投資を始める前に理解すべきこと【投資で理想の人生をデザインする】

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投資を始めたい人「投資をしてみたいけど、元本が無くなったり、リスクが高そうで躊躇しちゃうなぁ。投資を始めるには何を学んで、どんな心構えで始めればいいのかな?」

前回は、お金を稼ぐ力をつける「事業投資のコツ」に関して解説をしました。

今回は事業投資で稼いだお金をさらに大きくするための、4ステップ目である「経済投資」について学んでいきます。

投資をすることで「お金がお金を生む」という資本主義の最大のメリットを実感することができ、それが今の心の安定に繋がります。

ただ、投資と聞くと「リスクが大きそうで怖い」と思う方も多いはず。

まずは、カモられないための基礎知識を身に着け、経済投資の一歩を踏み出しましょう!

もくじ

  • 証券会社を理解する
  • 証券会社の歴史
  • 投資をオンラインですべき理由

それでは早速、学んでいきましょう!

証券会社を理解する

投資をする際に必ず証券会社ですが、彼らの主な役割は以下の4つとなります。

  • 委託売買業務(ブローカー)
  • 自己売買業務(ディーラー)
  • 引き受け業務
  • 募集・売り出し業務

委託売買業務(ブローカー)

ブローカーとは仲介人のことで、買い手と売り手の手をつなぐ仕事のことを言います。

例えば、分かりやすくするために、車の販売を例で見てみましょう。

ブローカーの役割

Aさんが車を欲しいとなったとき、Bさんの間に入って販売を引き受ける仲介人が出てきます。

売買を仲介して手数料を得るカーセンサーなどの中古車販売のプラットフォームをイメージすると分かりやすいかもしれませんね。

つまり、ブローカーは株を買いたい人と売りたい人の間に入り、売買を成立させるということが主な業務となります。

自己売買業務(ディーラー)

一方で、ディーラーの場合は、自らの資金でリスクを取って株や債権の在庫を買い、運用することで利益を上げることが仕事となります。

こちらも車で例えると、街の中古車屋さんようなイメージでしょうか。

Aさんが車を売りたいとなった場合に、ディーラーがそれを買取って、修理やメンテナンスをした上でBさんに売ることで、利益を得ていますよね。

なぜディーラー業務が必要なの?

ディーラーが必要な理由

例えば、2人の投資家が株を買いたいと思っていても、売りたい人が1人しかいない場合に、取引ができないのは投資家にとっても証券会社にとっても大きなロスですよね。

なので、証券会社が在庫を買い集め持っておくことで、多くの人がいつでも株の取引ができるようになるわけです。

引き受け業務

引き受け業務とは、株や債権を証券会社が買い取ることで、一般投資家に売り出しをすることを言います。

債権とは、国、自治体や企業が、道路を作りたい、橋を作りたいとなった際に、投資家からお金を借りるために発行される有価証券のこと。

債権をより多くの投資家に売るために、発行体となる国や企業が、特定の証券会社を主幹事会社として、債権を買い取ってもらいます。

ただ、主幹事会社にある投資家リストだけでは売り捌けないので、下引き受けとして別の証券会社にも債権を売り出します。

工事現場でイメージすると分かりやすいですが、国がゼネコン会社に業務を委託し、ゼネコンは全て自分で作業できないので、業務ごとに下請けの会社に仕事を振り分けていくのと同じ構図ですね。

募集・売り出し業務

募集・売り出し業務は、引き受けとは違って証券会社が債権や株を買い取る必要はありません。

募集・売り出し業務

国や企業から発行された債権や株は、売れ残った場合返品することができます。

例えば、新しく企業が上場する際のIPO(Initial Public Offering)では、なるべく売れ残りがないように安く売り始めます。

そのため一時的に価格が上がり、上がったタイミングで売られやすいので、短期での価格変動が大きくなるのです。

証券会社の歴史

証券会社の歴史

ここまでで証券会社の業務内容はざっくり理解できたと思いますが、証券会社は時代によって形を変え続けています。

  • オフライン証券会社:野村証券、大和証券、みずほ証券など
  • オンライン証券会社:SBI証券、楽天証券、GMOクリック証券など

かつては、場立ちと呼ばれ指サインや電話で取引をしていました。

場立ち
出典:Nikkei.com

豊洲市場などで行われている魚の卸市場のセリのようなイメージですね。

それが、ここ数年でオンライン取引が主流となり、誰もが気軽に株式取引をすることができるなったのです。

ちなみに今ではアプリでの取引が盛んで、有名なところでは、One Tap BuyやアメリカのRobinhoodやなどがあり、1万円以下からでも取引ができる超便利な時代です!

