【ゲーム&eスポーツETF5選】EPSO、HERO、BETZ、BJK、NERD徹底比較

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ゲーム&eスポーツETFで迷っている人「メタバースの世界が広がることで、ゲームやeスポーツ関連への投資も盛んになりそうだな。まるっとETFで投資したいけど、同じテーマのETFがたくさんあって迷うな…」

こんにちは、旅リーマンのZuminです。

メタバースブームに火がついたことで、親和性の高いゲームやeスポーツ関連銘柄に再び注目が集まり始めていますね。

時流に乗ってひと稼ぎを考えている投資家は、ゲームやeスポーツ関連の銘柄への投資で、利益を上げたいと考えるのも自然な流れ。

とはいえ、個別銘柄を買っていくのは大変なので、ETFを活用してまるっと投資をしたいという人も多いはず。

この記事では、そんな方向けにアメリカで上場しているゲーム&eスポーツ関連のETF、トップ5をピックアップし、徹底比較していきます。

もくじ

  • ゲーム&eスポーツETF5選
  • 各ゲーム&eスポーツETFの構成銘柄とは?
  • 各ゲーム&eスポーツETFの購入方法とは?

ゲーム&eスポーツETF5選

ゲーム&eスポーツETF5選

まずは、人気のゲーム&eスポーツETF5つを純資産が多い順に比較してみましょう。

ティッカー運用会社純資産総額経費率分配利回り過去1年のリターン設定日構成銘柄数1日平均ボリューム
ESPOVan Eck約615億円0.55%0.12%-11.89%2018/10/162588,227
HEROGlobal X約430億円0.50%0.71%-18.43%
2019/10/2540161,059
BETZRoundhill約300億円0.75%0.23%-23.04%2020/6/440179,378
BJKVanEck約106億円0.65%0.42%-7.40%2008/1/223932,267
NERDRoundhill約65億円0.50%1.11%-28.36%2019/6/43818,075
出典:etfdb.com 2022/1/19 時点

運用総額で一番大きいのは、VanEck社のESPOで約615億円

しかし、流動性という面で考えると一番新しく設定されたRoundhill社のBETZがトップで179,378株の取引高。

経費率という点で評価するならば、Global X社のHEROと、Roundhill社のNERDが0.50%で最安値ということになります。

ただ、すべての銘柄が直近1年でマイナスリターンなので、まだまだ投資としてはアーリーステージな印象ですね。

それでは、各ETFの情報をもう少し深掘りしていきましょう。

ESPO

ESPO

ESPOはVanEck社によって運用され、正式名称は VanEck Video Gaming and eSports ETF と、その名の通りビデオゲームとeスポーツ関連銘柄に特化したETFです。

ベンチマークに採用する MVIS Global Video Gaming and eSports Index と同様のパフォーマンスを目指し、ゲーム開発、eスポーツ、それらに関わるハードウェア・ソフトウェアを提供する会社を中心に構成されています。

直近のパフォーマンスはマイナスですが、3年で36%、設定来でも28%を出しており、さすが純資産トップのeスポーツETFという印象ですね。

ESPO1ヶ月3ヶ月1年3年設定来
トータルリターン-5.96%5.26%-2.09%36.70%28.33%
出典:vaneck.com 2021/12/31 時点

HERO

HERO

HEROは、Global X社によって発行されるETFで、正式名称は Global X Video Games & Esports ETF

Global XはどんなテーマのETFでも必ず登場するイメージですね。

こちらもその名の通りゲームとeスポーツに特化したETFで、ベンチマークの Solactive Video Games & Esports Index と同様のパフォーマンスを目指して運用されています。

投資対象のゲーム開発・販売、eスポーツのコンテンツ配信、eスポーツリーグの運営、またはゲームに関わるハードウェアを提供する会社を中心に構成されています。

こちらも直近のパフォーマンスはマイナスですが、設定来では34%とかなり力強いリターンを叩き出しています。

HERO1ヶ月3ヶ月1年3年設定来
トータルリターン-0.23%2.91%-7.92%34.79%
出典:globalxetfs.com 2021/12/31 時点

