【高配当ETF台風の目】SCHDの購入を検討すべき?

INVESTMENT STOCKS

SCHDについて知りたい人「SCHDという高配当ETFを知った。高配当ETF投資家の中でもあまり話題にされていないけど、どんなETFなの?結構いいパフォーマンスらしいけど、購入を検討すべきだろうか…実際のリターンや買い方も知りたいな。」

こんにちは、旅リーマンのZuminです。

そんな疑問を持つ方向けの記事です。

先日、高配当ETFに関する情報を漁っていたところ、2021年に検討すべき配当ETFという記事でSCHDという聞き慣れないETFを目にしました。

2021年検討すべき高配当ETF
出典:Investors.com

高配当ETFと言えば、SPYD、VYM、HDVは日本でも非常に人気ですが、SCHDに関してはあまり話題に上がらず気になったので、リサーチがてら記事に残すことにしました。

ということで、今回はインカムかつキャピタルゲインも期待ができるSCHDに関して深掘りしていきます。

もくじ

  • SCHDってどんなETF?
  • SCHDのパフォーマンスは?
  • SCHDの購入方法とは?

SCHDってどんなETF?

SCHDってどんなETF?

SCHDは、正式名称 Schwab U.S. Dividend Equity ETF で、Dow Jones U.S. Dividend 100 Indexという指標をベンチマークに時価総額や取引量が一定規模以上の米国企業のうち、ファンダメンタルズ(財務状況)が良好な上位の企業を投資対象とするETFです。

純資産総額$23.6 billion (約2兆5000億円)
取引所NYSE Arca
設定日2011年10月20日
インデックスDow Jones U.S. Dividend 100 Index
経費率0.06%
配当利回り2.81%
保有銘柄数103
出典:Schwab.com 2021/4/30時点

ファンダメンタルズを重視するため、キャッシュフロー、負債額、株主資本利益率、配当利回り、過去5年間の配当成長率の5つの指標で銘柄のスクリーニングをしています。

そのため、銘柄数は103とETFにしては少なめのため、銘柄数の分散という意味では若干難があるかもしれません。

ただ、経費率は0.06%で、ライバルとなるVYMと同じ経費率で100万円預けても年間600円の手数料ですから、文句なしですね。

2006年設定でリーマンショックを経験しているVYMに対し、SCHDは2011年設定のため、リセッションを経験していないというところは気になるポイントかもしれません。

Charles Schwabってどんな会社?

Charles Schwabってどんな会社?
出典:headquartersoffice.com

SCHDを運用するCharles Schwab(チャールズ・シュワブ)ですが、アメリカ・サンフランシスコを拠点とする、1971年創業の低コストで、優れたサービスを武器にネット証券を展開する老舗証券会社です。

400兆円を越える預かり資産、1200万以上の証券の口座を保有し、Schwab Bankという銀行も経営する全米でもトップクラスの運用会社が運用していることから、安心感は強いですね。

SCHDのトップ10構成銘柄

それでは、SCHDのトップ10構成銘柄を見ていきましょう。

比率会社名シンボル
4.0%AMGEN INCAMGN
3.8%BROADCOM INCAVGO
3.9%BLACKROCK INCBLK
4.0%CISCO SYSTEMS INCCSCO
4.6%HOME DEPOT INCHD
4.2%INTL BUSINESS MACHINES CORPIBM
4.0%COCA COLA CO/THEKO
4.1%PEPSICO INCPEP
4.3%PFIZER INCPFE
4.0%TEXAS INSTRUMENTS INCTXN
出典:schwab.com 2021/5/3時点

Dow Jonesでの上位企業を対象としているだけあって、歴史の長い大物がズラリと並んでいる印象ですね。

セクターの構成比率で見ると、金融が21.5%、IT20.1%、工業、生活必需品が14%程度の順で続いていきます。

SCHDセクター
出典:Schwab.com

SCHDでは、各セクターにおいて保有割合が25%を超えないように制限がかけられているので、比較的バランスよく配分される仕組みになっています。

現在は金融系のが比重が若干多いので、リセッションに対しては弱くなりそうですが、この辺はアクティブファンドに近い運用で時期によっても比率は変わっているので、過度に心配する必要はないのかなと感じています。

SCHDのパフォーマンスは?

SCHDのパフォーマンスは?

