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インドネシアに移住するってどんな感じ?【元現地駐在員が語る】

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インドネシアに移住したい人「インドネシアで移住するにはどんな条件が必要で、どんなメリット・デメリットがあるのだろう?それに仕事や費用はどれくらいかかるのかな?」

今回は、そういった方の疑問に、2017年〜2019年まで生活をした僕の実体験をもとに、お答えしていきます。

もくじ

  • インドネシアのビザ
  • インドネシア移住のメリット・デメリット
  • インドネシアでの生活費
  • 実際にインドネシアに住んでみて
  • まとめ

インドネシアのビザ

インドネシアのビザ

  • ビザなし
  • 到着ビザ(Visa on Arrival)
  • C312(通称:TELEXビザ)
  • 暫定居住許可証(KITAS)
  • 恒久滞在許可証(KITAP)

インドネシアには多数のビザがありますが、就労可能なビザは1つしかありません。

ビザなし

観光目的の30日以内の滞在。日本国籍で、パスポートの有効期間が6ヶ月以上、ビザ欄空白ページ(3ページほど)が条件です。

ただし、スーツなどを着て入国すると商用と疑われ、到着ビザの取得を求められるケースがありますので注意。

到着ビザ(Visa on Arrival)

通称VOAと言われる到着ビザです。空港にて、 500,000ルピア(約4,000円)での支払いが必要。30日以内(最長60日まで延長可)の観光か会社訪問や会議出席など就労を伴わない、滞在において取得必須。

後々会社で就労ビザを取る場合でも、まずはこのビザを取得し入国する必要があります。

C312(通称:TELEXビザ)

唯一の就労ビザ。有効期限は半年から1年(会社の登記状況や規模による)で、更新の度に一度国外へ出なければいけないのが面倒です。

多くの人が朝イチのフライトでシンガポールに出て、現地のエージェントにパスポートを渡し、インドネシア大使館で夕方までにビザを取得してもらい、その日の夜に帰国するというスケジュールが一般的です。

暫定居住許可証(KITAS)

KITAS(キタス)とは、インドネシア国内に6ヶ月以上滞在する場合の許可をもらう証明です。有効期限は半年から1年(こちらも会社の登記状態による)で上記の就労ビザ(C312)とは別に、セットで取ることになります。

有効期限が切れる1ヶ月ほど前に、シンガポールへ出る調整をして、C312の取得と合わせて行います。

ほとんどの長期外国人労働者はこのプロセスを繰り返し、滞在しています。

※かつてはイミグレーション(入国管理局)へ行って、写真と指紋を取るだけのプロセスがありましたが、最近では空港の入国時にこの手続きを行うようになり、QRコード付きのシールをパスポートに貼られるだけになったので、発行期間が短縮されました。※その代わり1レーンしか対応してくれないので激混みです。

恒久滞在許可証(KITAP)

先述のKITAS(暫定居住許可証)では、1年毎に4回まで延長が可能で、最大5年間の滞在ができるのですが、その後、大きな問題なく5年間継続居住すると、申請する資格が得られるのが、こちらのKITAPと呼ばれる5年間有効の恒久滞在許可証となります。

5年毎の延長手続きが必要であるものの、このKITAPが実質上の外国人の永住権に近い許可になります

KITAS→KITAPへの切り替えは、労働ビザ、配偶者ビザなどで滞在している外国人に対し適用されます。

ただ、労働ビザを持つ駐在員の場合、変更するメリットがあまりないので、配偶者がインドネシア人という人以外で切り替えている人はほとんど聞いたことがないです。

初めてのビザ取得となると不安な方も多いかと思いますが、基本的には会社が信頼のあるエージェントを経由して、手続きをサポートしてくれるため、エージェントさんの指示に従えば問題ないです。

インドネシア移住のメリット・デメリット

インドネシア移住のメリット・デメリット

メリット

  • 経済成長ど真ん中
  • 親日国
  • 定期預金の金利が高い

経済成長ど真ん中

インドネシアは現在GDP5%前後で堅調に成長を続けています。また、2億人を超える人口を持ちながらも、日本とは真逆の綺麗な人口ピラミッドが完成しており、日本の高度経済成長期さながらの雰囲気が体験できます。

また、インターネットなどのインフラがかなり整備され、海外で学んだ優秀な人材が帰国後、起業し成功しているため、スタートアップへの投資が盛んです。ジョコウィ大統領のIT化支援も手伝って、マーケットは日々拡大し、巨大な投資や買収が繰り広げられており、ユニコーン企業も5社となり東南アジア周辺国と一線を画しています。

親日国

東南アジアは基本的に親日国が多いですが、インドネシアはその中でも世界有数の親日国です。かつてのオランダからの植民地時代の解放を日本軍が手伝ったという経緯が大きいようです。

そのため、日本好きで、日本人に対して優しい人が多く、日本食レストランやスーパーは他国(タイ以外)に比べ、かなり充実しています。

また、五輪真弓の「心の友」という僕でも知らないような古い曲をみんなが歌えたりします。

定期預金の金利が高い

銀行の利息が4〜5%という銀行が多く、他国に比べても圧倒的に高いです。
参考:インドネシア最大の銀行BCA公式サイト
日本だと0.010%とかほぼないに等しいので、その差は歴然ですよね。