BETZ

BETZ

BETZはRoundhill社によって発行されるETFで、正式名称が Roundhill Sports Betting & iGaming ETF となり、スポーツベッティングとオンラインゲームがメインの一味違うテーマETFになっています。

Roundhill社といえば、世界初のメタバースETFでも注目を集めている運用会社ですね。

ベンチマークの Roundhill Sports Betting & iGaming Index に連動する成績を目指し、オンラインのスポーツブックメーカー、ギャンブル、またそれに関わるプラットフォームを提供する会社で構成されています。

今回紹介のETFの中で一番設定から日が浅いのですが、スポーツベッティングの合法化を追い風に、設定来で35%という好成績が出ている印象ですね。

BETZ1ヶ月3ヶ月1年3年設定来
トータルリターン13.87%-1.23%-3.78%35.71%
出典:roundhillinvestments.com 2021/12/31 時点

BJK

BJK

BJKは、ESPOと同じVanEck社によって発行されるETFで、正式名称は VanEck Gaming ETF となります。

こちらは、カジノやスポーツベッティングのギャンブルからオンラインゲームの開発、それに関わるハードウェアを開発する企業が中心となって構成されています。

今回紹介するETFの中で最も歴史が長いETFですが、3年で11%、設定来に平すと3%ほどなので、インパクトとしては弱いですね。

BJK1ヶ月3ヶ月1年3年5年設定来
トータルリターン5.92%-7.50%-4.24%11.71%7.55%3.40%
出典:vaneck.com 2021/12/31 時点

NERD

NERD

NERDはBETZと同じく、Roundhill社によって発行されるETFで、正式名称は Roundhill BITKRAFT Esports & Digital Entertainment ETF となります。

こちらはゲーム業界、eスポーツリーグ・トーナメント主催者、ハードウェアを提供する会社で構成されるRoundhill BITKRAFT Esports Indexをベンチマークに運用されています。

直近1年では、冴えないリターンが続いていますが、設定来ではコロナを追い風に23%となかなかのパフォーマンス。

NERD1ヶ月3ヶ月1年3年設定来
トータルリターン-9.99%-12.51%-16.93%23.00%
出典:roundhillinvestments.com 2021/12/31 時点

こうして見ると、同じゲームのカテゴリーに分類されるETFでも、ゲームやeスポーツ系と、ギャンブル系の2種類に分かれていることが分かりますね。

とはいえ、どのETFも上下の差はあれど、似たような動きをしている印象ですね。

ゲーム&eスポーツETF1年比較チャート
出典:Yahoo! Finance

各ゲーム&eスポーツETFの構成銘柄とは?

各ゲーム&eスポーツETFの構成銘柄とは?

それでは、各ゲーム&eスポーツETFのトップ10構成銘柄を順番に見ていきましょう。

ESPO

比率会社名ティッカー保有株数時価総額
8.16%TENCENT HOLDINGS LTD700 HK848,300$49,507,177
7.74%NVIDIA CORPNVDA159,630$46,948,779
7.26%ADVANCED MICRO DEVICES INCAMD306,069$44,043,329
6.27%NINTENDO CO LTD7974 JP81,400$38,042,229
5.88%ACTIVISION BLIZZARD INCATVI535,727$35,641,917
5.79%SEA LTDSE156,946$35,110,390
5.54%NETEASE INCNTES330,224$33,610,199
4.92%ELECTRONIC ARTS INCEA226,139$29,827,734
4.91%TAKE-TWO INTERACTIVE SOFTWARE INCTTWO167,560$29,778,763
4.50%BANDAI NAMCO HOLDINGS INC7832 JP349,200$27,273,744
出典:vaneck.com 2021/12/31 時点

