【手数料無料】FirstradeのDRIP設定で簡単配当再投資!
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配当金を再投資したい人「保有する株から配当金が出た。再投資で複利の力を使って資産を大きくしたいけど、毎回口座をチェックして投資するのは面倒だな…良い方法はないだろうか?」
こんにちは、旅リーマンのZuminです。
今回は、こういった疑問を持つ方向けの記事です。
長期投資で雪だるま式に資産を増やしてくれる配当再投資機能「Dividend Reinvestment Plan(DRIP)」について詳しく解説していきます。
配当再投資機能で複利を味方にするなら
もくじ
- FirstradeのDRIP設定方法
- FirstradeのDRIPのメリット
- DRIPの複利効果を検証
FirstradeのDRIP設定方法
FirstradeでのDRIP設定はとてもシンプルで、以下の3ステップを行うだけです。
- ① Positionsをクリック
- ② Dividend Reinvestmentをクリック
- ③ Edit Enrollmentのチェックボックスにチェック
① Positionsをクリック
Firstradeのアカウントにログインしたら、Accounts > Positions の順番にクリックします。
② Dividend Reinvestmentをクリック
次に、Positionsの右横に出ている Dividend Reinvestment をクリックします。
すると、DRIPに対応している保有銘柄の一覧が表示されます。
③ Edit Enrollmentのチェックボックスにチェック
DRIP対応させたい銘柄にチェックを入れて、PREVIEW CHANGE のボタンをクリックすれば、申請完了です。
DRIPの反映には、2〜3営業日ほどかかります。
DRIPの反映を確認
数日後、Accounts > Positions から保有銘柄を確認し、銘柄の右側に小さく「D」の文字が表示されていれば、DRIPの設定は完了です!
ちなみに、投資方針が変わってDRIPを申請した銘柄を売りたいと思った場合でも、特に申請は必要なく、そのまま売ってしまっても問題ないので安心してください。
FirstradeのDRIPのメリット
FirstradeでDRIPを使うメリットは以下の3点。
- 手数料無料
- 端数株対応がある
- いつでも設定の変更可能
手数料無料
Firstradeを利用するメリットは、なんと言っても手数料がかからないこと。
株式・ETFの売買はもちろんですが、DRIPの設定も無料でできます。
時間もお金もかけずに、資産がさらに資産を産む仕組みを手軽に作れるので、思考停止で運用したい方には最適です。
端数株対応がある
FirstradeでDRIP設定をする魅力は、配当金額が1株に満たない場合でも、再投資をしてくれるということです。
例えば、僕の保有するVOOの2020年12月のケースを見てみましょう。
・DRIP再投資:$12.44
・VOO株価:$341.2000
・購入株数:0.03646株
このように、1株未満の端株単位でもしっかり自動購入されています。
日本だと、サクソバンク証券がDRIPに対応していますが、配当金が1株に満たない金額だと現金受け取りになってしまうようなので、これだけでもFirstradeに軍配がありそうですね。
いつでも設定の変更可能
もし、配当金を現金で受け取りたいと気が変わっても大丈夫です。
チェックボックスから、チェックを外し申請するだけで、2-3営業日後にはDRIPを解除することができます。
また上述のとおり、DRIP設定中の銘柄でもそのまま売却可能なので、とにかくラクです。
DRIPを使う際の注意点
ただし、FirstradeのDRIPは全ての銘柄に対応しているというわけではないです。
例えば、僕の保有するロイヤリティ・ファーマ(RPRX)という株は、配当金が出るのですが、DRIP非対応のため、現状は分配金として受け取っています。
また、「DRIPをすることによって配当金を現金で受け取らないので、節税メリットがある」という情報を見かけますが、これは間違いです。
W-8BEN(米国源泉税に対する受益者の非居住証明書)を提出する必要があり、配当金を受け取ろうが、DRIPで再投資しようが、居住する国に応じて税金は徴収されます。
そのため、節税効果は期待できません。
とはいえ、配当日に株の購入手続きをせずとも、自動的に再投資してくれて、ほったらかしでも資産を膨らませることができるのは、非常にありがたいですね。
DRIPの複利効果を検証
最後に、DRIPで配当を再投資するメリットを考えていきましょう。
そもそも複利は、あのアインシュタインが「人類最高の発明は複利である」という言葉を残した通り、資本主義で生き残る上で偉大なパワーを発揮してくれます。
例えば、元本100ドルとした場合の40年後のリターンを以下それぞれのパターンでシミュレーションしてみましょう。
・赤:配当再投資なし
同じ100ドルスタートでも、再配当した場合としなかった場合では、40年後のリターンに3倍近くの差がつくことが分かります。(※税金分は考慮されていません)
もちろん、株価が成長していくことが前提となりますが、改めて複利の力を感じるチャートですね。
DRIPに向く銘柄
ここまで配当再投資のメリットを話してきましたが、必ずしもすべての銘柄にDRIPが有効とは限りません。
DRIPを最大限に生かすには、以下の3つのポイントを抑えておく必要があります。
- 元本:元本が大きければ大きいほど配当金は多くなる
- 利回り:一般的に高配当と呼ばれる利回り2〜3%以上の銘柄
- 投資期間:期間が長ければ長いほど、複利のパワーが生きる
例えば、以下のような銘柄は迷わずDRIP設定をして、持ち続けるのが良いのではないかと思います。
- 高配当株(VYM、HDV、SPYDなど)
- 配当成長銘柄(JNJ、P&G、VIGなど)
- 長期積み立て(S&P 500連動型インデックスETFなど)
逆にこの条件に当てはまらない銘柄は、DRIPするよりももらった配当金を割安で、長期的に成長しそうな別の銘柄に追加投資する方が賢明かもしれませんね。
なぜなら、再投資のタイミングは自分で選ぶことはできず、株価が上がってる時に再投資され、パフォーマンスを下げてしまうというリスクもあるので。
さいごに
ということで、今回はFirstradeにおけるDRIP(配当再投資制度)について解説していきました。
こんなに便利な仕組みですが、残念ながら日本の証券会社では、ほとんど提供されていません。
一度設定するだけで、自動で雪だるま式に資産を増やしてくれます。
- 無駄な手間やコストを減らして、資産を効率的に増やしたい
- 株価をチェックして、買うタイミングを考えるストレスを減らしたい
- 少ない資本からでも、長期で積み立てて運用したい
こんな悩みを持つ方は、ぜひFirstradeで口座開設をして、DRIPを活用してみてはいかがでしょうか?
Firstradeの利用に関する情報は、以下の別記事でも詳しく書いているので、参考にしてみてください。
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