東南アジア移住でおすすめの居住エリアとは?【最強の駐在員エリア】
東南アジア移住を考えている人「東南アジアに移住をしたい。だけど、土地勘もないし、どんなエリアに住むのが便利なのか分からない。実際に住んだことのある人の情報を知りたいな。」
今回は、そんな疑問を持つ方に向けた記事です。
この記事を書いている僕は、東南アジア在住6年目。
これまで、ベトナム、インドネシア、フィリピンでサラリーマンとして生活、タイ、シンガポール、マレーシアも 出張ベースで長期滞在をしてきて、各国のおすすめ居住エリアを見てきました。
これから東南アジア移住を考えている方は、ぜひご覧ください。
もくじ
- 東南アジアの移住は駐在員エリアがおすすめな理由
- 東南アジア移住でおすすめの駐在員エリア
- まとめ
東南アジアの移住は駐在員エリアがおすすめな理由
東南アジアへ移住し、部屋探しをするなら、「駐在員エリア」をおすすめします。
なぜなら、日本人が快適に住むのに最適化されているからです。
駐在員が多く住むエリアには、徒歩圏内で日本食レストラン、日本の商品を売るスーパーやモールなど、日本にいるのとほぼ変わらないクオリティで生活ができる場所が多いです。
海外で生活をしていると、日本食が恋しくなったり、慣れるまでのストレスは必ず出てきます。
部屋の探しのコツ
東南アジアで生活をするには、基本コンドミニアムと呼ばれる集合住宅に暮らすことが一般的です。
では、どうやって探すか?
一般的に以下の方法があります。
- ① 日本人向けの不動産仲介会社を利用する
- ② 現地の知人や友人に紹介してもらう
- ③ 直でオーナーとやり取りをする
- ④ Airbnbなどのサイトを活用する
① 日本人向けの不動産仲介会社を利用する
各国で日本人に特化した不動産仲介業者はあります。
メリットとしては、困ったときのサポートが手厚く、日本語でのトラブル解決もできますが、一方で、仲介手数料などまとまった費用がかかってきます。
② 現地の知人や友人に紹介してもらう
東南アジアには、コネ社会の国は結構多く、現地に知人がいるのであれば、紹介してもらうのも一つの手です。
メリットとしては、知り合いなので融通が利くことと、問題が起こった際に早く解決できるということですが、コネありきなので初めての移住では難易度は高いですよね。
③ 直でオーナーとやり取りをする
ネットで賃貸の情報を見つけ、直接オーナーに連絡を取ってみるのもアリです。
ただし、外国人価格というものが存在し、日本人という理由で、通常より高い賃料を請求されるケースもあるので、見極めが大事です。
④ Airbnbなどのサイトを活用する
メリットとしては、最低限のやり取りで完結すること、手間が省けます。
宿泊的な利用だけでなく、オーナーによっては中長期での契約も受けているので、 短期で住んでみて、気に入ったら賃貸の交渉するということも可能です。
Airbnbが圧倒的におすすめ
通常、賃貸だと6か月~1年契約が前提なので、見た目だけで決めてしまうと、住んでから気づく小さなストレスに耐えられなくなることが多々あります。
僕も何度も引っ越しをしていますが、家にいることがストレスになるという経験を身をもって体感してきました。
例えば僕が、実際に契約して失敗してきたケースだと、
- 騒音がうるさい
- 水漏れする
- ネットが入らない
- クーラーが明後日の方向に設置→日中暑すぎ
こうした経験から、必ず最初はAirbnbで1ヶ月単位とかで借りるようにしてます。
もし合わなければすぐに次に移動できますしね。
なので、これから移住するという方は、同じ失敗をしないためにも、まずAirbnbを活用して短期で借りてみて、心地よさを確認してからオーナーと直で契約交渉したり、同じコンドミニアムの別の部屋を探してみるなどが無難かと思います。
東南アジア移住でおすすめの駐在員エリア
下記の順で紹介していきます。
- ベトナム(ハノイ・ホーチミン)
- インドネシア(ジャカルタ)
- フィリピン(マニラ)
- タイ(バンコク)
- シンガポール
- マレーシア(クアラルンプール)
また、Airbnb以外にも各国でお部屋探しに使えるサイトがあるので、あわせて紹介していきます。
ベトナム
ハノイ
ハノイなら個人的に以下の2エリアかなと思ってます。
- 旧市街地
- キンマー
旧市街地
日本食レストランからスーパー、百貨店、ローカルの美味しいベトナム料理屋さんなど、 全てのモノが揃う便利なエリアです。
キンマー
日本人駐在員なら誰もが知るエリア。
日本大使館もこの周辺にあり、 日本人向けのレストランやオフィスなどが密集しているエリアです。
おすすめの情報入手先
物件情報だけだなく、ハノイ市内のお役立ち情報も上げてくれているので、非常にありがたいです。
僕もハノイ赴任時には非常にお世話になりました。
ホーチミン
一方、ビジネスの中心であるホーチミンなら、以下の2エリアが人気です。
- 1区
- ビンタン区
1区
1区にあるレタントン通りは日本人街で、スーパーや日本食レストラン、ロータスクリニックという日系の医療機関が集まっており、とても便利な場所です。
ビンタン区
1区に隣接するエリアで、高層ビルがガシガシ建設中のエリアで、ファンビッチャン通りという場所には日本食店が増え、小さな日本人街ができています。
おすすめの情報入手先
