【非居住者向け】海外在住者が仮想通貨を購入できる取引所とは?
海外で仮想通貨を運用したい人「海外に移住する予定だけど、日本の仮想通貨取引所は使えなくなるらしい。移住した人はどうやって仮想通貨を運用をしているの?」
こんにちは、旅リーマンのZuminです。
そんな疑問を持つ方向けの記事です。
今や、資産運用の一部に仮想通貨を組み入れる人も増えているのではないでしょうか。
とはいえ、日本では税制の問題もあり、海外への移住を検討している方も多いはず。
日本の大手取引所では、海外在住者の利用を禁止しているため、どうやって仮想通貨を運用すればいいのか?という疑問にお答えします。
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もくじ
- 国内取引所における海外移住者の取り扱い
- 海外移住後におすすめの仮想通貨取引所とは?
- あわせて使いたいサービス
国内取引所における海外移住者の取り扱い
海外に移住するということは、基本的には日本から住民票を抜いて「非居住者」という扱いになります。
その場合、日本の各仮想通貨取引所のユーザーの扱いはどうなっているのか、確認しておきましょう。
国内取引所 | 海外居住者の口座開設・取引 |
コインチェック | 世界64ヵ国でのサービス提供NG |
bitFlyer | 原則として海外居住ユーザーの本人確認の手続きNG |
GMOコイン | 海外在住のユーザーの口座開設NG |
bitbank | 日本国内に居住している個人、または日本国内の法人ユーザー以外NG |
どの取引所も非居住者になった時点で、口座開設は受け付けていません。
すでに口座を持っていて、移住後に取引や利用することについては、bitbankが退会・出金完了を奨めている以外、明確な記載はありませんでした。
ただ、日本円を使えること以外に、あえて日本の取引所を利用し続けるメリットはほとんどないので、移住前に海外取引所に出金することをおすすめします。
よくある質問
こうした記事を上げていると、多くの方から同じような質問を受けるので、この場でまとめて回答しておきますね。
Q1. 海外移住後もVPNを使ってこっそり取引すればバレない?
取引所は登録者の取引情報を把握、税務署に報告しているため、いずれ大きな問題になるでしょう。
大切な資産を守るため、危ない橋は渡らずに、移住先でも使える口座開設等の準備した上で移住を進めましょう。
Q2. 海外移住して海外取引所を使った場合、税金はどうなる?
例えば、以下の国は仮想通貨のキャピタルゲイン税がかからないことで有名です。
- ドバイ
- ポルトガル
- シンガポール
日本の取引所からの高額な送金においてはトラベルルールによって、取引情報の監視がされているので、利益をまるまる持ち出すというのは難しいでしょう。
また仮想通貨で1億円以上稼いでいる人は、出国税の対象者になることも頭に入れておきましょう。
海外移住後におすすめの仮想通貨取引所とは?
海外在住者におすすめの仮想通貨取引所を3つピックアップして紹介します。
移住先の国によっては、利用が禁止されている可能性があるので、対応国もチェックするようにしてくださいね。
- Binance(バイナンス)
- Bybit(バイビット)
- KuCoin(クーコイン)
Binance(バイナンス)
Binance(バイナンス)は、2017年に中国で設立された世界最大の仮想通貨取引所。
メリット
- 600を超えるアルトコインの取り扱い
- 取引手数料は0.1%〜
- 高い安全性と信用性
デメリット
- 日本円はクレジットカード経由のみ
- イギリス、タイ、マレーシア、中国などでは利用禁止
Binanceは常に業界をリードしており、圧倒的世界No.1の取引所だけあって、セキュリティ・信用度はバツグンです。
海外在住者のメインの取引所として、必ず持っておきたい口座の1つです。
【暗号資産取引所】Binance(バイナンス)の口座開設方法とは?
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Bybit(バイビット)
Bybit(バイビット)は、2018年にシンガポールで設立された仮想通貨取引所。
メリット
- 充実した日本語対応
- 最大レバレッジ100倍
- 高いセキュリティレベル
デメリット
- 日本円はクレジットカード経由のみ
- 出金できるタイミングが決まっている(1日3回)
- アメリカ、シンガポール、中国では利用禁止
Bybitは日本の取引所では不可能なレバレッジ取引を受け付けており、日本語のサポートも充実していることで人気の取引所。
口座開設に必要なのはメールアドレスだけで、5分かからずに登録できます。
【初心者でも簡単!】Bybitの口座開設方法を解説!【最短5分】
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KuCoin(クーコイン)
KuCoin(クーコイン)は、2017年にシンガポールで設立された仮想通貨取引所。
メリット
- 700を超える取り扱い銘柄
- 取引手数料0.1%〜
- メールアドレスだけで口座開設可能
デメリット
- 日本円はクレジットカード経由のみ
- 日本語に未対応のページがある
- アメリカ、中国などでは利用禁止
KuCoinはメジャーになる前の「未来の大物コイン」を上場させることが多いため、早めに投資したい方は持っておきたい口座の1つです。
登録はメールアドレスだけでOKなので、サクッと口座開設しておきましょう。
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あわせて使いたいサービス
海外で仮想通貨を運用する上で、取引所とあわせて持っておきたいサービスを3つ紹介します。
- MetaMask(メタマスク)
- Ledger Nano(レジャーナノ)
- NordVPN(ノードVPN)
MetaMask(メタマスク)
MetaMaskは、ネット上に仮想通貨を保管するホットウォレットです。
仮想通貨をガチホするだけでなく、積極的に動かすことで増やしていきたい人や、DeFiやNFTゲームなどWeb3関連のサービスにアクセスするには必須のアプリです。
ウォレットは無料で作成できるので、PC・スマホにインストールしておきましょう。
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Ledger Nano(レジャーナノ)
一方のLedger Nanoは、MetaMaskとは逆にオフラインの「コールドウォレット」と呼びます。
仮想通貨取引所はあくまで売買を行う場所なので、大きな額の資産を保有しておくにはリスクがあります。
2018年にコインチェックがハッキングを受けて、580億円のNEMが流出した事件が記憶に新しいですね。
物理的にインターネットから遮断しており、送金時にデバイスに暗証番号・承認ボタンを入力する作業が必要になるため、安全性は非常に高いです。
1万円程度で資産を保管できるのであれば、安い買い物と言えるので、リスクヘッジとして購入をしましょう。
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NordVPN(ノードVPN)
海外で生活をしていると、外出時に公共のWi-Fiに繋ぐ機会は増えます。
ただ、公共のWi-Fiはセキュリティ的に大きなリスクをはらんでおり、パスワードや秘密鍵が第三者に漏れる可能性があります。
自宅以外の回線に繋ぐ際は、必ずVPNを通じてネットへアクセスしましょう。
VPNを使うことで、身元やアクセス場所などすべて暗号化されるため、仮想通貨などの資産情報を守ることができます。
その中でも、NordVPNは特に安全性と接続スピードの面で人気で、月額5.29ドルから利用できるので、あわせて購入しておきましょう。
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さいごに
ということで、海外移住者が仮想通貨を購入・運用するための情報をまとめて解説しました。
僕自身も海外在住歴が8年で、仮想通貨の運用歴も6年と長いので、多くの人の参考になれば幸いです。
- Binance(バイナンス):世界No.1の取引所
- Bybit(バイビット):レバレッジ取引と日本語サポートが魅力
- KuCoin(クーコイン):未来の大物コインにいち早く投資
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