奨学金の返済はつらいけど海外移住で人生変わった話【日本を諦める】

DAILY LIFE LIFESTYLE

奨学金を借りた人「月々3万円の返済で生活が困窮。奨学金を借りて後悔している。人生やめたい。」

今回はそんな悩みを持つ方向けの記事です。

何を隠そう、かつての僕自身の悩みでもあります。

結論、今日本でサラリーマンをしながら、奨学金返済で苦しんでいるのであれば、海外移住という選択肢はアリだと思います。

8年で返済を完了した僕の経験を語ります。

思考停止で借りた奨学金

思考停止で借りた奨学金

兄弟が多く、家庭も裕福ではなかったので、大学4年間分、計600万円(利息含む)の返済から社会人生活をスタートしました。

日本ではお金の教育というのはほとんどなく、みんなが同じような人生を歩む同調主義。

大学に行かないと、いい会社に就職できないよ。

そんな焦りから僕も、完全に思考停止で周りと同じように奨学金を借りて、大学へ進学しました。

奨学金=ただの借金

ただ、僕のように、この現実を理解せず、社会人になって返済のしんどさに気づき後悔する人はかなり多いはず。

とはいえ、すべては思考停止して、借りた自分の責任。

返さないわけにはいきません。

日本でサラリーマンをしながら奨学金の返済はつらい

サラリーマンをしながら奨学金の返済はつらい

東京でサラリーマンをしていると、無駄なコストがかかりすぎだなって思います。

僕が23歳の時の実際の生活費です。

  • 手取り:23万円
  • 家賃:8万8000円
  • 通信・光熱費:2万円
  • 食費:3万円
  • 交際費:1万円
  • 保険:3万円

そこに追い打ちをかけるように3万円の奨学金返済

当時の僕は、「社会人たるもの一人暮らしをせねばならない」というムダな固定観念と、1時間の満員電車に乗るのが嫌という理由で、会社から3駅の場所にあるマンションを借りました。

今考えたら、実家も東京都内なのに、本当に無駄だったなと思っています。

別にプライドは捨てて、実家暮らしでも通勤できたわけで。

結果、生活は困窮し、仕事終わりの西友で20%OFFになった弁当やおにぎりを買い、カップ麺だけで生活をしたこともありました。

2度のブラックリスト入り危機

2ヶ月連続で奨学金の返済に必要な残高が足りず、ブラックリスト寸前で督促の電話を受けたことが2度もありました。

アフィリエイトのセルフバックでありったけのクレジットカードを作りまくり、報酬を返済に充てたり、親から借金をして何とか凌ぎましたが、メンタルはボロボロ。

おかげで、栄養不足で手足の指の皮がはがれ、貧血で倒れて会社を休むなんてこともありました。

この時は、なんのために仕事をしているのか、ただ生きるために我慢をするという最悪の状況に陥っていましたね。

日本での生活を捨てたら楽に

結果的に、20年返済を12年も縮めて8年で返済を終了することができました。

きっかけは、社会人4年目でベトナム赴任が決まり、給与は日本円でもらいつつ、コストを抑えて生活できたこと。

給与額は大きく変わらずとも、家賃などの固定費は会社負担だったので、貯金を支払いに回すことができたのです。

その後、給与を上げつつ、インドネシアでグローバル企業へ転職。

実は日系企業だと、交渉次第で日本円と現地通貨をうまい具合に支給してくれる会社も意外とあるんです。

日本人が多く、一部給与の日本円支払いが可能だったため、7割を現地通貨でもらい、残り3割を日本円にすることで、日本円での貯金は全て、奨学金の返済へ。

転職・移住のタイミングで、日本の住民票を抜き、年金、保険、住民税などムダな支払いを見直しました。

結果、この2年で繰り上げ返還にブーストをかけることができました。

そう考えたら、別にどこの国にいようが、返済はできますよね。

奨学金の返済はつらいけど…

奨学金の返済はつらいけど…

僕も日本にいた3年間は困窮していました。

ただ、視点を広げれば人生は変えられるということを知ってもらいたいです。

日本での生活を捨て、生活費を抑えることで気持ちに余裕ができ、「早く返すぞ!」という働くモチベーションに変えることだってできます。

今の経済状況で、別に日本にこだわる必要ってほとんどないと思うんですよね。

東南アジアなら普通に日本食を食べれますし、経済の伸びでいえばむしろこちらの方が高かったりします。

なので今、日本で消耗している人は東南アジアなどの生活コストの安い国で、働きつつ、返済していくという選択肢を取るのもアリだと思います。

奨学金で生活を追い込まれて、命を絶つなど元も子もないですからね。

別記事で、インドネシア、フィリピンでの現地でかかる固定費を出してるので、興味ある方は以下のリンクより見てみてください。

今、かつての僕のように苦しんでいるのであれば、海外での転職を検討し始めてみるのはどうでしょうか。

この記事が少しでも、苦しむ人の役に立てば幸いです。

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