インドネシアルピアは0の数が多く、変動も大きいので、使いにくいお金ではありますが、現地で使う分は銀行で預金し続け、資産運用としていくのもいいかもしれません。

デメリット

  • 異なる慣習
  • お酒が高い
  • 渋滞

異なる慣習

インドネシアでは、人口の9割がイスラム教とあって、日本ではなかなか体験できない光景や慣習がたくさんあります。

お祈り、ラマダン(断食)、アザーン、ハラル

  • 1日5回のお祈りタイム、熱心な人は(全員ではない)仕事中でも中断して、お祈りタイムが始まります。オフィス内やビルにも(ムショラ/Mushola)と言われるお祈り用の部屋があります。
  • 毎年5〜6月ごろですが、ラマダンと言われる断食があり、日没まで水や食べ物を一切口にしてはいけないという義務があります。その時期、飲食店は周りに配慮して、窓に布が被せられ、お酒類は中が見えないようマグカップで提供、イスラム教外の人もあまり目の前で食べ物を食べたりしないように気を使う必要があります。
  • アザーンは1日5回とモスク(礼拝堂)のスピーカーからお祈りの時間を知らせるため大音量で流れてきます。場所によっては、とんでもない爆音で祈りが流れ続けるので、お部屋探しの際は注意が必要かもしれません。
  • ハラルというイスラム法で許された食べ物、調理法のみ体に入れるという考えがあり豚肉はご法度。中華系や日系のレストラン以外では基本的には豚料理は食べれません。そのため、柔らかくて、美味しい豚肉を探すのは困難(特にジャカルタ)です。豚肉好きには少し辛いかもしれません。

お酒が高い

上記に関連しますが、基本的にお酒を飲まないイスラム教のハラルの考えがあるため、お酒はかなり高めに設定されています。

日本で2,000円ぐらいのお酒が、10,000円とか平気であります。

また、犠牲祭、ラマダンの時期はお店でも提供を自粛するよう求められるため、お酒好きの人には辛いかもしれません。

渋滞

主にジャカルタの話ですが、最近はMRTや電車などのインフラが整い始めてきたとはいえ、まだまだ渋滞はネックです。

時間帯によりけりですが、僕も実際普段バイクで15分、歩いても30分のスーパーから自宅までタクシーで1時間半かかったことがありました(笑)

なので、商談などの予定がある場合は、早めの出発とGrab BikeかGoJekの利用がポイントです。

インドネシアでの生活費

インドネシアでの生活費

では、具体的にどれくらいの生活費がかかるのか?

以下、費用は僕自身の平均的な月の固定費です。

20代、男性、一人暮らし

  • 家賃(プール、ジム付き1LDKコンドミニアム):約5万円(ネット込み)
  • 水道・光熱費(水道:600円、電気代:2,500円、ガスはプロパン:1,000円ほど)
  • 携帯データ:5GBで1,000円
  • 食費3万円程(自炊6割:外食4割)
  • 交通費:Grab、タクシー合わせて 3,000円
  • 計:88,100円

ランチは基本オフィスボーイに屋台飯のテイクアウト(ナシゴレンやアヤムサンバルイジョ《チキンの激辛青唐辛子ソースのせ》、バックミー《鳥ひき肉が乗った中華風の麺料理》)を頼んで、済ませていたので、毎日200円以内で事足りてました。

僕は日本食レストランでの飲み会や、日系スーパーでの食材の買い出しをしていたので、若干高く付いてる感じがしますが、それでも日本の都心の家賃1ヶ月分くらいで1ヶ月の生活が成り立っているので、めちゃくちゃコスパいいですよね。

実際にインドネシアに住んでみて

実際にインドネシア住んでみて

メリット、デメリットはあるものの、僕は丸々2年間実際に生活してみて、仕事、生活を通じて言語、スキル、仲間を得ることができ、人間として大きく成長することができました。

特にAsian Games(アジア版オリンピック)開催直前の歩道の整備、MRT(地下鉄)の開通、空港直結の電車などインフラの急発展を目の当たりにしたことで、国自体の勢いを肌で感じ、便利な日本に生まれた僕の中で貴重な経験となりました。

あと、インドネシアで生活する上では、インドネシア語を使い、いかにローカルに入り込めるかがキーになってきます。

正直、赴任するまでは英語で何とかなるだろうと思っていましたが、いざ住んでみると最初の半年ぐらいは常にローカル言語との壁を感じることが多かったです。

ただ、普段のコミュニケーションで少しずつインドネシア語を使うようにしたことで、 みんなが笑顔になり、取れる情報も増え、生活のストレスは断然減ったので、 暮らしながら少しづつでも覚えて、使っていくのがおすすめです。

まとめ

まとめ

以下、まとめです。

  • 親日で、経済成長ど真ん中
  • イスラム教の文化をいかにリスペクトし、受け入れられるか
  • 物価は日本食の回数を減らせばかなり安く抑えられる
  • インドネシア語を少しずつ覚えていく

インドネシアはまさに今、東南アジアで一番ノリにノッているアツい国です。

数十年後にはGDPで日本を抜き4位になると言われ、沈みゆくジャカルタからカリマンタン島への首都移転、Softbankの巨大投資、オリンピックへの立候補など勢いを感じるイベントが目白押しですで、今後も目が離せません!

結論、東南アジアで転職を考えている方には、かなりおすすめの国の一つです。

この記事が、少しでもインドネシアへの転職、移住を考えている方の参考になれば幸いです。

それでは、また!

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