ESPOのリバランスは四半期に1度。

PUBGやLeague of Legendsなどで世界的なヒットタイトルを持つ中国のTencentが組み入れ比率1位。

日本が誇る任天堂やバンダイナムコが入っているのは、日本人として嬉しいですね。

HERO

比率会社名ティッカー保有株数時価総額
9.62%NVIDIA CORPNVDA141,038$35,353,995.46
6.67%ELECTRONIC ARTS INCEA178,988$24,505,247.08
6.43%NETEASE INCNTES228,452$23,635,643.92
6.24%ACTIVISION BLIZZARD INCATVI278,859$22,908,266.85
5.72%NINTENDO CO LTD7974 JP45,089$21,014,455.22
5.01%TAKE-TWO INTERACTIVE SOFTWARE INCTTWO112,604$18,394,989.44
4.60%UBISOFT ENTERTAINMENTUBI FP286,529$16,903,406.89
4.56%ZYNGA INCZNGA1,858,325$16,762,091.50
4.37%SEA LTDSE95,625$16,048,743.75
4.30%KONAMI HOLDINGS CORP9766 JP339,237$15,783,984.96
出典:globalxetfs.com 2022/1/12 時点

HEROのリバランスは年に2回。

こちらは、ゲームメーカーではなくハードウェアを提供するNvidiaが組み入れ1位。

日本からはコナミがトップ10に組み入れされていますが、それ以外はESPOと同じ銘柄が多く入っている印象ですね。

BETZ

比率会社名ティッカー保有株数時価総額
6.72%KINDRED GROUP PLCKINDSDB SS1,434,995$16,977,343
5.92%KAMBI GRP PLCKAMBI SS583,180$14,964,000
5.77%ENTAIN PLCENT LN625,884$14,582,321
5.61%FLUTTER ENTERTAINMENTFLTR LN92,747$14,188,939
4.79%TABCORP HOLDINGSTAH AU3,247,021$12,098,514
4.45%EVOLUTION ABEVO SS84,635$11,254,076
4.24%PENN NATL GAMING INCPENN249,236$10,717,148
4.06%CHURCHILL DOWNS INCCHDN48,858$10,272,883
3.57%RUSH STREET INTERACTIVE INCRSI884,746$9,015,561
3.21%CAESARS ENTERTAINMENT INCCZR104,449$8,126,132
出典:roundhillinvestments.com 2022/1/19 時点

BETZのリバランスは四半期に一度。

こちらは打って変わって、スポーツベッティングが盛んなヨーロッパのギャンブル銘柄が中心です。

スポーツベッティング、カジノ、競馬など、違った意味のゲームに投資できるETFというのが明確ですね。

BJK

比率会社名ティッカー保有株数時価総額
9.22%EVOLUTION ABEVO SS64,322$8,502,341
7.90%ARISTOCRAT LEISURE LTDALL AU232,971$7,282,962
7.26%FLUTTER ENTERTAINMENT PLCFLTR ID44,366$6,692,978
6.96%LAS VEGAS SANDS CORPLVS146,067$6,415,263
6.54%MGM RESORTS INTERNATIONALMGM142,817$6,028,306
5.83%GALAXY ENTERTAINMENT GROUP LTD27 HK936,240$5,376,056
4.26%ENTAIN PLCENT186,548$4,323,323
4.26%CAESARS ENTERTAINMENT INCCZR50,530$3,931,234
4.21%VICI PROPERTIES INCVICI139,587$3,880,519
3.09%GAMING AND LEISURE PROPERTIES INCGLPI64,308$2,849,487
出典:vaneck.com 2022/1/19 時点

