【銀行いらず】Wise(旧TrasnsferWise)のマルチカレンシー口座がアツい!
マルチカレンシー口座について知りたい人「Wiseが日本向けにマルチカレンシー口座をリリースしたらしい。どんなサービスで、どんな人におすすめなんだろう?使い方や活用方法も知りたいな。」
こんにちは、旅リーマンのZuminです。
そんな疑問を持つ方向けの記事です。
この記事を書いている僕は海外在住のため、日常的に複数の通貨を管理する必要があり、毎月Wise(旧TrasnsferWise)を愛用しています。
Wise(旧TrasnsferWise)の評判って実際どうなの?【海外送金ならこれ一択】
「海外送金をしたい。Wise(旧TrasnsferWise)っていうサービスが評判いいらしいけど、大切なお金を送金するのに、本当に信頼していいサービスなの?」そんな疑問を持つ方向けの記事です。海外在住7年目でWiseのヘビーユーザーの僕が利用者としての目線だけでなく、第三者的な情報も集めつつ詳しく解説していきます。
今回は、そんなWiseがマルチカレンシー口座という超便利な機能を日本ユーザー向けにリリースしたので、解説していきます。
安くて手軽な海外送金サービス
もくじ
- Wiseのマルチカレンシー口座って何?
- Wiseのマルチカレンシー口座はどんな人におすすめ?
- Wiseのマルチカレンシー口座の使い方
Wiseのマルチカレンシー口座って何?
マルチカレンシーとは、その名の通り「複数の通貨」という意味で、Wiseのアカウント内になんと50以上の外貨を保有・管理できる口座を持つことができます。
Wiseの強みである、ミッドマーケットレートでの両替、安価な手数料で他通貨でのお金の受け取り、日本円への両替、100万円までの日本の銀行口座への出金ができるようになります。
対応通貨一覧
主要通貨はほぼ抑えており、それ以外のマイナーな通貨もカバーしていますね。
これだけの外貨をスマホ内で一瞬にして両替、管理できてしまうので、両替商いらずと言ってもいいのではないでしょうか?
銀行いらず?
さらに、すごいのはマルチカレンシー口座を持つことで、以下の通貨に関しては現地へ行かずとも銀行口座情報を取得することができるのです!
国・地域 | 通貨 | 取得できる情報 |
イギリス | ポンド | 口座番号とソートコード |
欧州 | ユーロ | SWIFT/BICコードとのIBANの詳細 |
アメリカ | 米ドル | ルーティング番号(ABA) と口座番号 |
オーストラリア | 豪ドル | BSBコードと口座番号 |
ニュージーランド | NZドル | 口座番号 |
カナダ | カナダドル | 銀行番号、トランジットナンバー、口座番号 |
ハンガリー | フォリント | 口座番号 |
ルーマニア | レイ | SWIFT/BICコードとのIBANの詳細 |
シンガポール | SGドル | 口座番号 |
トルコ | トルコリラ | 銀行名とIBAN |
つまり、わざわざ現地へ足を運ばずとも、誰でも銀行口座のようにお金の受け取りや送金ができるというわけです。
通常、銀行口座を開設するには、居住の証明が必要だったり、現地での労働許可証がないと難しい国が多いのですが、世界を飛び回る人にとってはめちゃくちゃありがたいサービスとなりそうです。
Wiseのデビットカードも発行可能!
さらに、すごいのは複数通貨で利用できるデビットカードの発行を無料で受け付けていることです。
これがあれば、各国口座内の資金を決済に利用できたり、現地ATMから資金が現地通貨で引き出せるようになるため、無駄な手数料の支払いや両替という作業が必要なくなります。
さらに、Apple PayやGoogle Payと連携できるので、カードを持ち運ばなくても支払いができちゃいます。
以下の別記事では、Wiseのデビットカードの申込方法、利用用途など詳しく解説しています。
【超便利!】Wiseの多通貨デビットカードの申込方法を解説
「送金サービスのWise(旧TrasnsferWise)がデビットカードを出したらしい。でも、どんな仕組みで、どんな利用用途があるの?」そんな疑問を持つ方に向け、実際にこのデビットカード利用している僕が詳しく解説します。これを使えば、もはや両替所での現金の両替は必要なくなるかもしれません。世界を飛び回る方必見です!
