【手数料3000円のみ】海外在住者のための米国株投資【三種の神器】
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海外でも資産運用したい人「海外に移住したけど、日本の証券口座は凍結させられてしまった。でも将来が不安だし、米国株の投資は続けたいな。効率的ないい方法はないだろうか?」
こんにちは、旅リーマンのZuminです。
そんな悩みを抱える方への記事です。
海外に移住、駐在となると日本での証券口座やNISA、iDeCoが利用できなくなりますよね。
それでも、将来のために米国株で資産運用をしたいという人は多いはず。
ということで、僕はこんなツイートしました。
最初の仕組み作りは面倒ですが、3つのステップだけ守れば手数料は最小限(数千円)に抑えられます。
— 旅リーマン Zumin@東南アジア🇻🇳🇵🇭🇮🇩 (@tabirymandotcom) November 2, 2020
1. UFJのカリフォルニアアカウントで米口座開設
2. TransferWiseで円→ドル送金
3. ACHでFirstradeに送金https://t.co/n4tZYorfwz
結論はツイートの通りなのですが、この記事ではもう少し深堀りして「米国株投資における三種の神器」を解説していきます。
日本人でも口座開設可能な海外証券会社なら
もくじ
- アメリカの銀行口座を確保
- 手数料を極限に抑えるWise(旧TrasnsferWise)
- Firstradeで米国株投資の手数料ゼロ!
アメリカの銀行口座を確保
まずはアメリカの銀行口座を確保しましょう。
現状、アメリカの非居住者が在米銀行の口座を開設できる手段は、以下の2つしかありません。
- ① ハワイに旅行し、現地で銀行口座を開設
- ② ユニオンバンクのカリフォルニアアカウントを開設
①のパターンはハワイに旅行することができれば、観光客であってもOK。
歴史的に日本人がとのつながりが深いハワイでは、特例で日本人であっても以下の3行で口座を開設することができます。
- Bank of Hawaii
- First Hawaiian Bank
- Central Pacific Bank
ただし、現地の窓口に出向く必要があるので、旅行に行ったついでに口座開設ということができる方は試す価値アリな気がします。
一方で、②のユニオンバンクのカリフォルニアアカウント・プログラムを活用すれば、日本にいながらにして簡単にアメリカの銀行口座を作ることができるのです。
ユニオンバンクとは、在米の日系銀行で三菱ファイナンシャルグループの1社です。
なので、口座開設に必要な条件はただ1つで、三菱UFJ銀行で口座を持っていることだけという非常にありがたいサービスなのです。
申し込みから2週間ほどで、口座開設ができるので、渡航前に手続きを終わらせておくことをおすすめします。
詳しい手続きの方法は、以下の別記事にて解説しているので、併せてご覧ください。
【米国株投資への第一歩!】ユニオンバンクの口座開設方法を解説
「海外に移住すると日本の口座は凍結されるらしいけど、資産運用は続けたい。日本にいる間にアメリカの銀行口座の開設ができたら便利なんだけど、何かいい方法はないかな?」そんな悩みを持つ方向けの記事です。結論、ユニオンバンクであれば、日本にいながらも超簡単にアメリカの銀行口座を持つことができるので、その方法を解説します。
ちなみに、三菱UFJ銀行であれば、海外に移住後もグローバルダイレクトというサービスがあり、月額300円はかかるものの継続して口座を利用できるので安心です。
手数料を極限に抑えるWise
次に、問題となる日本円→米ドルの送金手数料ですが、極限に抑えるにはWise一択です。
Wiseなら、銀行や他社の外貨送金サービスを利用するよりも圧倒的に手数料が安く、かつ早く送金することができます。
なぜ、銀行より安く、早く送金できるのかは以下の記事で詳しく解説しています。
Wise(旧TrasnsferWise)の評判って実際どうなの?【海外送金ならこれ一択】
「海外送金をしたい。Wise(旧TrasnsferWise)っていうサービスが評判いいらしいけど、大切なお金を送金するのに、本当に信頼していいサービスなの?」そんな疑問を持つ方向けの記事です。海外在住7年目でWiseのヘビーユーザーの僕が利用者としての目線だけでなく、第三者的な情報も集めつつ詳しく解説していきます。
三菱UFJ銀行の口座を利用されている方であれば、Wiseの送金受け取り先もUFJの口座なので振り込み手数料はゼロ。
Wise自体の手数料も銀行に比べて圧倒的に安く送金できます。
例えば、三菱UFJ銀行の1日の送金限度50万円分の米ドルをユニオンバンク口座に送金するシミュレーションしてみます。
・USドル 4,748.26
・為替レート 1JPY=USD 0.00955886(2020年11月14日時点)
・送金手数料 3,261円
分かりやすくするために、他行の米ドル送金サービスを使った場合と比較してみましょう。
ご覧の通り、Wiseと一番良心的なソニー銀行でも20.68ドル(約2,000円)、一番高いSMBCに至っては49.70ドル(約5,000円)と受け取れる金額に大きな差が出ることが分かりますね!
