【高配当ETF】グローバルXのXYLDってどんなETF?

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XYLDについて知りたい人「高配当のXYLDというETFがあるらしいけど、どんなETFなんだろう?そもそもカバード・コールって何?」

こんにちは、旅リーマンのZuminです。

以前にNASDAQ100に対してカバードコールで運用する高配当ETFのQYLDを紹介しました。

実は、グローバルXでカバード・コールで運用するETFは、QYLDだけではありません。

ということで、今回はS&P500に同様の戦略を活用して、高配当を得ることのできるXYLDについて解説していきます。

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もくじ

  • XYLDってどんなETF?
  • XYLDの構成銘柄とリターン
  • XYLDの購入方法とは?

XYLDってどんなETF?

XYLDってどんなETF?

XYLDは、正式名称 Global X S&P 500 Covered Call ETF で、選りすぐりの米国銘柄が並び、安定的に成長をするS&P500指数にカバード・コールという戦略を用いて運用されているETFとなります。

純資産総額$1.68 Billion(約2,287億円)
取引所NYSE Arca
設定日2013年6月21日
インデックスCboe S&P 500 BuyWrite Index
経費率0.60%
配当利回り11.61%
保有銘柄数504
出典:globalxetfs.com 2022/7/7 時点

運用会社はグローバルX、尖ったテーマ型ETFを提供することでおなじみの会社です。

経費率は0.60%とちょっと高めですが、11%を超える高い配当利回りがウリのETFです。

NASDAQ100にカバード・コールをするQYLDほどではありませんが、米国ETFの中でも14番目に高配当のETFとなります。

とはいえ、そもそも「カバード・コールって何?」という方も多いと思うので、ざっくりとXYLDの仕組みを説明します。

カバード・コールって何?

XYLDに使われているカバード・コールという手法ですが、原資産となる株式を保有しつつ、コールオプションを売ることを言います。

コールオプション:株などの資産を決められた期日に、決められた価格で買う(もしくは売る)権利そのものを取引する方法。買う権利を「コールオプション」、反対に売る権利を「プットオプション」と呼ぶ。
コールオプション仕組み

例えば、AさんがXという会社の株を100ドルの株価で保有しているとします。

ただ、30日以内に105ドル以上には上がらないだろうと予想し、コールオプションを発行。

一方で、BさんはX社の株価が30日以内に105ドルまで上がると考えており、3ドルのオプションプレミアム(権利料)を支払いAさんからコールオプションの権利を購入。

30日の満期日Aさん(X社の値上がりリスクを犠牲に、安定収入)Bさん(X社の株は青天井で伸びると考えており、安く買いたい)
X社の株価が$105以上105ドルで原資産の株をBさんに売る代わりに、$3のプレミアムを受け取るX社の株価が$105以上になったとしても、$105で株を購入できる
X社の株価が$105ちょうどBさんが権利を行使を行うか否かにかかわらず、$3のプレミアムを受け取ることができるAさんからX社の株を買おうか迷っている(買っても利益は出ない)
X社の株価が$105以下X社の株をそのまま保有しつつ、$3のプレミアムを受け取ることができる市場価格以下の$105でわざわざ株を買う理由はないので、権利放棄

つまり、グローバルX社のカバード・コールETFはこの仕組みを利用してS&P500銘柄の順調な株価の上昇を犠牲にし、その対価として受け取ったプレミアムを配当金に回しているということになります。

なので、XYLDは規格外の高配当を受け取れる一方で、キャピタルゲインは望みづらいという特徴を持つETFということになりますね。

XYLDの構成銘柄とリターン

XYLDの構成銘柄とリターン

XYLDのトップ10構成銘柄は以下の通りです。

比率ティッカー会社名保有株数
7.09%AAPLApple Inc862,199
6.40%MSFTMicrosoft Corp419,368
3.23%AMZNAmazon.com Inc490,738
2.21%GOOGLAlphabet Inc, Class A16,830
2.05%GOOGAlphabet Inc, Class C15,499
1.91%TSLATesla Inc47,130
1.62%BRK/BBerkshire Hathaway Inc, Class B101,436
1.54%UNHUnitedhealth Group Inc52,610
1.44%JNJJohnson & Johnson147,669
1.43%METAMeta Platforms Inc128,665
出典:globalxetfs.com 2022/7/5 時点