Wiseのマルチカレンシー口座はどんな人におすすめ?
Wiseのマルチカレンシーアカウントは、以下のような条件に当てはまる人に特におすすめです。
- ① 海外で働く人や家族が海外にいる人
- ② 海外株式投資家
- ③ フリーランサー
- ④ 海外事業を運営する人
- ⑤ オンラインビジネスを運営する人
① 海外で働く人や家族が海外にいる人
例えば、海外に駐在しており、現地通貨から日本円に替えて送金をしたいと言った場合。
Wiseのマルチカレンシーアカウント内に預金をしておけば、すぐに必要なタイミングで日本円に替えて、少額の手数料で送金することができるようになります。
他にも、ワーキングホリデーや留学で海外で過ごす人でも、銀行の口座がなくとも自身のアカウント内で両替するなんてこともできるのです。
② 海外株式投資家
米国の株式に投資をしているという方にもおすすめです。
Wiseでは、オンライン証券のInteractive Brokersに米ドルの送金をすることができるので、わざわざ米国の銀行口座を開設しなくても投資ができるようになります。
中間銀行による手数料の搾取や無駄な手数料に悩むことなく、入金力を上げることができるので、圧倒的な時間とコストの節約になります。
③ フリーランサー
海外のクライアント向けに仕事をしているフリーランサーにもおすすめです。
クライアントが希望する通貨でビジネスをすることができるようになるので、現地通貨でお金を受け取り、その後アカウント内で両替するということも可能になります。
さらに、UpWorkやFreelancer.comのようなフリーランス向けのプラットフォームから、Wiseへ出金することもできるので、世界を相手に勝負することもできるようになりそうです。
④ 海外事業を運営する人
Wiseのマルチカレンシー口座では、法人用のアカウントも用意されているので、海外の従業員、フリーランサーやサプライヤーなどに現地通貨で支払うことも容易になります。
法人口座の場合は、初回のみの3,000円が設定手数料としてかかってきますが、逆にそれ以降は口座維持費などもかからないので、大きなコストと時間の削減になるのではないでしょうか。
⑤ オンラインビジネスを運営する人
最後に、オンラインビジネスをする人にもおすすめです。
決済ツールにStripe、PayPal、Amazon Marketplaceなどを利用している場合、収益をWiseのアカウントに移すことで、引き出し時にかかってくる高額なFX手数料を避けることができます。
手残りを増やしつつ、世界を相手に商売するハードルをグッと下げてくれるので、Wiseのマルチカレンシー口座を使わない手はないですね。
Wiseのマルチカレンシー口座の使い方
Wiseのマルチカレンシー口座は、説明不要なほど超カンタンに使うことができます。
- ホーム画面のアカウント欄「開く」をクリック
- 「残高」を開くを選択
- 欲しい通貨の銀行口座を選択
- 「承認する」をクリック
- 「チャージする」を選択し日本円を入金
- 日本円が指定通貨に両替され残高に反映
- 口座情報を取得する(10通貨のみ対応)
この作業をそれぞれの通貨に対して行うだけで、米ドルから豪ドル、日本円からユーロなど自由自在に両替、送金がアプリ内でできるようになります。
アカウント開設がまだの方や使い方が分からないという方は、以下の記事を参考にしてみてください。
Wise(旧TrasnsferWise)の使い方【海外在住ヘビーユーザーが解説】
「海外に送金を考えている。Wise(旧TrasnsferWise)っていうサービスがいいらしいけど、どうやって使うのか詳しく知りたいな。」そんな疑問を持つ方向けの記事です。海外在住6年目のヘビーユーザーの僕が、画像を大量に使ってアカウントの開設から、送金までの6ステップを丁寧に解説してきます。
ということで、今回はWise(旧TrasnsferWise)のマルチカレンシー口座を紹介してきました。
マルチカレンシー口座が使えるようになったことで、さらに利便性が増し、世界を飛び回る人にとっては必須のアイテムとなりそうですね!
もちろん、Wiseは送金手段としてもどのサービスより圧倒的に優れているので、まだの方はぜひこの機会にアカウント開設してみてはいかがでしょうか。
安くて手軽な海外送金サービス
人気記事Wise(旧TrasnsferWise)の使い方【海外在住ヘビーユーザーが解説】