これは銀行が我々には見えない隠れコスト(中継銀行手数料、独自の為替レート、為替手数料)を含んでいることが原因。
大切なお金はWiseを使って、徹底的にムダを省きましょう。
ちなみに、僕は毎月Wiseで送金していますが、一度もトラブルはなく、着金も遅くとも3日以内にできているので、めちゃくちゃ助かっています!
Wiseの使い方は、下記の別記事にて詳しく解説しているので、併せてご覧ください。
Wise(旧TrasnsferWise)の使い方【海外在住ヘビーユーザーが解説】
「海外に送金を考えている。Wise(旧TrasnsferWise)っていうサービスがいいらしいけど、どうやって使うのか詳しく知りたいな。」そんな疑問を持つ方向けの記事です。海外在住6年目のヘビーユーザーの僕が、画像を大量に使ってアカウントの開設から、送金までの6ステップを丁寧に解説してきます。
Firstradeで米国株投資の手数料ゼロ!
さぁ、これであなたもドル建てで米国株投資を始める体制が整いました。
最後に、肝心の証券口座を開きましょう。
今のところ、海外在住者でも米国株のトレードをできる証券会社は、以下の2社が定番です。
両者の違いはズバリ取引手数料です。
①のInteractive Brokers証券はだいぶ手数料を下げたものの、売りの際に0.0000221ドル+0.000119ドル×株数がかかってきます。
一方、②のFirstrade証券は、個別株、ETFは売買手数料がゼロ。
そして、ユニオンバンクからFirstradeへの入金をACH送金にすれば、多少資金反映に時間はかかるものの、完全に手数料無料で株式取引をスタートすることができます。
Firstrade口座への入金方法【ACH送金の登録方法を解説】
「Firstradeの証券口座が開設できた。早速取引を始めたいけど、小難しい英語だらけで、入金方法がよく分からない。」そんな悩みを持つ方向けの記事です。Firstradeでの入金方法は3種類ありますが、結論、手数料無料で送金できるACH送金がオススメ。実際の登録画面の画像を使ってステップごとに丁寧に解説していきます。
また、手数料以外にも、アメリカの証券口座を利用するメリットは、取り扱い銘柄の差にもあります。
以下の動画を見ると、日本の証券口座とアメリカの証券口座で買える銘柄数の違いがよく分かります。
代表的な例として、最近日本の個人投資家の中でも話題になっている、ARK社のETFは日本の金融庁への届出がされていないため、購入不可となっていたりします。
【米国株投資】ARK社のETFとは?【破壊的イノベーション】
「最近ARKという会社のETFがすごいパフォーマンスを出してるらしい。ただ、英語の情報ばかりで、日本では買うのも難しそう。もっと詳しい情報が知りたいな。」そんな方向けの記事です。僕も最近長期目線で、少しずつARK社のETFを買い増ししています。リサーチがてらに記事をまとめてみました。ARK社のETFが欲しい方必見です!
Firstradeのようなアメリカの証券口座を持っていれば、基本的になんでも制限なく買うことができます。
投資の幅を広げるという観点からも、海外口座の開設しておいて損ではないですね。
ということで、海外在住者でも安全に、かつ手数料を安く抑えてできる「米国株投資の三種の神器」を紹介していきました。
この方法でかかった手数料まとめ
② Wiseでアカウント開設後、日本円→米ドル送金(手数料:最大3,216円)
③ Firstradeで口座開設(口座開設費・維持費:0円)
④ ユニオンバンクからFirstradeへACH送金(送金手数料:0円)
⑤ Firstradeで個別株・ETFの売買開始(売買手数料:0円)
圧倒的コスパの良さで、ほぼまるっと投資元本にできますね。
海外でも安心して暮らせるよう、ムダを徹底的に省き、効率的に資産運用していきましょう!
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