オンラインでの取引手数料

オンラインに証券会社が移行したことで、ようやく我々のような個人投資家が恩恵を受けることにできるようになりました。

  • 昔の手数料:片道1.5%程度
  • 現在の手数料:無料 or 数百円

昔であれば、売買した時点で3%の損失確定する一方で、今は無料のものが多いので圧倒的な差が出ています。

例えば、100万円の取引をした時点で、3万円は手数料で取られる計算です。

一方のネット証券なら、

どう考えても、オンラインで買った方がお得ですよね。

投資をオンラインですべき理由

投資をオンラインですべき理由

証券会社は、手数料ビジネスで成り立っているので、同じものを買うのであれば間違いなくオンラインだけにすべきです。

その他、ファイナンシャルプランナー、保険営業、証券マン、銀行マンなども同じで、あった時点でそこに時給が発生していますよね。

手数料ビジネス

彼らもビジネスとして、人件費や利益を稼ぐ必要がため、大きな手数料を我々のような個人投資家に課すわけです。

つまり、取引した時点で手数料負けすることがほとんど。

証券会社の闇

証券会社は高い手数料を取るだけでなく、市場をも操り、自分たちの都合のいいように投資家たちを欺いてきました。

上述の通り、証券会社はディーラーとして多くの銘柄の在庫を抱えているため、規制があるものの、ある程度で市場をコントロールできてしまうのも事実。

なので、利益を出すためであれば、どんな手を使ってでも搾取してきます。

その代表例として、「複数売りスケジュール」という売り方があります。

複数売りスケジュール

たくさんの株の在庫を保有しているので、同じ時期に同じ銘柄を勧めまくって、投資家に買わせるのです。

・①会社からの指示で、特定の銘柄を一斉に売りの指示
・②営業マンは一斉にその銘柄を売り捌こうと営業する
・③価格は上がっていきますが、偽装的なものなのでいずれ株価は下がっていく
・④価格が下がったところに、別の企業の株を勧めて、また買わせていく

実際には資産は目減りしているのですが、これを繰り返すことで一見儲かっているように見せかけて、投資家を転がしつつ利益を稼いでいたというわけです。

まさにアリ地獄ですね。

これが、日本で投資=怖いというイメージを植え付けている要因の一つなのかもしれませんね。

ファイナンシャルプランナーの闇

ファイナンシャルプランナー(FP)=民間資格なので、ぶっちゃけ誰でも勉強すれば取得できてしまいます。

彼らは、オンラインで高い買い物を済ませたくない人を狙って、対面数を増やし、なるべく手数料の高いものだけを売って稼いでいるのが実態です。

実際に、GoogleでFPを検索をしても、手数料の高い生命保険を勧めている人ばかりです。

僕も、5年前に友人のFPである保険営業マンに勧められ、ドル建ての貯蓄型の保険に加入してしまいましたが、明らかに自分で投資した方が資産を増やせるので即解約することにしました。

残念ながら、途中解約なので元本は大幅に割れてしまいましたが、今はいい勉強代になったと割り切って、戻ってきたお金を全て米国株に投資しています。

保険や証券会社の営業を全て否定するわけではありませんが、やはり、正しい金融の知識を学んで、自分で自分の資産を守るということは大切ですね。

投資は、稼ぐことや老後の安心を得ることだけが目的ではなく、今の自分の理想のライフスタイルをデザインしていく上で必須のスキルとなります。

ライフスタイルデザイン

僕もようやく投資の重要性に気づき、最近は米国株を地道に積み立てて日々資産が増えていく楽しみを実感しています。

未来の安心を買うことで、今の安心にもつながるので、ぜひ投資を勉強して、好きなことだけで生きていける人生を目指しましょう!

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