【禁断のレバレッジETF】NASDAQ100の3倍を目指すTQQQとは?

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TQQQについて知りたい人「人気のレバレッジETF、TQQQについて詳しく知りたい。でも、レバレッジETFってそもそもどんなもの?TQQQはどうやって買えるの?」

こんにちは、旅リーマンのZuminです。

今回はそんな疑問を持つ方向けの記事です。

近年、NASDAQ 100の成長に乗っかり凄まじいリターンを上げているTQQQ。

基本的にはレバレッジをかけず、比較的堅い長期投資をしている僕なのですが、この禁断のレバレッジETFがどうしても気になって仕方ないので情報をまとめてみました。

もくじ

  • TQQQってどんなETF?
  • TQQQのパフォーマンスは?
  • TQQQの購入方法とは?

TQQQってどんなETF?

TQQQってどんなETF?

TQQQは、正式名称 ProShares UltraPro QQQで、IT・テクノロジー関連の新興企業が上場するNASDAQ市場の中でも時価総額が最大規模、かつ非金融企業の100社で構成されたNasdaq 100指数に連動した1日の成果の3倍を目指すレバレッジETFとなります。

運用資産総額$12.41B(約1.3兆円)
取引所NASDAQ
設定日2010年2月9日
インデックスNasdaq 100 Index
経費率0.95%
保有銘柄数102
2021/7/9時点

QQQと聞くと、NASDAQ 100に連動したInvesco(インベスコ社)のETFを思い浮かべる人が多いと思いますが、TQQQはProShares社という別会社にて発行・運用されており全く別物となります。

TQQQは2010年設定とQQQよりも11年遅れてスタート、3倍レバレッジということで経費率もQQQの0.20%に比べ、TQQQは0.95%とETFとしてはかなり高めの印象です。

毎年ほぼ1%の資産が削られていくことになるため、長期投資という視点ではあまり向かないと考えた方が良さそうですね。

また、レバレッジの効いた商品は配当もほとんどないため、必然的にキャピタルゲインのみを狙いに行く投資スタイルとなります。

ところで、このTQQQを運用するProSharesとはどういった会社なのか見ていきましょう。

ProSharesってどんな会社?

本社アメリカ・メリーランド州・ベセスダ
創業2006年
CEOマイケル・サピア
従業員数145名
総運用資産$50 Billion(約5.5兆円)※2021/7/11時点

ProSharesは、主にレバレッジ、インバース、ボラティリティに特化したETFを提供するアメリカの運用会社。

レバレッジ:小さな自己資金で大きな投資​効果を得る
インバース:株価が下がったときにより大きな利益を得る
ボラティリティ:株価の変動で利益を得る

ProFunds Groupという会社の子会社になりますが、総運用資産は5兆円ほどなので他の運用会社と比べるとかなり小さい規模となります。

マイケル・サピア氏
出典:Barrons.com

CEOのサピア氏は、1997年に親会社であるProFunds社を共同創業し、CEOの役職につき変わり種ETFに特化したProShares社を子会社として立ち上げました。

現在は130を超えるETFを発行しており、TQQQを中心に2倍以上のレバレッジを効かせた「UltraシリーズETF」で注目を集める運用会社へと成長させています。

TQQQのパフォーマンスは?

TQQQのパフォーマンスは?

続いて、気になるTQQQのパフォーマンスですが、なんと1年で150%成長、10年という長期で見ても50%を超えるとんでもない成績を残しています。

TQQQ1ヶ月3ヶ月1年3年5年10年
リターン19.41%34.23%150.90%62.59%72.54%53.30%
出典:Yahoo! Finance 2021/7/11時点

参考として、純粋にNASDAQ 100への連動を目指すQQQのパフォーマンスと比較してみましょう。

TQQQチャート
出典:Yahoo! Finance

いやはや、とんでもない差がついていて、順調に成長しているはずのQQQ(赤)が横ばいに見えてしまいますね…(汗)

ただ、冷静にチャートを見ていくと3倍レバレッジがかかっているだけあって、落ちる時は滝の如くとことん落ちていることが分かります。

ここを耐えた人はどんだけ鋼のメンタルを持っているのかと気になってしまいます。

レバレッジETFに投資する上で知っておくべきこと

メリット

  • リターンが大きい → 市場が右肩上がりで成長すること前提ですが、3倍のレバレッジがかかっているので、少ない資金でも大きなリターンを生み出すことができる
  • 追証が必要ない → レバレッジと言えど、信用取引のように借入をするわけではないので投資金額以上の損はしない

デメリット

  • リスクが大きい → 弱気相場では下に3倍のレバレッジで下がっていくため、リターンどころか一気に元本まで失う可能性がある
  • 経費率が高い → 0.95%とインデックス投資に比べかなり高いので、長期に渡って上昇しなければただの金食い虫となる

レバレッジ型ETFのリターンとリスクは表裏一体。

少額の余剰資金でリスクを取れる方や、鋼のメンタルを持つ方であればうまく活用できるはずです。

TQQQの購入方法とは?

TQQQの購入方法とは?

TQQQですが、日本の3大ネット証券(SBI・楽天・マネックス)では取り扱いがないようです。

ただ、これに近い投資信託が大和証券より2020年10月から「NASDAQ100 3倍ブル」という名で展開されています。

投資信託の場合は、日本円で投資ができるというメリットがあり、ほぼほぼTQQQと同じようなパフォーマンスが出ています。

一方で、

  • 経費率が1.52375%以下とTQQQよりも高い
  • 投資信託のためETFに比べて流動性が低い
  • 償還日が2023年10月20日(以降、打ち切りとなる可能性あり)

こうしたデメリットを考えると、経費率が比較的安く、流動性が高い上、上場廃止にならない限り投資を継続できるETF、TQQQで投資する方が良さそうですね。

TQQQが買える証券会社

日本人でも口座開設が可能で、TQQQの取り扱いをしている証券会社としては、以下が挙げられます。

どちらも確定申告などの対応は必要となりますが、取り扱い銘柄の制限がほぼなしに取引できるのは大きなメリットとなります。

ちなみに、僕は海外在住かつ米ドルで運用したいので、Firstradeを愛用しています。

Firstradeの口座開設手順は、下記の別記事にて詳しく記載しているので参考にしてみてください。

>> Firstradeで口座を開設する

さいごに

ということで、今回はNASDAQ 100のレバレッジ3倍ETF、TQQQを紹介してきましたが、いかがでしたか?

これだけ成長している市場で、リターンも魅力的に見えますが、あくまでレバレッジがかかっているので投資は冷静に見極める必要があります。

上げ相場ではとてつもないパワーを発揮しますが、裏返すと下げ相場がくれば損失も同じだけのパワーを発揮してしまう諸刃の剣であることは間違いありません。

かつ一度暴落を食らってしまうと、そう簡単には元に戻すことはできないため、投資するにしてもタイミングを重視し、余裕資金の中のごく一部にとどめるのがいいのかなと感じました。

ちなみに、僕が投資の参考にさせてもらっているYouTubeチャンネル【投資塾】知らないより知っていた方が役立つ話さんで、最近NASDAQ100のレバレッジ投資に関する面白い検証結果が上がっていたので、興味のある方は以下の動画も参考にしてみてください。

個人的には、VTIやVOOなどの堅実長期投資を続けつつ、一部お楽しみ銘柄としてポートフォリオに入れていきたいなと考えています。

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