【大物参戦!】Invescoのビットコイン現物ETFのBTCOとは?
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BTCOについて知りたい人「大手ETF運用会社Invescoから現物ビットコインに投資できるETFが出たらしい。でも、どんなETFでどんな運用がされているんだろう?どこの証券会社で買えるのかも知りたいな。」
こんにちは、旅リーマンのZuminです。
そんな疑問に答えます。
2024年1月10日、ついに現物のビットコインを対象としたETFがアメリカのSECによって承認され、世界中で話題になっていますね。
【ついに承認】ビットコイン現物ETF11銘柄を比較!どの証券会社で買える?
「ついに現物ビットコインに投資できるETFが承認されたらしい。でも、各ETFはどんな違いがあるの?どこの証券会社で買えるの?」 そんな疑問を持つ方向けの記事です。今回は各ETFの一発比較表、ビットコインを現物ETFで投資すべき理由とメリット、さらに日本からこのETFを買える証券会社まで詳しく解説します。
ETFの運用会社として世界第4位を誇るInvesco(インベスコ)もビットコインETFに名乗りを上げたということで、大きな注目を集めています。
ということで、今回はそんな注目のBTCOについて解説していきます。
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もくじ
- BTCOってどんなETF?
- BTCOの運用方法とは?
- BTCOの買い方とは?
BTCOってどんなETF?
BTCOはビットコイン現物ETFで、正式名称は Invesco Galaxy Bitcoin ETF となります。
ティッカー | BTCO |
純資産総額 | $49.5 Million(約72億円) |
取引所 | Cboe BZX Exchange |
設定日 | 2024年1月11日 |
運用方法 | インデックス |
経費率 | 0.39% |
平均取引ボリューム(月間) | 1,002,200 |
銘柄名にGalaxyが入っているのは、ビットコインのマイニング事業で有名なGalaxy Digital(ギャラクシー・デジタル)がパートナーとしてビットコインを調達しているため。
Invesco社といえば、NASDAQ100連動のインデックスETF「QQQ」でおなじみですよね。
>> 【NASDAQ100指数に連動】Invesco QQQとは?
経費率は0.39%と他社に比べ、高い水準ですが、6ヶ月間、最初の運用額$5 billionまでは0%で運用するとのことです。
しかし、同時承認の11社の中で、初日の取引ボリュームは下から5番目という低調な数字。
Here's the #Bitcoin ETF Cointucky Derby data via trading volume on day 1 (more volume will continue for a little while).
— James Seyffart (@JSeyff) January 11, 2024
Total Volume was over $4.6 Billion with $GBTC about half of it. BlackRock & Fidelity went 1 & 2 absent GBTC. pic.twitter.com/t70MzyQfZW
やはり、他社に比べ高めの経費率がネックとなっているのかもしれませんね。
BTCOの運用方法とは?
BTCOの運用方法ですが、Invesco社の公式サイトによると、以下のように記載されています。
When purchasing Creation Baskets, Authorized Participants will deliver cash to the Cash Custodian. Galaxy Digital Funds LLC (the “Execution Agent”) will be responsible for acquiring the requisite amount of bitcoin on behalf of the Trust on an agency basis. Once the Execution Agent selects a counterparty or digital asset trading platform (“Bitcoin Counterparty”), the Cash Custodian will transfer cash to the Bitcoin Counterparty in payment for the requisite amount of bitcoin.
つまり、BTCOでは、他社のETFとは違い運用会社であるInvesco社が直接ビットコインを売買しません。
先述の通り、執行代理人となっているGalaxy Digitalを通じて、必要な量のビットコインを売買し、カストディアンのCoinbaseへ引き渡すという流れ。
もしかすると、このオペレーションこそが経費率の高さの原因なのかもしれませんね。
保有銘柄は100%ビットコイン。
保有ビットコインは基本的にオフラインのコールドストレージにて保管され、売買の時のみCoinabaseの取引口座へ移動する場合があるとのことです。
もちろん、秘密鍵の保護や、ホワイトリスト登録アドレスのみの送金、2段階認証などのセキュリティ面に関してもしっかりと記載されています。
以下、BTCOのリアルタイムチャートです。
BTCOの買い方とは?
そんなBTCOですが、日本から購入できる証券会社はあるのでしょうか?
日本でビットコイン現物ETFの取り扱いを予定している取引所を検索してみましたが、結論、現状の日本の法整備では難しいとのことです。
ビットコイン現物ETFにアクセスできる唯一の方法
とはいえ、アメリカの銀行口座を持っているという条件付きにはなりますが、日本在住者でもビットコインETFに投資できる唯一の方法があります。
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もちろん、BTCOをはじめとするビットコイン現物ETFの11銘柄にも例外なくアクセスが可能で僕も5年以上愛用しています。
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さいごに
ということで、今回は承認ホヤホヤのInvesco社によるビットコイン現物ETF「BTCO」について解説してきました。
BTCOでビットコインに投資する理由としては、世界第4位の運営会社であるInvesco社のブランド力と暗号資産に強いGalaxy Digital社が売買を担当するという点に尽きるでしょうか。
コスト面では他社に劣るものの、やはりQQQを運営するInvescoの安心感に任せたいという人も一定数いるはず。
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