービスということがお分かりいただけるのではないでしょうか。
さらに詳しいサービス説明は、以下の公式YouTube動画が分かりやすいです。
また、Wiseのマルチカレンシー口座に関しては、以下の別記事にて詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
【銀行いらず】Wise(旧TrasnsferWise)のマルチカレンシー口座がアツい!
「Wise(旧TrasnsferWise)がマルチカレンシー口座をリリースしたらしい。どんなサービスで、どんな人におすすめなんだろう?使い方や活用方法も知りたいな。」そんな方向けの記事です。日常的にWiseを愛用している僕ですが、マルチカレンシー口座の登場で活動の幅がさらに広がりそうなので、早速解説していきます!
Wiseの多通貨デビットカードはどんな人におすすめ?
Wiseのデビットカードは、以下のようなケースでかなり使えそうです。
- 海外旅行や海外出張の際のデビットカード決済やATMからの出金
- 海外オンラインショッピングにおける支払い
- 留学や海外移住する前後の支払い
現地での支払いは、なるべく現地通貨で支払いたいですよね。
前述の通り、このデビットカードはWiseのマルチカレンシー口座と連携しているので、あらかじめ口座に入っている現地通貨から引き落としがされます。
海外旅行や海外出張の際のデビットカード決済やATMからの出金
海外旅行や出張に行く際、両替して現金で持ち運ぶのはちょっと怖いですよね。
かと言って、現地で日本のクレジットカードやデビットカードで通貨を下ろすのも、それなりに手数料がかかるのでやりたくないという人も多いはず。
あらかじめ、Wiseのマルチカレンシー口座に日本円→米ドルなどの現地通貨を入れておけば、両替の手数料、レートを気にすることなく30,000円(日本円相当)までの出金はATMでできます。
現金は持ちたくないという方でも、デビットカードで直接決済してしまえば、現地に銀行を持っているかのように滞在中の支払いを済ますことができちゃいます。
海外オンラインショッピングにおける支払い
最近の巣ごもり需要やせどりブームもあって、海外のAmazonやebayなどで現地にしか出品されていない商品を買う人も多いのではないでしょうか?
もちろん、日本のクレジットカードでも買い物はできるのですが、やっぱり為替手数料やレートが気になるという方は多いはず。
実際に僕も最近、アメリカのショッピングサイトでこのデビットカードを使い商品を購入してみました。
あらかじめマルチカレンシー口座で保有していた米ドル口座から米ドルで引き落とされたので、手数料はもちろんなし、とてもスムーズな購入を体験することができました。
さらに、アプリ上にリアルタイムで引き落としが反映され、PDFで請求書をダウンロードすることもできるので「もう銀行いらないんじゃない?」なんてことを思っちゃいました。
留学や海外移住する前の支払い
海外で生活したことある人ならあるあるだと思いますが、赴任当初の現地でのコストの支払いは悩みタネですよね。
- 家賃やデポジット
- 公共料金
- 生活費
僕も留学や海外移住を何度も経験しているのですが、就労ビザや会社のサポートがなければ、現地で銀行口座開設というわけにはいきません。
それまでの期間、現地での家賃や生活費を日本円を両替したり、クレジットカードで支払っていくことになります。(個人的には結構ストレス)
Wiseでデビットカードとマルチカレンシー口座をあらかじめ準備しておけば、為替レートや手数料を気にすることなく支払いができちゃいます。
というような感じで、余計な為替手数料やATMでの手数料を払うことなく、あらゆる場面で決済、現金引き出しができるので、海外でのやりとりが多い人は必須アイテムになりそうです。
Wiseの多通貨デビットカードの申込方法
Wiseのデビットカードの申し込みは非常に簡単です。
僕も実際に申し込んでみたので、以下簡単に解説していきますね。
① Wiseのマルチカレンシー口座を開設
まずは、Wiseのアカウントを登録し、マルチカレンシー口座を開設しましょう。
※すでにアカウントお持ちの方は、②のステップへ進んでください。
アカウントの開設方法は、以下の記事を参考にどうぞ。
Wise(旧TrasnsferWise)の使い方【海外在住ヘビーユーザーが解説】
「海外に送金を考えている。Wise(旧TrasnsferWise)っていうサービスがいいらしいけど、どうやって使うのか詳しく知りたいな。」そんな疑問を持つ方向けの記事です。海外在住6年目のヘビーユーザーの僕が、画像を大量に使ってアカウントの開設から、送金までの6ステップを丁寧に解説してきます。
② Wiseの利用目的を回答
・別の通貨での給料受け取り
・家族からの仕送り
・為替レート変動によるリスク分散のための貯蓄
・新しい国での現地銀行口座としてマルチカレンシーの利用
・賃貸、住宅ローン、銀行ローン、保険金、クレジットカードの支払い
・フリーランス、業務委託金の受け取り
・旅行先で使う資金
犯罪やマネーロンダリング防止のため、Wiseの利用目的を選択する必要があるので、最も適切なものを選びましょう。
③ カード発送先の住所を入力
「発送先の住所を入力する」をクリックすると、以下のようなフォームが出るので、住所を入力していきます。
入力が完了したら、「次へ」をクリックします。
④ 入金方法の選択
ここでの入金方法とは、カード発行のための最初の1,200円の支払い方法のことです。
- Wiseマルチカレンシー口座から引落し
- 銀行振り込み
- 現在お持ちのデビットカードでの引落し
支払い方法はいくつかありますが、僕の場合は「今すぐ入金する」をクリックしたので、マルチカレンシー口座に入っている米ドルから自動で引き落とされました。
⑤ 内容の確認
名前、送付先の住所のローマ字表記が間違っていないか確認したら、申し込みを完了させましょう。
申し込み後、すぐにこんなメールが届くので、あとは予定日まで待つだけです。
⑥ カードの到着、有効化
申し込みから大体2週間ほどで、無事にカードが届きました!
カードが届いたら、まずWiseのアプリ上で、名前の下に6桁の記載されているコードを求められるので、それを入力すればカードを有効化されます。
なんと、このデビットカードは、非接触決済にも対応しています。
カード有効後、4桁のPIN番号がアプリ上で見れるようになり、そのPINを入力することで非接触決済も有効化できるらしいので、今度試してみようと思います。
まとめ
ということで、今回はWiseの新サービスであるデビットカードについて詳しく解説しました。
僕も実際に使ってみましたが、Wiseのこのサービスが広く使われるようになれば銀行、両替所、送金サービス、ATMなど既存のあらゆる金融サービスが駆逐される日も近いと感じました。
頻繁に海外へ行く方や、海外とのお金のやりとりが多い方には特におすすめできるサービスなので、ぜひこの機会にアカウント開設を検討してみてはいかがでしょうか?
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