Firstrade口座への入金方法【ACH送金の登録方法を解説】
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Firstradeで口座を開設した人「Firstradeの証券口座が開設できた。早速取引を始めたいけど、小難しい英語だらけで、入金方法がよく分からない。」
こんにちは、旅リーマンのZuminです。
今回は、そんな疑問を持つ方のお悩みを解決します。
この記事を書いている僕は、海外在住7年目で、海外でも資産運用をしたいということで、Firstrade証券の口座を開設しました。
Firstradeの口座開設方法とは?【米国株が手数料無料!】
海外に移住すると、日本の証券口座は閉鎖されてしまいますよね。それでも、将来に向けた資産運用として、米国株に投資したい人は当然多いはず。今回は、そんな方に向け海外居住者でも利用できるFirstradeがどんな会社なのか、メリットとデメリットも含め、ユーザーである僕が口座開設の方法を解説していきます。
Firstradeで口座を開設したはいいものの、送金方法がわかりづらいという悩みを持つ方が多かったので、ステップごとに解説していきます。
この送金方法であれば、Firstrade内の出入金を無料にすることができるので、ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
- FirstradeのACH送金の登録方法
- FirstradeのACH送金の使い方
- そもそもACH送金って何?
FirstradeのACH送金の登録方法
FirstradeでACH送金を登録するには、アメリカ国内の銀行口座が必要です。
まだの方は、以下の記事を参考にしてみてください。
【米国株投資への第一歩!】ユニオンバンクの口座開設方法を解説
「海外に移住すると日本の口座は凍結されるらしいけど、資産運用は続けたい。日本にいる間にアメリカの銀行口座の開設ができたら便利なんだけど、何かいい方法はないかな?」そんな悩みを持つ方向けの記事です。結論、ユニオンバンクであれば、日本にいながらも超簡単にアメリカの銀行口座を持つことができるので、その方法を解説します。
すでにアメリカの銀行口座をお持ちの方は、以下3つのステップで入金をすることができます。
- ① 必要書類の準備
- ② 書類のアップロード
- ③ 入金デポジットの確認
① 必要書類の準備
まずは、FirstradeのサイトからPDFのACHフォームをダウンロードしましょう。
ファイルのダウンロードは、Service
→Form Center
→ACH Electronic Funds Transfer Form
の順でクリックしてください。
A4サイズのPDFが2ページ表示されますが、記入は2枚目のみです。
下記の画像を参考に、PCから直接編集するか、プリントアウトして記入、スキャンしてください。
※ ABAナンバーは、ユニオンバンクのカリフォルニア・アカウントを利用中の方であれば、以下の番号を記載してください。
② 書類のアップロード
書類の記入後、Firstradeのサイトにアップロードしていきます。
ファイルのアップロードは、Service
→Form Center
→Upload Document
からアップロードしましょう。
③ 入金デポジットの確認
書類をアップロードすると、2-3営業日で登録した銀行口座に少額の入金が2回あるので、こまめに口座をチェックしてください。
Firstradeからの入金が確認できたら、10日以内に確認できた入金額を以下の手順で記載してください。
Accounts
→Deposit/Transfer
→Bank Profile
からDeposit #1
とDeposit #2
それぞれに入金額を記載しConfirm
をクリック。
「Congratulations!」と表示されれば、ACHの登録は完了です!
FirstradeのACH送金の使い方
ACHの登録が完了したら、早速ACHを使って入金をしてみましょう。
入金は非常に簡単で、以下画像の順番で入力してください。
まずは、500ドルぐらいの入金で試してみるのがおすすめです。
ちなみに、毎回の入金手続きが面倒だなという方は、Recurring
にチェックを入れると、毎週/毎月/毎四半期で自動設定もできますよ。
手続きが完了すると、以下のようなメールが届きます。
だいたい1〜2営業日で、Firstradeの口座に入金が確認できるので、それまで待ちましょう。
以上で、ACH送金の準備は完了です。
ちなみに、入金は引き落としの翌日にAccount Balancesで反映されましたが、実際に売買が可能となるCash Buying Powerに反映されるまでは、4営業日かかりました。
・9/18 Account Balancesに反映
・9/23 Cash Buying Powerに反映
一番初めの入金は、反映まで最大5営業日かかることもあるそうなので、いざという時のために余裕を持って送金を済ませておきましょう。
※ 2度目以降の入金は、即日反映されました!
そもそもACH送金って何?
作業を進める中、「そもそもACH送金って何?」という疑問が浮かんできたので、ついでに解説します。
日本語に訳すと、自動資金決済センターの略で、アメリカの銀行における送金としては主流となっている方法です。
仕組みとしては、アメリカ中の銀行がその日に申し込まれた送金依頼の情報をまとめてACHへ送ります。
この情報を受け取ったACHは、その日のうちにリクエストをまとめて処理して、翌朝に送金を完了します。
つまり、まとめて送金処理をリクエストすることで、無料もしくは非常に安い手数料で送金をしてくれるシステムなのです。
一方で、デメリットとしては一度別の組織を経由するため、時間がかかります。
各送金方法のメリット・デメリット比較
Firstradeでは、3種類の入金方法がありますが、一番無難かつ無料でできるACHを利用するのがオススメです。
送金手段 | 送金スピード | 手数料 | 送金にかかる手間 |
ACH送金 | △ | ○ | ネット完結 |
小切手(Check) | × | △ | 郵送する必要がある (米国外在住者は現実的でない) |
電子送金(Wire Transfer) | ○ | △ | 100万円以上の海外送金は申告が必要 |
以上、Firstradeで口座開設後のACH送金作業と使い方を解説してみました。
ACH送金を利用することで、株の取引手数料だけでなく、送金の手数料を無料にすることができます。
これなら少額の積立投資を検討されている方でも、手数料負けしにくい資産運用の仕組みを構築することができそうですね。
この記事を参考に、ぜひACH送金の設定をしてみてくださいね!