次に、気になるSCHDのパフォーマンスですが、1年ではコロナショックからのリバウンドがあるので50%超えの数字が出ていますが、3、5年の長期、設定来でも15%を超えており、高配当ETFとしてはかなり優秀な成績ですね。

SCHD1ヶ月3ヶ月6ヶ月1年3年5年設定来
トータルリターン2.21%18.09%36.48%52.41%19.34%16.85%15.52%
出典:Schwab.com 2021/4/30

分かりやすくするため、SCHD(青色)と、代表的な高配当株SPYD(黄色)、HDV(ピンク)、VYM(水色)の3つと比較してみましょう。

SCHDパフォーマンス比較

ご覧の通り、2020年ごろから一目瞭然でSCHDが差をつけ始めていますね。

やはり、ただの高配当ではなく、組み入れ企業のファンダメンタルズを重視していることから、しっかりと値上がりも取れているというのがトータルリターンに差をつけていると思います。

配当金実績

次に、SCHDの過去5年間の配当金の実績をチェックしてみましょう。

年間配当金(1株当たり)年末時利回り対前年比
2020$2.02843.18%17.64%
2019$1.72423.11%19.79%
2018$1.43933.31%6.96%
2017$1.34572.92%6.97%
2016$1.25803.30%9.72%
出典:Seeking Alpha

ご覧の通り、鮮やかな右肩上がりで成長をしています。

ここ5年間の年間配当成長率で比較してみると、以下のSPYD、HDV、VYMを圧倒的に上回る成績を残しており、SCHDの優秀さが際立っていると思います。

SPYDHDVVYM
2020-6.54%11.19%2.26%
20197.86%3.68%7.27%
2018-6.71%4.95%10.33%
201714.63%9.24%8.84%
2016357.14%-6.25%2.65%

この成長をどこまで継続できるか期待が高まりますね!

SCHDの購入方法とは?

SCHDの購入方法とは?

SCHDの1つ問題点として、日本の証券会社での取り扱いがないようです。

これだけハイパフォーマンスでありながら、SCHDが日本であまり話題にならないのも無理ないですね。。。

厳密にいうと、日本にある外資系のサクソバンクでは取り扱いがあるようですが、特定口座の取り扱いがないことや円貨決済のみの対応というデメリットがあったりします。

せっかく買いたい銘柄が出てきても、日本の証券会社だと取り扱い開始が遅れたり、そもそも取り扱いがないなんてこともしばしばあります。

どうしてもSCHDを買いたい!そんな方には、日本人でも口座開設が可能で人気のあるFirstradeをおすすめします。

Firstradeなら、アメリカに上場する株・ETFは全て取り扱いがあり、アプリも使いやすく、なんと言っても取引手数料を無料に抑えられるという利点があります。

僕自身もメインの口座として愛用しており、口座開設方法から送金方法まで詳しく解説しているので、英語が苦手な方でも安心して利用できると思います。

さらに、高配当株の複利運用に最適な、DRIPという配当金を自動で積み立ててくれる便利なシステムもあったりするので、いずれ海外口座を持ちたいという方には価値は高いはずです。

>> Firstradeで口座を開設する

さいごに

ということで、今回は高配当かつ値上がり益も狙えるETF、SCHDについて解説してきました。

正直、ノーマークのETFでしたが今回リサーチして、なかなか素晴らしい銘柄だなと感じました。

これまで僕は、高配当ETFはVYMやVIGに寄せていたのですが、ここ最近の値上がりで利回りが多少抑えられ、買い増ししづらくなってきているので、SCHDに資金を回していこうと決意できましたね。

ちなみに、高配当ETFの代表格であるVYMとSCHDの銘柄の被りですが、SCHDの100銘柄中88銘柄(88.9%)がVYMと同じという結果が出ました。

出典:etfrc.com

両者とも0.06%という経費率、400銘柄以上に分散され、よりリスクを抑え、パフォーマンスが割と近いVYMを選択するか、SCHDにするかどうかは好み次第という感じでしょうか。

日本のメジャー証券口座で取り扱いが始まれば、一気に人気に火が着くんじゃないかという期待も抱かせてくれるETFだと思います。

現時点で海外在住、もしくはこれから海外に移住するという方はFirstradeなどの海外証券口座を持っておくと、SCHDを始め、銘柄の制限に縛られず投資が可能になるので、口座開設を併せて検討してみてはいかがでしょうか?

>> Firstradeで口座を開設する

この記事が、皆さんの参考になれば幸いです。

人気記事【高配当ETF】VYMで安定配当GET&効率的に複利運用しよう!

人気記事【手数料無料】FirstradeのDRIP設定で簡単配当再投資!