XYLDのトップ10銘柄はS&P500ベースなので、テック系に寄ったQYLDよりも幅広い業種が入ってきます。

順調に成長している銘柄ばかりですが、XYLDではこれらの銘柄から得られる値上がり益をあきらめる代わりに高配当を受け取るという形になりますね。

XYLDのパフォーマンス

それでは、QYLDのリアルタイムチャートとトータルリターンをチェックしていきましょう。

やはり値上がりをあきらめる分、一度暴落があると低空飛行が続くように見えますね。

さらにわかりやすくするために、S&P500指数(水色)と比較してみましょう。

XYLDチャート
出典:Yahoo! Finance 2022/7/7 時点

グングンと駆け上がっていくS&P500指数に対して、XYLD(青)はなんとかプラスを保っているという形です。

トータルリターンで見ると、市場環境の悪化もあってここ1年はマイナス、設定来では6%とプラスを維持しています。

XYLD1年3年5年設定来
トータルリターン-3.42%4.37%5.66%7.15%
出典:globalxetfs.com 2022/5/31 時点

値上がりを犠牲にしている分、リターンのほとんどが配当金から出ているということが想像できますね。

XYLDの配当金実績

それでは、気になるXYLDの過去の5年間の配当金実績もチェックしておきましょう。

出典:Seeking Alpha

XYLDは設定された2013年から継続的に配当金を出していますが、安定した配当を期待するのは難しそうです。

以下の通り、年によってばらつきがあり、減配もあれば、極端に大幅な増配をすることもあります。

年間配当金(1株当たり)年末時利回り対前年比
2021$4.58359.54%39.33%
2020$3.28977.61%18.00%
2019$2.78796.36%-11.62%
2018$3.15458.71%21.16%
2017$2.60366.75%76.90%
2016$1.47184.45%-27.70%
2015$2.03566.62%7.51%
2014$1.89336.19%72.32%
2013$1.09873.87%
出典:Seeking Alpha

増配の年は7〜77%、減配の年は-11〜27%とかなり振り幅の大きいETFだということがわかりますね。

これまでの法則を見ると、S&P500がマイナス成長だった年の次の年にXYLDは減配というジンクスがあるようです。

S&P500過去データ
出典:macrotrends.net

ちなみに2022年6月現在の配当金履歴は、以下の通りです。

配当金(1株当たり)権利落ち日割当日支払日
0.2557 – 0.4577 *予想値2022/12/292022/12/302023/1/9
0.2506 – 0.4493 *予想値2022/11/212022/11/222022/11/30
0.2452 – 0.4523 *予想値2022/10/242022/10/252022/11/1
0.2435 – 0.4449 *予想値2022/9/192022/9/202022/9/27
0.2416 – 0.3920 *予想値2022/8/222022/8/232021/8/30
0.2177 – 0.3365 *予想値2022/7/182022/7/192021/7/26
0.42232022/6/212022/6/222022/6/29
0.44112022/5/232022/5/242022/6/1
0.49472022/4/182022/4/192022/4/26
0.50142022/3/212022/3/222022/3/29
0.48352022/2/222022/2/232022/3/2
0.48082022/1/242022/1/252022/2/1
出典:marketchameleon.com 2022/6/6 時点

QYLDの配当金のスケジュールは基本的に、毎月最終週をめどに支払いが行われるようになっています。

果たして、2022年も増配で終えることができるのか?要チェックですね。

XYLDの購入方法とは?

XYLDの購入方法とは?

XYLDは、以下のとおり、日本のメジャーな証券会社すべてで購入可能となっています。

証券会社楽天証券SBI証券マネックス証券IG証券Firstrade証券
XYLD

まだ証券口座をお持ちでない方は、ぜひ以下のリンクから口座開設をして、XYLDに投資を始めてみてください。

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以下の記事にて、口座開設から入金方法、DRIPの設定方法まで詳しく解説しているので、参考にしてみてくださいね!

さいごに

ということで、今回は超高配当のXYLDというETFを紹介してきました。

すでに資産がある程度貯まっていて、配当金生活を目指しているという人には面白い選択肢の1つとなりそうですね。

一方で、まだまだ資産を拡大していきたいというフェーズの人には、キャピタルゲインが望めないため、魅力は半減するETFだと思います。

キャッシュフローの改善を前提に考えている方は、ポートフォリオの一部に組み込んでみてもいいかもしれませんね。

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