【次のイーサリアム?】仮想通貨Solana(SOL)とは?

Solanaについて知りたい人「Solanaっていう仮想通貨が爆上がりしているけど、何が起きているの?そもそもどういうプロジェクトなんだろう。詳しく知りたいな。」
こんにちは、旅リーマンのZuminです。
この記事はそんなSolanaについて疑問を持つ方向けの記事です。
仮想通貨のSOLが爆上がりしており、僕自身もこのプロジェクトに非常に興味を持っているので、リサーチがてらに記事にまとめていこうと思います。
もくじ
- 仮想通貨Solanaとは?
- Solanaの特徴
- Solanaの購入方法とは?
仮想通貨Solanaとは?

Solana(ソラナ)は、2020年4月にローンチされたとても高い性能を持つブロックチェーンプロジェクトのことで、Solanaのブロックチェーン上で使われる基軸通貨をSOL(ソル)と呼んでいます。
プロジェクト名 | Solana(ソラナ) |
トークン名 | SOL(ソル) |
時価総額 | $71,952,857,699(約8兆円) |
時価総額ランキング | 5位 |
創設者 | アナトリー・ヤコヴェンコ |
Solanaは、セキュリティや分散性を損なうことなく、拡張性の制限というこれまでのブロックチェーンの課題を取り払うことを目指して開発・運用されています。
仮想通貨のSOLは2020年の4月にローンチされたばかりですが、あっという間に時価総額でトップ10に食い込んできたことから注目度の高さがわかりますね。

創設者のヤコヴェンコ氏は、半導体設計などで大手のQualcomm(クアルコム)で無線プロトコルのエンジニア、Dropbox(ドロップボックス)のソフトウェア・エンジニアとして活躍。
Solanaのアイデアは2017年、サンフランシスコのカフェでコーヒー2杯とビール1本を飲んだ後にひらめいたと語っています。
BitcoinやEthereumなどのブロックチェーンの最大の課題として、拡張性が挙げられます。
Proof of WorkやProof of Stakeという仕組みで動いているがゆえに取引に時間がかかり、多くのエネルギーを必要するために持続可能ではないという問題に直面しているのです。

一方で、SolanaのProof of Historyという仕組みを取り入れ、イベントが発生するたびにスナップショットで記録。
すべてのノードにつく時計からタイムスタンプが割り当てられることで、ブロックチェーンに記録される取引の順番を互いに相談することなく決定。
こうすることで、過去の取引のタイムスタンプを計算する必要がなくなり、データの改ざんを防ぎつつ、格段に早い取引を実現することができるとされています。
ヤコヴェンコ氏はSolanaについて、とあるインタビューで以下のように語っています。
つまり、裏を返せばSolanaなら光と同じ速さまで取引の処理速度を上げることができる可能性を秘めているということです。
Solanaの特徴

Solanaには、以下のような特徴があります。
- 処理速度が早く、取引コストが安い
- ステーキングが可能
- 様々なサービスの基盤
処理速度が早く、取引コストが安い
Solanaは上述の通り、Proof of Historyという承認システムを導入していることから取引の処理速度が早く、かつ取引コストを大幅に下げることができるのが特徴です。
実際に、他のメジャーな仮想通貨の取引と比較してみるとSolanaの性能の高さは一目瞭然です。
取引処理数/秒 | 手数料(米ドル) | ブロック生成速度 | 取引完了にかかる平均時間 | |
Solana | 50,000 | $0.00025 | 0.4秒 | 即時 |
Bitcoin | 4.6 | $10-15 | 300秒 | 60分 |
Ethereum | 13 | $10-20 | 15秒 | 6分 |
BitcoinやEthereumは依然として、多くのユーザーを抱えている一方で、拡張性の問題があるため取引の一部をブロックチェーン外で処理しています。
そのため、トランザクションに時間がかかります。
Solanaでは、Solanaのブロックチェーン内のみですべての処理を完結できるので、これだけの取引のスピードとコストを削減が実現できるというわけです。
ステーキングが可能
Solanaでは、Proof of Stakeのアルゴリズムも導入されているため、ステーキングでインカムゲインを得ることができるのも魅力。
これまで多くの仮想通貨では、売買による値上がり益(キャピタルゲイン)が中心でしたが、SOLを保有しブロックチェーンネットワークに参加することで対価として報酬(インカムゲイン)を得ることが可能になっています。
海外取引所のBinanceでも、ステーキングが始まっており、60日間SOLをロックするだけで9%近くの報酬が得られるようになっています。

