【マグニフィセント7】ビッグテックにまとめて投資できるETF、MAGSとは?
MAGSについて知りたい人「マグニフィセント7にまとめて投資ができるETF、MAGSというETFがあるらしい。だけど英語の情報しか出てこない…どんなパフォーマンスで、どの証券会社で投資できるのかも知りたいな。」
こんにちは、旅リーマンのZuminです。
そんな疑問に答えます。
昨年から話題になっているマグニフィセント7(Magnificent Seven)に特化したETFで、テック株投資を検討している方には特に注目の商品です。
ということで、今回はそんな注目のMAGSについて解説していきます。
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もくじ
- MAGSってどんなETF?
- MAGSの構成銘柄とパフォーマンス
- MAGSの購入方法とは?
MAGSってどんなETF?
マグニフィセント7に特化したテーマ型ETFのMAGSですが、元々は2023年4月にビッグテックにフォーカスしたETF「Roundhill BIG Tech ETF(ティッカー:BIGT)」として設定。
その後、「マグニフィセント7」という呼び名が市場で定着し、これらのテック企業への注目度が高まったことで11月から「Roundhill Magnificent Seven ETF(ティッカー:MAGS)」に名称を変更。
純資産総額 | $1.95 Billion(約3,077億円) |
取引所 | NASDAQ |
設定日 | 2023年4月11日 |
経費率 | 0.29% |
構成銘柄数 | 7 |
平均取引ボリューム | 1,293,865 |
Roundhill社は新興のETF発行会社ですから、この辺のトレンドをいち早くキャッチするマーケティング的な身動きの早さはさすがといえますね。
以前このブログでも、Roundhill社の尖ったETFはいくつか紹介してきました。
MAGSの運用方針としては、文字通りApple、Microsoft、Google、Amazon、Meta、NVIDIA、Teslaの7社のみに均等にまるっと投資するというシンプルなETFとなります。
MAGSの構成銘柄とパフォーマンス
もはや構成銘柄については説明不要かと思いますが、7社に対して15%前後に比率で均等に構成されていることがわかります。
比率 | 会社名 | ティッカー |
14.60% | Apple Inc | AAPL |
14.56% | Meta Platforms Inc-Class A | META |
14.50% | Alphabet Inc Class A | GOOGL |
14.45% | Microsoft | MSFT |
14.42% | NVIDIA Corp | NVDA |
14.41% | Amazon.com Inc | AMZN |
13.78% | Tesla Inc | TSLA |
リアルタイムチャートは以下のとおり、どの企業も絶好調だったため、ここまでは美しい右肩上がりを形成していますね。
設定来わずか1年ほどですが、56%のリターン!
たしかに相場環境やタイミングの追い風はありましたが、わずか7銘柄でこれほどのパフォーマンスを実現できてしまうと、他の銘柄やセクターへの投資意欲が薄れてしまうのも頷けますね。。。
MAGS | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 1年 | 設定来 |
リターン | 8.78% | 15.87% | 60.91% | 56.40% |
MAGSの圧倒的なパフォーマンスは、テクノロジー株投資が秘める可能性の高さと、一方でポートフォリオの集中リスクという両刃の剣を象徴的に示しているともいえますね。
MAGSの購入方法とは?
では、最後にMAGSのETFはどこで買えるのかをご紹介します。
日本のメジャー証券で検索してみましたが、取り扱いがないようでした。
というのも、Roundhill社のETFは日本では金融庁に届出を出されていないため、要望が多くても取り扱えないらしいです。
どうしてもMAGSのETFに現物で投資したいという方は、日本人でも口座開設可能なアメリカのネット証券Firstradeをおすすめします。
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ただし、アメリカの銀行口座が必要になってくるため、少しハードルは高め。
詳しい口座の開設方法は、このブログでも画像付きで解説しているので参考にしてみてください。
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さいごに
ということで、今回はマグニフィセント7にまるっと投資ができるETF、MAGSを紹介してきましたが、いかがでしたか?
僕自身もAI業界に身を置く者として、テクノロジーセクターの革新的なスピードと将来性には大きな期待を寄せています。
一方で、7社という集中度の高いポートフォリオ構成であることは、投資家として冷静に見ておく必要があります。
MAGSは、高いリスク許容度を持ち、かつ適切な分散投資を心がける投資家にとって、ポートフォリオの成長を担う選択肢として検討する価値があるのではないでしょうか。
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