【NASDAQ100指数に連動】Invesco QQQとは?
QQQについて知りたい人「個人投資家界隈で人気のETF、QQQについて詳しく知りたい。Invescoってどんな会社で、どんな銘柄が組み入れられてるの?QQQはどうやって買えるの?」
こんにちは、旅リーマンのZuminです。
そんな疑問を持つ方へ向けた記事です。
この記事を書いている僕は、テクノロジー業界の成長を信じ、毎月QQQを積み立て投資をする個人投資家です。
今回は、そんなIT・テクノロジー関連株を多く組み込んだNASDAQ100指数に連動するETFであるInvesco QQQについて詳しく解説していきます。
日本人でも口座開設可能な海外証券会社なら
もくじ
- Invesco QQQとは?
- QQQの構成銘柄を紹介
- QQQのETFを買う方法とは?
Invesco QQQとは?
Invesco(インベスコ) QQQは、IT・テクノロジー関連の新興企業が上場するNASDAQ市場の中でも時価総額が最大規模、かつ非金融企業の100社で構成されたNasdaq 100指数に連動した成果を目指すETFです。
運用資産総額 | $153.76B(約16兆円) |
取引所 | Nasdaq Global Select Market Composite |
設定日 | 1999年3月10日 |
インデックス | Nasdaq-100 Index |
経費率 | 0.20% |
配当利回り | 0.55% |
保有銘柄数 | 102 |
QQQは意外と歴史は長く1999年から上場、元々はPowerShares QQQ Trust ETFとして始まり、現在はトリプルQの愛称などで親しまれています。
経費率は0.20%と、NASDAQ 100に連動する日本の投資信託が0.4%台なので、それに比べれば圧倒的な安さですね。
必然的にグロース株が中心のETFになりますが、配当も僅かながら四半期ごとに出ています。
ところで、このQQQを運用するInvescoとはどういった会社なのでしょうか?
Invesco(インベスコ)ってどんな会社?
本社 | アメリカ・ジョージア州・アトランタ |
創業 | 1935年 |
CEO | マーティー・フラナガン |
従業員数 | 8,900名 |
拠点数 | 世界26カ国52拠点 |
総運用資産 | $1,391.5 Billion (約150兆円)※2021/3/9時点 |
Invesco社の創業は古く、80年以上続く投資信託の運用額ではアメリカのトップ10に入る老舗の運用会社となります。
Invesco社自体もニューヨーク証券取引所に上場する上場企業で、S&P 500に採用されている企業の1つでもあります。
毎年右肩上がりで運用残高を拡大し続けており、日本には六本木にオフィスを構えています。
CEOのフラガナン氏は、2005年からCEOの役職につき高い運用実績から世界中の投資家の信頼を集めています。
Invesco社はETFだけでなく、投資信託、債権など幅広い金融商品を取り扱っているのが特徴で、単なるETF運用企業とは異なる側面があります。
ちなみにETFだけでも、200銘柄以上ととてつもない数発行しており、セクター別、債権、REIT、コモディティなど多彩なラインナップを抱えています。
QQQの構成銘柄を紹介
それでは、QQQのトップ10構成銘柄を見ていきましょう。
比率 | 会社名 | シンボル | 時価総額 |
11.29% | Apple Inc | AAPL | $18,255,734,744.46 |
9.64% | Microsoft Corp | MSFT | $15,585,057,257.98 |
8.65% | Amazon.com Inc | AMZN | $13,991,395,189.17 |
4.13% | Tesla Inc | TSLA | $6,674,781,302.10 |
3.98% | Alphabet Inc | GOOG | $6,436,945,124.73 |
3.94% | Facebook Inc | FB | $6,366,230,493.32 |
3.58% | Alphabet Inc | GOOGL | $5,781,435,089.08 |
2.84% | NVIDIA Corp | NVDA | $4,593,872,635.53 |
2.34% | PayPal Holdings Inc | PYPL | $3,788,427,711.77 |
2.00% | Comcast Corp | CMCSA | $3,228,517,444.58 |
やはり、NASDAQに上場する大型株ということもあって、誰もが知る銘柄ばかりですね。
セクター別の割合を見ていくと、やはりITが47%で圧倒的、続いて通信サービス、一般消費財の順で占めています。
QQQの特性上、セクター別の分散という意味ではどうしても弱くなり、グロース株が弱い地合いでは乱高下が激しいということで、別のETFでリスクヘッジを取っておく必要がありそうですね。
それでは、肝心のQQQのパフォーマンスもチェックしていきましょう。
QQQ | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 1年 | 3年 | 5年 | 10年 |
パフォーマンス | 1.71% | 1.84% | 68.66% | 26.83% | 24.97% | 19.92% |
なんといっても目を引くのは、1年での68%というパフォーマンス!
コロナショックからのリバウンドがあったとは言え、圧巻のリターンですね。
5、10年の長期で見ても20%近くのリターンを叩き出しており、S&P 500に連動するVOO(水色)とチャートを比較してみても2013年ごろからVOOを凌駕していることがハッキリと分かります。
このチャートを見るだけでも、いかにテクノロジーセクターの成長が力強いかということが感じられますね。
QQQのETFを買う方法とは?
QQQの購入方法ですが、以下の国内メジャー証券で購入可能となっています。
まだ証券口座をお持ちでない方は、ぜひ以下のリンクから口座開設をして、QYLDに投資を始めてみてください。
[PR] >> 楽天証券で口座開設をする
[PR] >> マネックス証券で口座開設する
[PR] >> サクソバンクで口座を開設する
[PR] >> IG証券で口座開設をする
QQQをドルで運用しながら、複利の力で資産を大きくしたいという方は、日本人でも利用可能なアメリカのネット証券のFirstradeの口座開設もおすすめです。
Firstradeのおすすめポイント
- アメリカ上場の株・ETFに制限なく投資可能
- 配当再投資制度(DRIP)あり
- 取引手数料無料
- 口座維持手数料なし
Firstradeなら、アメリカに上場する株・ETFは全て取り扱いがありますし、なんと言っても取引手数料を無料に抑えられるという利点があります。
以下の記事にて、口座開設から入金方法、DRIPの設定方法まで詳しく解説しているので、参考にしてみてくださいね!
Firstradeの口座開設方法とは?【米国株が手数料無料!】
海外に移住すると、日本の証券口座は閉鎖されてしまいますよね。それでも、将来に向けた資産運用として、米国株に投資したい人は当然多いはず。今回は、そんな方に向け海外居住者でも利用できるFirstradeがどんな会社なのか、メリットとデメリットも含め、ユーザーである僕が口座開設の方法を解説していきます。
さいごに
ということで、今回は成長著しいNASDAQ 100に連動したETF、Invesco QQQを紹介してきましたが、いかがでしたか?
QQQは、GAFAMをはじめとする現代の勝ち組にまるっと投資できる最強ETFの1つです。
特に、以下のような投資方針を持っている方には最適な選択肢かと思います。
- 個別会社の決算や動きを追いたくない
- だけど、GAFAMなどのハイテク銘柄にまとめて投資したい
- 激しい値動きに左右されたくない
- 配当でなく、キャピタルゲインを重視したい
組み入れ銘柄が少ない分、値動きはVOOやVTIなどのETFに比べると激しいですが、設定来でも安定して右肩上がりを形成しているETFです。
僕も引き続き、テクノロジー業界の未来を信じ、地道にQQQを買い増していこうと考えています。
日本人でも口座開設可能な海外証券会社なら
人気記事【QQQよりお得?】廉価版ETF、QQQMってどんなETF?