賃貸仲介手数料無料でキレイめないい物件が多く、日本人も数多く在籍しているので、まずはこちらで情報を集めるといいかもです。
インドネシア
徐々にインフラが整備されつつあるジャカルタ。このいずれか3つのエリアであれば、困ることはないです。
- タムリン、スディルマン
- スナヤン
タムリン、スディルマン
中央ジャカルタは、タムリン、スディルマン通り沿いがおすすめです。
グランドインドネシア、プラザインドネシアなどのショッピングモール、日本食レストランが多く集まるアヤナミッドプラザ、パパイヤという日本食材を売るスーパーや日本人向けモールのシティーウォークなどがあります。
スナヤン
南ジャカルタではスナヤンが定番です。プラザスナヤン、そごうなどのモールがあり、日本食レストランはたくさん入っています。
日本人が多く集まる繁華街、ブロックMも近いです。
ただし、高所得者層が多く住むエリアのため、家賃がちょっとお高めなので、あらかじめ注意してください。
おすすめの情報入手先
インドネシア版Airbnb。
僕はジャカルタで4回ほど引っ越ししていますが、最終的にはここで契約した部屋に落ち着きました。
フィリピン
マニラには3大ビジネス街があり、渋滞が激しいことから、いずれか3エリアであなたが働くオフィスに最も近い場所から選ぶのが間違いないです。
- マカティ(レガスピ、サルセド)
- BGC
- オルティガス
マカティ(レガスピ、サルセド)
マカティなら近くにグリーンベルト、グロリエッタなど超巨大モールが並ぶ周辺エリアがおすすめ。
治安もよく、レガスピ公園では日曜日にはマーケットが開かれ、野菜や色々な屋台が出ているので、平和に過ごせます。
BGC
ボニファシオ・グローバル・シティの略で、元々は米軍の基地だった場所をビジネス街として、整備したエリア。
高層ビル、コンドミニアム、モール、日本食レストランなどが揃い、多くのビジネスマンが生活しています。
オルティガス
マカティ、BGCに並ぶ3大ビジネス街の一つで、SMメガモール、日本食レストランの関取があります。
おすすめの情報入手先
物件が検索できるプラットフォーム。オーナーと直接やり取りをするので、返信率はあまりよくなかったりするのですが、物件選びの参考としては使う価値ありです。
タイ
バンコクならどこにいてもそうそう困ることはないと思ってますが、以下のエリアが圧倒的に便利で、人気です。
- プロンポン
- トンロー
プロンポン
東南アジアの中でも最強の日本人的生活ができる、プロンポン。巨大なショッピングモールのエムクォーティエや日本食材を売るフジスーパー、at easeという日系のタイマッサージ店などが並び、日本と遜色ない暮らしができます。
トンロー
日本人学校が近くにあるエリア。高級感溢れる優雅な場所でありながら、近くには有名な屋台街があり、日本食料理店や、焼肉屋がある王道エリアです。
おすすめの情報入手先
仲介手数料無料の日本人向け不動産。Youtubeでの物件紹介や現地の生活情報も積極的に発信しているので、一見の価値ありです。
シンガポール
こちらも電車などのインフラが整っており、国土が小さい国なので、どこでもそんなに困らないのですが、あえて挙げるなら以下のエリアです。
- オーチャード
オーチャード
ビジネス中心地に近く、日常生活、通勤にも便利なエリア。
日本食レストランや伊勢丹、高島屋、明治屋など日系の店舗がたくさん入っている大型ショッピングセンターが集まっています。
おすすめの情報入手先
不動産検索プラットフォーム。シンガポールは家賃が高いので、シェアルームが基本ですが、一度家賃がどれくらいなのか、チェックしてみるのをおすすめします。
マレーシア
日本人の移住先としてNo.1を維持し続けるだけあって、ストレスなく暮らせるエリアは数多くありますが、以下の3エリアが特におすすめです。
- KLCC、ブキットビンタン
- モントキアラ
KLCC、ブキットビンタン
クアラルンプール随一の繁華街で、買い物や食事の選択肢は圧倒的No.1のエリアです。
ツインタワーの下にあるショッピングモール内には紀伊国屋書店や伊勢丹があり、生活に困ることはないです。
モントキアラ
外国人の駐在員用に開発された高級住宅地で、日本人駐在員のメッカと言われており、ワンモントキアラ、Japan Grocerという日本食材が買えるスーパーがあり超便利なエリアです。
マレーシア最大級の不動産検索サイト。物件数が多く、常に最新情報が確認できるのが魅力です。
まとめ
東南アジア移住で各国おすすめの駐在員エリアを紹介してきましたが、いかがでしたか?
- ハノイ(旧市街、キンマー)
- ホーチミン(1区、ビンタン区)
- ジャカルタ(タムリン、スディルマン、スナヤン)
- マニラ(レガスピ、 サルセド、 BGC、オルティガス)
- バンコク(プロンポン、トンロー)
- シンガポール(オーチャード)
- クアラルンプール(KLCC、ブキットビンタン、モントキアラ)
渋滞にハマり時間を無駄にしてしまいストレスを溜めてしまいがちな東南アジアでの生活。
駐在員エリアを選ぶことで、徒歩圏内にモールやスーパーがあり、効率よく時間を使うことができ、ストレスを最小限に抑えることができます。
これから移住を考えていて、お部屋探しをする方はぜひ、 この記事で紹介したエリアを参考にしてみてください。