※Binanceのステーキングでは、直接バリデーターになることはできません。
様々なサービスの基盤
SolanaはDEX(分散型取引所)の基盤としても優秀なプラットフォームです。
現在のDEXは、Ethereumを中心としていますが、ガス代(取引手数料)の高さや取引にかかる時間の遅さから不満が出ています。
しかし、Solanaは前述の通り、取引手数料の安さと速さを売りにしているため、これまでの問題を解決できるとしてすでに400を超えるパートナーがこのエコシステムに参加しています。

- Serum(分散型取引所)
- Audius(音楽ストリーミング)
- USDC(ステーブルコイン)
- USDT(ステーブルコイン)
- Metaplex(NFT取引所)
- Akash(分散型クラウド)
- Ledger(ウォレット)
幅広いサービスにSolanaの技術が認められていることが分かりますね。
Solanaの将来性
これまでのブロックチェーンは、それぞれに互換性がありませんでした。
ただ、Solanaは他のブロックチェーンと連携しようという動きを見せています。
すでにEthereumと相互運用を実現するクロスチェーンの「Wormhole(ワームホール)」というプロジェクトというが始まっており、両者の橋渡しが可能になります。
これが実現すれば、Ethereumの抱える拡張性の問題の解決はもちろん、コストを下げつつも取引処理の速度が早めることができるようになります。
これらの期待とSolanaの持つ技術・性能の高さから、2021年に入って急激な価格の高騰が始まっています。
2021年1月ごろは、1.5ドルほどの価値しかなかったのですが、11月時点で約158倍まで値上がりしていることになります。
今後、Solanaのエコシステムが拡大していけば、いずれEthereumの時価総額を超える日も近いと言われています。
実際にEthereumから移行してきたプロジェクトも多数あるので、歴史の転換点を目の当たりにすることができるかもしれませんね。
個人的には一時的な下落は覚悟で、長期目線で期待したいプロジェクトです。
ここまでSolanaについて解説してきましたが、この記事を読んで将来的な可能性を感じた方は、ぜひSOLへの投資を検討してみてください。
Solanaの購入方法とは?

Solana(SOL)に投資できる国内取引所を探してみましたが、残念ながら取り扱いなく、現時点では海外取引所を利用する必要がありそうです。
※海外取引所は、日本の金融庁による事業者登録がされていないため、何かトラブルがあった際は自己責任になるので、そのリスクを頭に入れておきましょう。
その上で、日本から安全にSOLを購入したい場合は、以下の手順が必要となります。
SOL購入の具体的なステップ
- ① コインチェックなど国内取引所で口座開設
- ② Binanceなどの海外取引所の口座開設
- ③ コインチェックでビットコイン (BTC) or イーサリアム (ETH)を購入
- ④ 購入した仮想通貨をBinanceの口座へ送金
- ⑤ SOLを購入
国内取引所で口座開設&仮想通貨購入

海外取引所では日本円が使えないことがほとんどなので、SOLに交換するために一度BTCかETHを購入する必要があります。
仮想通貨を安心して買いたい場合は、マネックスグループのコインチェックを活用しましょう。
まだ、コインチェックのアカウントを持っていない方は、以下のリンクより登録してみてください。
海外取引所で口座開設&SOL購入

次に、海外取引所の口座を開いて購入した仮想通貨を送金、SOLに交換する必要があります。
Binance(バイナンス)であれば、SOLはもちろん取り扱いコインの数も1,000銘柄以上あるため、仮想通貨投資の視野を広げるには最適な取引所です。
僕も実際にBinanceをメインに投資をしており、アプリも使いやすく、ユーザー体験を重視しているのでおすすめです。
さらにBinanceであれば、SOLをステーキングすることで報酬を得ることもできるので、非常に便利です。
口座開設の方法は、以下の記事にて詳しく解説しているので参考にしてみてください。
【暗号資産取引所】Binance(バイナンス)の口座開設方法とは?
「海外で有名な暗号通貨取引所のBinanceの口座を開設してみたい。ただ、海外の口座ってセキュリティも不安だし、英語も得意じゃないので不安だな。。。」今回は、そんな方に向けBinanceがどんな会社なのか、日本人が利用するメリット・デメリットを含め、実際のユーザーである僕が細かく口座開設の方法を解説していきます。
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