BJKのリバランスは四半期に一度。

こちらもBETZ同様にカジノ、スポーツベッティング中心のギャンブル銘柄が中心。

組み入れ2位のAristocrat社は、オーストラリアが本社のモバイルゲーム開発会社となっており、完全なギャンブルETFというわけでもなさそうです。

NERD

比率会社名ティッカー保有株数時価総額
6.81%ACTIVISION BLIZZARD INCATVI47,740$3,921,841
5.06%MODERN TIMES GROUPMTGB SS294,140$2,915,025
4.83%CORSAIR GAMING INCCRSR136,501$2,780,525
4.77%TENCENT HLDGS LTD700 HK47,000$2,749,606
4.64%HUYA INCHUYA374,644$2,671,211
4.63%DOUYU INTL HLDGS LTDDOYU1,103,280$2,669,937
4.04%UBISOFT ENTERTAINMENTUBI FP39,432$2,326,239
3.50%ELECTRONIC ARTS INCEA14,738$2,017,779
3.26%NETEASE INCNTES18,136$1,876,350
3.20%KRAFTON INC259960 KS6,761$1,840,943
出典:roundhillinvestments.com 2022/1/19 時点

NERDのリバランスは四半期に一度。

組み入れ1位は、先日Microsoftに買収されたゲーム会社で、Call of Dutyを生み出したActivision Blizzard社。

それ以外の銘柄は、ESPOやHEROと同じような王道ゲーム銘柄が多いような印象ですね。

各ETFの銘柄の重複率はどうなの?

では、それぞれのETFの銘柄の重複率を見ておきましょう。

今回は、ゲーム&eスポーツ系のESPO、HERO、NERDと、ギャンブル系のBETZ、BJKで分けて重複率を見ていきたいと思います。

ゲーム&eスポーツETF銘柄重複率
出典:etfrc.com

ESPOとHEROの構成銘柄は、63%以上重複しており、それ以外のETFも40%以上は重複しているため、パフォーマンス、経費率、流動性などの基準でどれか1つに投資すれば問題なさそうですね。

ギャンブル系のBETZとBJKは36%程度で、思ったより銘柄の被りはないですね。

各ゲーム&eスポーツETFの購入方法とは?

各ゲーム&eスポーツETFの購入方法とは?

今回紹介した各ゲーム&eスポーツETFの取り扱いですが、HEROのみ国内のメジャー証券でもあるようです。

証券会社Firstrade証券楽天証券SBI証券マネックス証券IG証券
EPSO×××
HERO×
BETZ×××
BJK××××
NERD×××

逆に外資系のIG証券では、日本の大手証券で取り扱いのないESPO、BETZ、NERDの3つを取り扱っています。

日本語で利用できる証券会社をご希望の方は、CFD口座ではありますが、この機会に口座開設を検討してみてはいかがでしょうか?

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また、海外口座を持っておきたい or 海外への移住を考えているという方には、日本からでも利用可能なFirstradeをおすすめします。

Firstradeのおすすめポイント

  • 取引手数料無料
  • 口座維持手数料なし
  • アメリカ上場の株・ETFに制限なく投資可能

Firstradeであれば、今回紹介したすべてのゲーム&eスポーツETFはもちろん、米国に上場する株式のほぼすべてを手数料無料で投資できるため、投資の幅が広がりますよ。

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以下の別記事で、口座の開設の方法や使い方などを詳しく解説していますので、参考にどうぞ。

さいごに

ということで、今回はゲームやeスポーツ関連企業にまるっと投資ができるETF5選を紹介してきましたが、いかがでしたか?

こうして比較して見ると、同じゲーム系ETFとしてカテゴライズされても、ゲーム&eスポーツ系とギャンブル系の2つの属性があることが確認できました。

純粋にゲーム・eスポーツ業界であれば、構成銘柄がほぼ同じESPO、HERO、NERDのいずれか1つに投資するだけで、成長の恩恵は受けられるはずです。

判断材料としては、以下の表を参考にしていただければ幸いです。

メリットデメリット
ESPO運用額が1番大きい・3年で36%・設定からの歴史が1番長い25銘柄と分散が弱い・経費率が0.55%
HERO流動性が高い・設定来で34%の高いリターン・経費率が0.50%設定からの歴史が浅い
NERD分配利回りが1番高い・経費率が0.50%運用額が低い・流動性が低い

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